恨(コン)とは、うらむという意味の字である。
朝鮮・韓国の感情についての言葉、ハンについては、恨(ハン)の記事を参照。
漢字として
- 意味
- うらむ、にくむ、悔やむ、(很と通じて)違える、という意味がある。
- 〔説文解字〕の本字は𢙃で〔説文・巻十〕には「怨むなり」とある。
- 字形
- 形声。声符は艮。艮に、うまく行かない、もとる、という意味がある。
- 音訓
- 音読みはコン(漢音)、ゴン(呉音)、訓読みは、うらむ、うらめしい、もとる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 恨恨・恨事・恨毒・恨命
異体字
- 𢙃は、〔説文〕の本字。
- 𢚉は、〔正字通〕が本字とする字。
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