悠久幻想曲はスターライトマリー制作・メディアワークス発売のシミュレーションゲーム。また、その続編等を含むシリーズ作品の総称でもある。
キャラゲー色の強い作品であるが、発売に携わった当時のメディアワークスが自社の雑誌である「電撃PlayStation」「電撃SEGA SATURN」などで大きく取り上げたことも手伝い、男性・女性を問わず広く支持を集めた。ゲーム以外にも小説や漫画などの書籍や、ドラマCDやキャラクターソングなどデジタルメディアへの展開もされている。
略称は「悠久」「UQ」等(ちなみにセガサターンのメモリデータファイル名の接頭辞がUQであったことから、UQは公式の略称となっているようである)。
概要
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ストーリー
剣と魔法・モンスターが存在する世界で、50年前の戦禍から復興した街・エンフィールドが物語の舞台。
世界各地を放浪したすえに街外れで行き倒れていた主人公は、盲目の未亡人アリサ・アスティア(とそのペット?のテディ)に助けられる。主人公はその恩を返そうと彼女の経営する何でも屋「ジョートショップ」に住み込みで働くことに。経営はおもわしくないものの友人も増え、充実した日々を送っていた。
そんなある日、身に覚えのない罪で主人公が逮捕・投獄されるところから物語は始まる…
システム
主人公の友人である10人のメインキャラクター(男性3人、女性7人)から任意の3人を一緒に仕事をする仲間として選び、主人公を含めた4人で何でも屋として1週間単位で街の住人たちの依頼をこなしていき、1年間で街の住人たちからの信頼度を一定値以上にするのが目標となる。
一週間は「平日」と「休日」に分かれ、この2つを繰り返していくことでゲームが進行する。さらに特定の条件を満たすと「イベント」が発生することがある。
- 平日は街の住人から依頼された仕事をこなす。成功すれば報酬がもらえるほか、街の人からの信頼度や仕事を担当したキャラクターの技能(スキル)が上がる。また複数人で仕事をこなした場合は、一緒に仕事をした仲間同士の信頼度がアップする。
しかし仕事は失敗することもあり、その場合は街の人からの信用を失ってしまうほか、複数人で仕事をした場合は仲間同士の信頼度が下がってしまうことがある。仕事にはそれぞれ必要とされるスキルがあるので、仕事に合ったスキルを持つキャラクターを選ぶことが仕事を成功させるためのひとつの重要な要素となる。 - 休日にできることは(1)仕事で消耗した体力を回復する、(2)仲間のところへ遊びに行き絆を深める、(3)闘技場へ行って腕試しをする、(4)お金を消費してスキルを鍛錬する、など。各休日ごとに昼と夕方の2回行動することが可能。
- イベントは(1)発生日が訪れたとき、(2)特定の月の休日に仲間のところへ遊びに行ったとき、(3)主人公と特定の仲間が特定の仕事を請けているとき、のいずれかの条件を満たすと発生する。ただし(1)の場合は、発生日以外にも仲間との信頼度や他のイベントの成否状況が条件に絡む場合もある。各イベントは選択肢を選んでいくことで「成功」「失敗」のどちらかの結果になる。
- イベントの特殊なパターンとして「すごろくイベント」というものがある。これはすごろくのマスを進んでいき、ライバルよりも早くゴールに到達すれば勝利というルール。すごろくでの勝敗がイベントの成否に直結する場合が多いが、なかには例外もある。
これらをこなしていき、最終的に街の住人から一定以上の信頼度が得られれば一応はハッピーエンドという形になる。これに加えて別の条件を同時に満たすと、3人の仲間のうちいずれか一人との特別なエンディングが待っている。
なお(男性さえも口説ける)恋愛要素もあるが、悠久幻想曲のメインテーマは”友情”である よね?
悠久幻想曲シリーズ
悠久幻想曲は後に続編・ファンディスクなどが登場している。以下でそれらを紹介する。
悠久幻想曲2nd Album
悠久幻想曲の直接の続編。舞台は前作に引き続きエンフィールドで、前作よりも後の時間設定になっている。システム周りは細かな違いはあるにせよ前作とほぼ同じ。1998年2月26日にSS版が、同年3月26日にPS版が発売された。
略称は「悠久2」「UQ2」など。
前作では無罪を勝ち取るというメインストーリーが大きな比重を占めていたが、今作では各キャラクターとの関係が重視されており主人公の第三部隊および自警団全体に関わる物語は導入部以降はあまり表に出てこない。自警団の秘密については実はかなり大きな謎が潜んでいるのだがそれを明らかにするにはかなり面倒な攻略手順を必要とする。が、普通にプレイしているとまず真相には辿り着けず、しかも攻略本には間違ったというか非常に的外れな事しか書いていない。自社作品なのにどうにかならなかったのか電撃。
ストーリー
街の苦情処理を担当する第三部隊は人望の厚いノイマン隊長の指揮の下懸命に働き、街の人々から信頼されていた。
そんなあるとき、ノイマン隊長が亡くなってしまう。隊長を失ったことで士気を失う隊員たち。しかも自警団の予算削減が決まり、苦情処理の仕事が有料化されてしまったため、第三部隊への依頼は激減してしまう。さらに追い討ちをかけるように、苦情処理を無料で引き受けるライバル組織「公安維持局」が設立。相次ぐ逆境に意欲を失った隊員は次第に第三部隊を離れ、残ったのは主人公ひとりだけとなってしまった。
第三部隊を解散させたくない主人公は、自警団長に部隊存続の直訴を行う。それに対し、団長は「一年間暫定的に活動し、その間の街の人々の反応を見て存続か解散かを検討する」と提案。主人公はこれを受け入れる。
しかし、第三部隊は今や主人公ひとりしかいないので、このままでは苦情処理を受けることができない。そのため、気心の知れた仲間に第三部隊の隊員となってもらい、一緒に働くことにしたのだった。
悠久の小箱
悠久2に先駆け、1997年12月11日にSS専用ソフトとして限定発売されたファンディスク。悠久2で使用されたムービーやイラストなどが先行公開されている。悠久幻想曲にまつわるクイズも収録。
悠久幻想曲ensemble
悠久幻想曲1・2の外伝的な作品。1998年12月10日にPS版・SS版が同時に発売された。
略称は「悠久e」「UQe」など。
本編では収録されなかったアナザーストーリーや、悠久1では敵役だったハメットの外伝エピソードなどを楽しめる。また、闘技場でお金を稼ぎ、稼いだお金で公式イラストをはじめとしたさまざまなおまけ要素の購入ができる。
悠久幻想曲ensemble2
悠久幻想曲ensembleと同じく外伝的作品。1999年3月4日にPS版・SS版が同時に発売された。
略称は「悠久e2」「UQe2」など。
前作と同様、本編未収録のアナザーストーリーや、街の医師トーヤにまつわる外伝エピソードなどを楽しめる。
今作で特徴的なのは、丸くて黄色いキャラクター(通称「丸いヤツ」)を育成するモード。ここで育成したキャラクターは闘技場へのエントリーもできるので、うまく利用すればおまけ要素の購入が楽になる。なお、育て方次第ではとんでもないものに変身する可能性も…
悠久幻想曲3 Perpetual Blue
物語の舞台は前作までのエンフィールドからシープクレストへ。システムも大きく異なる。
また、この作品はSS版の代わりにDC版が発売された。発売日はPS版・DC版共に1999年12月22日。DC版は高画質で追加音声が収録されている。
略称は「悠久3」「UQ3」「PB」など。
メインストーリーのトゥルーエンドおよびキャラ別エンディングを見るためにはメンバー全員と頻繁に会話をする必要があるため、目当てのキャラとだけ会話を繰り返した結果バッド(?)エンドを迎えた人多数。前作までによく見られた一般市民のキャラグラフィックの使い回しがほぼ無くなり、登場人物や舞台背景の設定が細かく、イベント量もかなり増えた。従来作にあったイベント終了時の成功/失敗判定を示すジングルが鳴らないため必須のイベントを失敗している事に気付かず数十時間のプレイが無駄になったという例も多い。
バトルの難易度が非常に高く、まともに育成していないとラスボスで詰む事も。因みにラスボスを含め戦闘は基本的に敗北してもストーリーは進むがそのイベントは失敗判定となる。味方への訓練指示をこまめに出していない場合、戦闘は真面目に訓練していたルシードの頑張り物語と化す。まぁその場合大抵(特に序盤)は敵の全体攻撃でルシード以外のパーティが全滅→ルシードフルボッコの流れになるのだが。一応その救済の為なのか「敵の最大HP(現HPではない)の1割分のダメージを与える」という魔法が存在するが、例によって攻略本にはその事が書いてない。前述の攻略の為に必須のメンバーとの会話も具体的にどの程度会話すればいいのかという事は書かれていない。そもそも攻略本に書かれているのは「メンバー全員と長期間良好な関係を維持する(要約)」という事だけなので会話すればいいというのもプレイヤー達の経験則でしかない。
ストーリー
主人公ルシード・アトレーは、保安学校を優秀な成績で卒業し、湾岸都市シープクレストの保安局へ入局する。
保安局の精鋭が集まる花形部署「第一捜査室」への配属を志望するルシードであったが、適性検査の結果魔法適性が発見されたため、魔法関連の事件を取り扱う「第四捜査室」(通称「ブルーフェザー」)への配属となり、不本意ながら新リーダーとして抜擢されてしまう。
魔法文明が絶えつつある現在、担当する事件はほとんどなく、局内一さびれた部署となっていた第四捜査室。配属に不満なルシードは着任早々に転属願いを出したものの、とりあえず「ブルーフェザー」の新リーダーとして活動することにしたのだった。
悠久組曲 All Star Project
シリーズ最終作。これまでのキャラが一堂に会すパラレルワールドな学園モノ。2000年8月24日にPS用ソフトとして発売された。
登場キャラクター
主人公
- 主人公(悠久幻想曲)
街外れで行き倒れになっていたところをアリサに助けられ、その恩を返すため彼女の経営する「ジョートショップ」で働く。ギャグセンスが壊滅的であったり、時に突拍子もない行動を起こしたりと突っ込みどころは多いが、仲間想いの主人公である。悠久2では街の外へ旅に出たらしく、本編には登場しない。固定名がないため、しばしば「主人公(1)」などと呼ばれる。一部のCGで姿が登場するときも目だけは隠れていることが多い(ただし、あるキャラクターのイベントCGでは…)。 - 主人公(悠久幻想曲2nd Album)
自警団第三部隊に所属する一隊員であったが、隊長が亡くなり、他の隊員も別部隊へ移籍したため暫定的に隊長に繰り上がった。固定名がないため、しばしば「主人公(2)」などと呼ばれる。主人公(1)と異なり、CGで姿が登場するとき目が隠れていないことが多い。主人公(1)と比べて非常に落ち着いた性格になっている。使用する武器は日本刀。 - ルシード・アトレー
悠久3に登場する、シリーズ初の固定名と全身画を持つ主人公。メインキャラ達の所属するシープクレスト保安局第四捜査室「ブルーフェザー」の新任リーダー。ゲーム本編中はボイス無しだがドラマCDでは石田彰氏が担当しており、後の組曲でも続投している。
真面目に訓練させていれば能力値はたやすくカンストする。休憩場所によってHP,MPの回復割合が違うことを利用し、計画的な育成を心がけよう。
メインキャラクター
悠久幻想曲
- アレフ・コールソン (CV:子安武人)
イケメンナンパ師。モテるためなら地道な努力も惜しまない。女性の声を聞くだけで相手の容姿を推測出来たりする。帽子がトレードマークだが、かぶりすぎでハゲになるのを心配してか悠久2では脱いでいる。 - クリストファー・クロス (CV:南央美)
3人の姉にオモチャ扱いされて育ったため女性アレルギーになってしまった、いわゆる草食系ショタ。メガネをかけている。通称「クリス」。 - ピート・ロス (CV:大谷育江)
サーカス小屋に住んでいる少年。見た目に反して身体がとにかく頑丈、そして怪力。普通の活発な少年のようだが実は…? - エル・ルイス (CV:折笠愛)
エルフ族だが魔法が不得意。そのことにコンプレックスを感じているためか、他人に対して無愛想。魔法好きのマリアとは犬猿の仲。 - シェリル・クリスティア (CV:桑島法子)
三つ編みにメガネのいわゆる「文系少女」。基本内向的だが本の話になると性格が変わる。 - シーラ・シェフィールド (CV:氷上恭子)
ピアノの英才教育を受けている、おとなしい性格の箱入りお嬢様。他のキャラクターと違い、ストーリーの関係上悠久2では立ち絵が用意されていない。 - パティ・ソール (CV:長沢美樹)
宿屋兼食堂「さくら亭」の看板娘。見た目同様性格もボーイッシュで、少々勝ち気なところがある。さくら亭で暴れるものに対しては容赦がない。 - マリア・ショート (CV:丹下桜)
名家のお嬢様だが、シーラとは正反対の賑やか系でわがまま。魔法至上主義者で、何でもかんでも魔法で解決しようとするが、腕の方はイマイチで失敗することのほうが多く、日頃から問題を起こしているトラブルメーカー。お座りポーズに撃沈させられた者は数知れず。☆。 - メロディ・シンクレア (CV:西原久美子)
名前以外の記憶を全て喪失している少女。猫耳尻尾に猫っぽい言動、レオタードっぽい衣装(悠久2ではメイド服になった)、そして密かに1のヒロインの中では最も大きい胸(バスト87cm)など、いろいろ狙いすぎなキャラクター。だがそれがいい。 - リサ・メッカーノ (CV:高山みなみ)
食べ物の誘惑に弱く、特にピザに目がない。実戦仕込みの格闘術とナイフ技を駆使する、確かな実力を持つ女戦士だが、彼女が戦士になった理由とは…?
悠久幻想曲 2nd Album
- アルベルト・コーレイン (CV:置鮎龍太郎)
元自警団第一部隊所属の熱血漢。前作では主人公(1)のライバルだったが、特定の条件を満たすと彼とのエンディングを見ることができた(もちろん本作でもエンディングが用意されている)。化粧好きという変わった一面も。 - リオ・バクスター (CV:久川綾)
草食系ショタその2。資産家の御曹司で、人見知りが激しい。普段は部屋にこもって本を読んでいる。 - ルー・シモンズ (CV:松本保典)
協調性なしで行動が気まぐれ…とだけ言えば駄目な奴のようだが、何事も軽くこなしてしまうので不思議と許されるキャラ。要は※。 - イヴ・ギャラガー (CV:天野由梨 / 川村万梨阿(組曲のみ))
図書館でアルバイトをしている、クールな女性。完璧主義者で無駄や秩序の乱れを嫌う。悠久1でもサブキャラクターとして登場している。 - ヴァネッサ・ウォーレン (CV:鶴ひろみ)
自警団のライバル組織である公安維持局の職員だが現在は休職中。ベテランのように見えるが実戦経験に乏しい。 - セリーヌ・ホワイトスノウ (CV:宮村優子)
教会の孤児院で子供たちの世話をしている女性。おっとりした性格で話は常にスローテンポ。超がつくほどの方向音痴。「世の中に悪い人はいない」と信じているが、そのためによく人に騙される。目が常に線。 - ディアーナ・レイニー (CV:浅田葉子)
医師を志す少女。街の医師トーヤの元に一方的に押しかけ、勝手に弟子を名乗っている。ドジっ娘だが明るく前向き。血を見ると気絶する。 - トリーシャ・フォスター (CV:飯塚雅弓)
悠久1でもサブキャラクターとして登場。流行に敏感で、明るく人見知りをしない性格。普段の振る舞いからは感じられないが、幼いころに母を亡くしており、父のリカルドだけが唯一家族といえる存在である。家事を一人でこなすしっかり者の一面もあるが、父が父だけに彼女を嫁にするのはある意味大変である。ボクっ娘。「トリーシャチョーップ!」 - 橘由羅 (CV:佐久間レイ)
メロディと同居している、ライシアン(キツネ耳と尻尾が特徴の種族)の女性。美少年好きで、クリスやリオを狙っているらしい。うわばみ。悠久1でもサブキャラクターとして登場。 - ローラ・ニューフィールド (CV:金丸日向子)
燃えるような恋に憧れる少女。主人公のことを「お兄ちゃん」と呼び慕う。悠久1ではとある事情から実体のない存在として登場していたが、無事に体を取り戻した結果本作では普通の人間として生活している。マリア同様、お座りポーズで撃沈させられたお兄ちゃんは数知れず(しかもこちらは上着一枚だけのsnegなシチュエーション)。名前の元ネタはユーロビートコンポーザーとして知られる「ローラン・G・ニューフィールド(Laurent G. Newfield)」と思われる。余談だが、他のキャラクターの名前にも元ネタがユーロビート絡みと思われるものがある(アルベルトとかルーとかシーラとかメロディとか…)。
悠久幻想曲3 Perpetual Blue
- ビセット・マーシュ (CV:矢島晶子)
ハイテンションな切り込み隊長。今作のショタ担当。武器は自分の拳。リーゼやフローネなど落ち着いた年上の女性に好意を持つ描写が多い。
育成においては敏捷度の限界が低く、筋力や耐久力が高い。器用度は標準程度の典型的な戦士タイプなので、壁役、直接攻撃役としての運用が主となるだろう。ダッシュはこまめに指示すべき。 - ルーティ・ワイエス (CV:増田ゆき)
小柄でノリのいいボーイッシュな少女。戦闘では巨大なハンマーをぶんまわす。よく男の子に間違われる事を不満に思っている。丈の長いシャツを着ているため、下半身に何をはいているのか不明。恐らくショートパンツであろうが、はいてない可能性も。
育成においては敏捷度の限界が非常に高く、放っておいても敏捷度、器用度の上がる訓練を行ってくれるために行動の回ってくる回数が多い。フローネが一度行動する間に三回動く事すらザラである。その反面、筋力が低いため、回復・補助要員としての運用が主となるか。ある程度筋力を鍛えれば、やる事がない時に相手を殴ってダメージを稼いでもくれる。通常プレイにおいてパーティーの要となる人材であるため、大切に育てよう。
- バーシア・デュセル (CV:池澤春菜)
グラマラスな身体をきわどい衣装で包んだオトナの女。ただし内面はガサツでだらしなく、筋金入りのチェーンスモーカーにして大酒呑み、かつ極度の低血圧により午前中はほぼ寝て過ごす単なるオッサンである。
戦闘で使用する武器は槍。殆どの能力限界がルシードを上回るため、育成によってはハイスペックな万能キャラクターとなる可能性を秘めているのだが、サボり癖があるために鍛え上げるには相応の手間を要する。放っておいてもそれなりの能力値にはなるものの、平々凡々としていて頼りきれない。序盤から一緒に訓練しようと付き纏い、サボり癖を矯正するべき。ダッシュ(ry - フローネ・トリーティア (CV:堀江由衣)
動物と話す事が出来る能力を持つ。内向的である事を除けばメンバー中数少ない常識人……と思いきや非常にマニアックなホラー作品を熱狂的に愛好するという一面がある。戦闘中は魔法用と思われる杖を使用し打撃もこれで行う。
戦闘メンバーの中では唯一自主的に訓練を行ってくれるいい娘だが逆にそれが災いし、いざ戦闘に入ると疲れて既に体力が尽きており何も行動しない内に敵の全体攻撃に倒れるといった事が多々ある。また、肉体的な訓練よりも魔法的な訓練を重視する傾向があり、上がらない敏捷度のお陰で回復して欲しい時に順番が回らない、攻撃魔法のチャージに時間がかかりすぎると言う弊害が発生する事もあり、真面目なのに戦力としては最も当てにならないと言う困った一面が存在したりする。結果、敏捷度が下がれば下がるほどコストパフォーマンスの良くなる結界魔法要員としての運用が一番安定する。 - ゼファー・ボルティ (CV:三木眞一郎)
ルシードの前任のリーダー。ルシードとは同郷の旧知の人物でもある。怪我により前線は退いたものの参謀役として冷静沈着にメンバーを支える。趣味が盆栽であったりと普段の行動はかなりジジむさい。というか登場キャラ随一の変人。そばアレルギー。23歳。 - ティセ・ディアレック (CV:麻績村まゆ子)
ボロボロになって行き倒れていた所をルシードに拾われたヘザーと呼ばれる種族の少女。以前の記憶が曖昧でありルシードに懐いてしまった事もありブルーフェザー事務所の住み込みお手伝いとなる。ヘザーはS級危険種族らしいが…? 非常におっとりとした喋り方で彼女とメロディの会話は聞いていると脳味噌がとろける事うけあいである。 - メルフィ・ナーヴ (CV:笠原弘子)
生真面目かつ几帳面なオペレーター。ブルーフェザーの事務仕事を一手に引き受ける有能なキャリアウーマン。唯一の常識人だが逆にその所為で浮いてしまう事もしばしば。ゴミ捨てなどの当番をサボろうものならたとえ替わりに誰かがやっていたとしても厳しく注意する脅威のチェック能力の持ち主。 - 更紗 (CV:白鳥由里)
由羅と同様のライシアンの少女。ただしこちらはロリ担当。本編開始後にルシード達が関わった事件の中で出会いその後行き場を失った際ルシード達の知り合いの酒場「ミッシュベーゼン」の女将に引き取られウェイトレスとして働き始める。臆病で恥ずかしがり屋。 - シェール・アーキス (CV:小西寛子)
ケーキ店「クーロンヌ」でアルバイトする学生。姉のリーゼとは対照的な性格で、姉妹仲はいいものの優秀すぎる姉にコンプレックスを持つ。多分登場キャラ中一番普通の一般人。 - リーゼ・アーキス (CV:三石琴乃)
シェールの姉で「クーロンヌ」でパティシエを務めるいわゆるあらあら系お姉さん。なおアーキス姉妹は意識的に会うように心がけないとゲーム中に殆ど登場しないため攻略できる事を知らなかった人も多いと思われる。
サブキャラクター
エンフィールドサイド
- ハメット・ヴァロリー (CV:関智一)
埴輪のような面をつけた謎の男で、悠久1では度々主人公たちの邪魔をしていた。ある人物の出生に関わっているようだが…? - トーヤ・クラウド (CV:小杉十郎太)
天才医師という自称に違わぬ、確かな医療技術の持ち主。彼が魔法医療を使おうとしない理由とは…? - アリサ・アスティア (CV:井上喜久子)
エンフィールドの何でも屋「ジョートショップ」の女主人。盲目の未亡人。主人公(1)を助けるなど何かと献身的で、あまり商売向きな性格ではないのだが、その人柄から街の人々には大変慕われている。サブキャラクター扱いだが悠久1では特定の条件を満たすと彼女とのエンディングを見ることができる。 - テディ (CV:かないみか)
アリサの夫が生前拾って来たふさふさ尻尾の魔法生物。アリサの生活をあらゆる面からサポートする…犬?「イヌじゃないっス!」 - リカルド・フォスター (CV:大塚明夫)
自警団第一部隊の隊長。「一撃の男」と称されるだけあって、悠久ensemble2ではチートレベルの圧倒的戦力を見せてくれる。娘であるトリーシャに何か隠し事をしているようだが…?ちなみに悠久1では特定の条件を満たすと彼とのエンディングを見ることができる。 - クレア・コーレイン (CV:岩男潤子)
アルベルトの妹。真面目な優等生タイプで、アルベルトの化粧趣味を良く思っていない。悠久2では特定の条件を満たすと彼女とのエンディングを見ることができる。 - ヘキサ (CV:西村ちなみ)
悠久2で、主人公をサポートさせるためにリカルドが1年間の期限付きで召喚した使い魔。口が悪くてイタズラ好きなトラブルメーカー。特定の条件を満たすと彼とのエンディングを見ることができる。 - マーシャル (CV:千葉繁)
エルが働くマーシャル武器店の店長。闘技場の常連でもあるのだが、ネタとしか思えない弱さを誇る。というかエガちゃんなにやってんすか - クランク (CV:ひのもとはじめ)
斧を持った筋骨隆々な男。闘技場の常連で、アッシュとタッグを組むこともある。関西弁。 - アッシュ (CV:飛鳥紅一)
喋り方がなにかと怪しい闘技場の常連。悠久1では結構なイケメンだったのだが、悠久2ではなぜか別人のような老け顔になってしまった。それが不評を買ったからなのかは不明だが、悠久ensembleでは悠久1と同じ姿に戻っている。
シープクレストサイド
- ヴァレス
殺人や強盗などの凶悪犯罪を担当する第一捜査室の室長。冷静沈着でやり手。部下に、ローワン、ミラ、レスターがいる。 - ビノシュ
窃盗や傷害事件などを担当する第二捜査室の室長。女性だがクールで有能。ルシードの事を「アトレー室長」と呼ぶ。 - バクストン
薬物や詐欺、悪質商法などを担当する第三捜査室の室長。犯人にも温情をもって接する。 - ジラ
「ミッシュベーゼン」を切り盛りする女将。
その他
- 丸いヤツ
この記事の見出しにいるヤツ。悠久2の公式ちびキャラ絵におまけのような形でこっそり登場した。その後、悠久ensembleでは闘技場に出現し、更に悠久ensemble2では丸いヤツを育成するモードまで出来てしまい、ついに悠久シリーズのマスコットとしての地位を確立した。ちなみに超丸いヤツというのも存在するが、ぶっちゃけ丸さはあまり変わらない。というか丸さはどうでもいい。
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関連項目
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外部リンク
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