悪魔のZとは、漫画「湾岸ミッドナイト」に登場するS30型フェアレディZの愛称である。
概要
悪魔のZは主人公の朝倉アキオが偶然解体所で見つけた。
ボディカラーはミッドナイトブルー。ナンバー「横浜33 て 53-681」。
アキオはそれを修復し乗り始めるが、大事故を起こし炎上する。しかし再び修復が施され、更にいっそう改造が施されたうえで走り続け、多くの者が悪魔のZに魅了され、挑み、そして首都高を去っていった。
エンジンはL28改3.1リッター仕様+ツインターボ過給により600馬力、トルクは80kg、最高速度は330km/hというモンスターマシンである。
物語の序盤では選ばれた者しか乗れなかったが、物語が進むにつれてレイナや城島、リカコといった面々が乗っており、ライバルの島達也も1回だけ搭乗したことがある。
多くの人間が事故を起こした事から悪魔と呼ばれ続けていたが、「悪魔とは天界から追放された天使で、反逆者。チューニングという反逆的な行為を現して、あるいは当時誰も成し得なかったその圧倒的なパワーを差して、『悪魔』と呼ばれたのではないか」と、独特の解釈をする者もいた(ちなみに最終話のタイトル「明けの明星」は反逆の天使ルシファーを指す単語でもある)。
パロディ
首都高バトルシリーズ
首都高を舞台としたレースゲーム。01を除きシリーズ通しての???という通り名でラスボスとして登場。圧倒的加速力・旋回力で多くのプレイヤーに大量の黒星をつけた。因みに開発元の元気は湾岸ミッドナイトRを手がけ、湾岸ミッドナイトマキシマムチューンにも関わっている。
峠MAX
初代において明らかに悪魔のZにしか見えないS30型フェアレディZが登場する。舞台は峠であるが。
コードR
セガサターンで発売されたクインテット製作のレースゲーム。主人公が解体屋でS30を手に入れたというくだりがまんま。しかし舞台は峠である。
高速機動隊
PS2で発売されたジャレコ発売のクソゲーカーアクション。ヤク中の若者が乗り回しているため法律(物理)で裁くこととなる。スピードという麻薬がないと生きてゆけないこの錯覚、本当はやめた方が全然生きてゆけるのに・・・。
レーシングラグーン
悪魔のZではない・・・DIABLO ZETAなのさ・・・。それにMachineもDriverも狂おしく・・・まるで身をよじるように走りやがる・・・冗談じゃねえ・・・。
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関連項目
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