情けない奴とは広義には情けないと思う対象に向ける侮蔑の言葉、
狭義にはある種の性癖を持つ男性を形容する言葉である。
本項では後者について説明する。
概要
発端は逆襲のシャアにおいてアムロ・レイがシャア・アズナブルに向けて発した言葉である。
シャアはMS戦中アムロに向かって、そもそも自分が戦場に引き込んだうえ自分をかばって戦死したことを棚に上げながら、ララァが死んだときの苦しみを思い出せとなじる。
それに対するアムロの返答が「情けない奴」であった。
とはいえこの時点では数年前のことに未だにこだわる、相手がララァの死をどうとらえているか?まで考えが及ばないシャアは確かに情けないが特筆する様なやり取りとは言えなかった。
が、最後の最後サイコフレームの共振を目の当たりにした二人の会話は人の持つ温かさからクェスの扱いへと脱線していき
シャア「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!そのララァを殺したお前に言えたことか!」
アムロ「お母さん?ララァが?うわっ!」
よりにもよってこれが二人の最期のセリフとなった、ちなみに偶に勘違いしてる人もいるがアムロの最後の「うわっ」はサイコフレームの光でコクピットが覆われたことに対するリアクションである。決して、シャアの台詞にドン引きしたからではない。
この、ファーストガンダムから続くストーリーの締めであり生前のシャア・アズナブルの今際の言葉でもある、対峙していたアムロの最期の言葉すら引きずり込んだ、情けなさの極みと呼べるセリフのせいでガンダム界隈で情けない奴といえばシャアの代名詞となってしまった。
のみならずここ数年のネット界隈では、シャアと同種あるいは類似しているある種の性癖を持つ人間に対してもこの単語は使われるようになっていった。
その性癖の内容は関連項目とか検索して引っかかる動画や静画で察してもらえると幸いである。
関連動画
関連項目
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