愛の輪郭単語

EDの映像込みで聞いたときのインパクトというか、なまなましさが強すぎて、なかなか曲単体での評価ができない
濃密すぎてテレビの画面がネトつきそうなエロ写真なんだもん
アラーキーすげえわ

親失格の連中ばっかりのアニメで、

子どもたちの心の灯火になって欲しいと…

と、「親をやれ！」とストレートに叩きつけて終わる構成に痺れる。

ハゲは小説家としては糞だが
作詞家としては図抜けてると思う、特に月の繭とこの曲

>>13
いや、ここで言うことでもないかもしれないが
監督の作詞ちからが最大に発揮されているのはザブングルあたりだと思う。
この曲や月の繭もじゅうぶん凄いんだが。

>>12
亀だけど
親をやれ、て当てつけてるよりかは
親が自分達にしてくれなかった/やれなかった事を、せめてこれから産まれくる子にはして上げたい、てなもうちっとひたむきで切ない感じだと思うわ
過ちに縛られるよりも、それを繰り返させない為のやり方を模索し続ける
てな禿イズム

伴奏がどことなく不穏なのが惹き付けられる
でも「父とその母」ってドユコト？

オルファンは女性なんだなーって感じた
愛を求めて宇宙をさまよう超越存在が滑らかなシーツの海を泳ぐようなイメージ

全体は子守唄、ララバイでできてる。気持ちよくたゆたう、くり返しで作られているのだが、
子育ての実場面で口ずさむには、歌手訓練されていない一般のお母さんが歌える歌ではない。

詩のテーマとしては、愛しあう心は出会って突然、発生するわけではなく、
家族をつくり、守り、また子供を育てるという営みのなかで、時間をかけて育んでいくものだ
これらは、F91頃から90年代の作品群に連続していたメッセージなので、意外な内容ではない

井荻麟作詞は、普段そんなに、あざとい韻を踏まないと思うけど
この歌はかなり、音の反復効果を感じる。それは、子守唄の基本が音の反復になるからなのだけれど、
しっとりというか、べっとりと、悩ましくやさしい歌を歌っているところに、
富野節の強烈な特徴である、意味の連節、「～して」「～すれば」「～になる(のである)」と言うような、
手続き文(プロセジャー文体)をゴリゴリと押し込むのは、やめてください

いろんな映像作品あるけど、これほど「淫靡」って言葉の似あう映像はほどんどないと思う

愛の輪郭