感傷ベクトル（かんしょうべくとる）とは、日本の同人サークル、あるいはバンドの名称である。
概要
漫画と音楽の2つの領域で活動しており、漫画作画や作詞作曲・歌唱は田口囁一が手がけている。
2011年より、オリジナルの楽曲と、楽曲の世界をイメージした短編漫画をWeb上で同時公開するプロジェクトを展開しており、上記のような役割分担で定期的に更新している。基本的に月一回の更新で、公式サイトで配信スケジュールを確認できる。正体不明のバンド「シアロア」を巡る群像劇であり、2012年6月5日までのほぼ一年の間に全10回が連載されていた。
楽曲プロデュースはトルネード竜巻の曽我淳一が担当しており、他にSchool Food Punishmentの山崎英明・比田井修（「ストロボライツ」）、トルネード竜巻の柿澤龍介（「シルク」）が参加している。楽曲はビクターエンタテインメントより着うたやiTunes Storeで配信され、漫画はWeb上で無料で読める。
楽曲の動画が、YouTubeのVictor公式チャンネルよりアップロードされている。 →「ストロボライツ
」「シルク」
2012年8月3日、SPEEDSTAR RECORDSよりアルバム『シアロア』を発売。感傷ベクトルとしては初の、メジャー流通のアルバムをリリースする。CDアルバムとしては、2010年8月に同人CDとしてリリースしたベスト盤『one』以来となる。前述の企画でリリースした全10曲のフルver.を収録したCDに、初回版には同企画のWebマンガの続編「シアロア case 10.5」を収録したコミックスと、『ストロボライツ』のPVを収録したDVDが付属する。
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