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慰霊の日又は沖縄慰霊の日（6月23日）とは、沖縄県の記念日である。
概要
昭和36年（1961年）、米国施政権下沖縄の琉球政府が制定した。当初は6月22日としていたが、昭和40年（1965年）に6月23日と改められた。これを継承する形で、沖縄の本土復帰後の昭和49年（1974年）、沖縄県が改めて下記の「沖縄県『慰霊の日』を定める条例」（昭和49年沖縄県条例第42号）に基づいて制定した。
沖縄県「慰霊の日」を定める条例
第一条 我が県が、第二次世界大戦において多くの尊い生命、財産及び文化的遺産を失つた冷厳な歴史的事実にかんがみ、これを厳粛に受けとめ、戦争による惨禍が再び起こることのないよう、人類普遍の願いである恒久の平和を希求するとともに戦没者の霊を慰めるため、慰霊の日を定める。
同日は、第32軍司令官牛島満大将（当時は中将）をはじめとする司令部が自決した日（沖縄戦が終結した日）であり、毎年、戦没者の御霊に哀悼の誠をささげる式典が執り行われる。
広島原爆の日（8月6日）・長崎原爆の日（8月9日）が「広島慰霊の日」「長崎慰霊の日」と呼ばれることもあり、これらと区別する為「沖縄慰霊の日」の呼称が用いられることがある。
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