成田新幹線とは、成田空港へのアクセスを目的に敷設される予定であった幻の新幹線である。
概要
東京駅と新東京国際空港(成田空港)を結ぶ空港アクセス路線として計画された新幹線路線で、東京駅起点で総延長は64k990m。
途中駅は千葉ニュータウン駅(仮称)のみとされ、千葉ニュータウン駅と成田空港駅の間に成田総合車両基地が建設される予定だった。
東京駅ホームは鍛冶橋通りの地下5層に建設される予定で、現在は同地区の地下4層に京葉線ホームがある。
なおこの場所にホームを建設する予定になったのは、将来新宿駅方面への延伸の際に皇居を避けて新宿へ抜ける事が可能である為である。
※ちなみに、現在の京葉線ホームと東京駅とを結ぶ改札内の地下通路は成田新幹線連絡通路用に確保されていた部分と京葉線用に確保された部分とが混在している。
この路線が成田空港駅へのアクセス路線の本命であったものの、沿線からの反対があった(騒音問題や停車駅がない事など)事から成田へのアクセス路線の計画を変更する事となり、1982年に提出され検討されていた3案の中からB案(東京駅から江戸橋付近まで新線を建設し、都営浅草線・京成押上線・北総鉄道北総線に乗り入れて印旛日本医大駅から成田市土屋まで新線を建設、そこから先は建設されていた路盤を使用して成田空港へ至る)が1984年に採用された。
これを受けて1983年5月を以て工事は凍結となり、国鉄の民営化に伴い成田新幹線計画は正式に失効した。
建設されていた成田新幹線の路盤は1991年から使用されており、2010年からはB案を受け継いだ京成成田空港線(成田スカイアクセス)が営業を開始した。
(※なお、3案の一つであるC案は成田線成田駅から分岐して成田空港に至るルートで、こちらは成田エクスプレスのルートとなっており、B案に先行して開業している事になる)
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