成田豊(なりた ゆたか)とは、株式会社電通の元代表取締役社長で、現最高顧問、および電通グループ会長であった。
概要
1929年、当時日本統治下の京城府(現:大韓民国ソウル特別市)生まれ。しかし両親ともに日本人。
1945年に日本が第二次世界大戦で敗戦後、母の実家である佐賀県に移住した。
1953年に東京大学を卒業後、電通に入社。1993年に代表取締役社長に就任。2002年には代表取締役会長に就任。
2004年には代表取締役を退任し最高顧問ならびに電通グループの会長に就任した当時でも電通グループに大きな権限を持っていた。
中国、韓国への進出
代表取締役に就任すると、日本のみの活動であった電通の海外進出を画策し、中国、韓国へと進出するようになった。
特に日本統治下だった韓国出身だったため、特に韓国に対する熱の入れ方が強く、2000年代以降の韓流ブームの火付け役となった。
2005年に日韓友情年を、2007年には日中文化・スポーツ交流年を企画し、 成田自らが副委員長を務め、賛助団体に広告媒体での力を背景に、新聞、雑誌、テレビの各団体を付けさせた。
それらの活動を含め、中国や韓国に対する批判報道を広告販売などを盾にしてシャットアウトし、賞賛報道を中心に組み込ませていた。
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関連項目
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