成神空(なるかみ そら)とは、P.A.Works、key共同制作のテレビアニメ『神様になった日』の登場人物である。
概要だし
成神陽太の妹。陽太のことは「兄貴」と呼んでいる。語尾が変わっており「◯◯だし」「◯◯し」と付ける癖がある。趣味は自主映画製作で、学校の映研部に所属している。ただし、映研部の部員は空1人らしい。映研部のOGである神宮司ひかりと仲が良く、慕っている。
性格はクールで冷静。兄の陽太と違って普段はローテンションで口数も少ない。だが、映画製作になればハイテンションに豹変し、琴線に触れると「た・か・ま・る・し~」と叫ぶ。陽太からはひなからドン引きされるレベルで溺愛されている。自身はブラコンな素振りはないものの、陽太にねだるときはあざとくお願いをするなど、兄のシスコンぶりをうまく利用している。ひな脚本による映画撮影をしたときは、「うちの兄貴があらゆる手で幼馴染を口説いてみた」という兄の恥を世に晒す動画を作ろうと興奮していた。成神家の末っ子ということもあり、両親からも愛されて育ったようである。
ギャルっぽいビジュアルで、普段のローテンションぶりから一見冷めた人物に見えるが、根は心優しく、義理人情に厚い。先輩である神宮司のラーメン店が経営の危機に直面していることを放っておけず、借金取りに追われているところを一緒に逃げたり、無償で店を手伝うことを志願するなど、彼女なりに先輩の役に立とうと奮闘していた。
夏休みの間は映画製作に打ちこんでいたらしく、世界の夏休みの終わりまであと6日というタイミングで自ら脚本を書いたファンタジーを題材とした映画の撮影に入る。メインキャストには陽太とひなを起用し、天願賀子がスポンサーとして出資している。神宮司をはじめ、陽太の仲間たちや父親までを巻き込み、自らメガホンと持って撮影はスタートする。
ちなみに、ブラコンの兄を持ち、語尾が独特という設定は前作にあたる「Charlotte(シャーロット)」の乙坂歩未と共通している。また、空が脚本を書いた映画は、麻枝准が2006年に発表した楽曲「Karma」のセルフオマージュとなっている。
関連動画だし
関連項目だし
- 1
- 0pt