我輩はゲームであるとは、Vジャンプで連載されているコラムである。
文:えのきどいちろう 挿絵:しりあがり寿
概要
我輩は「我輩はゲームである」の記事を書くのである。このコラムはVジャンプに1994年から15年以上にもわたって(※1)細々と連載され続けてるわけなのだ。肝心の内容はというと、タイトルにゲームと入っているから、そりゃゲームのことについて書かれているのだろう。それは至極当然だ。かと思いきやまったくゲームに関係のない日常の話だったりもする(※2)。こういっちゃなんだが、まったくまとまりのないコラムだと思う。
Vジャンプという子供向けのゲーム・ホビー情報誌に何故か1ページだけ乗っているコラム。挿絵は下の方にしりあがり寿氏の挿絵がポツンとのっているだけ。文章がびっしりでパッと見物凄く堅苦しい。他のカラフルな写真がいっぱい載っるページと比べると明らかに浮いている。まるでここだけ別の空間のようだ。
しかしそれでも、15年以上の長きにわたって多くのファンからの支持を得ており、この1ページと犬マユゲでいこう(※3)のためだけにVジャンプを買っているという人も結構いるそうである。実に有難いことであるな。
さて、この「我輩はゲームである」。連載から14年、長年の沈黙を破ってついに単行本が発売される運びとなった(※4)。なんと、非常にありがたい。知っている人も知らない人も、非常に面白いコラムなので是非手に取ってほしいと我輩は願うのだ(※5)。
※1 実はVジャンプの連載時の中で一番連載期間が長い。まさにVジャンプの生き字引きである。
※2 むしろゲームと全く関係のない話のほうが多かったりもする。それもご愛敬か。
※3 石塚裕子氏によるフリーダムな漫画。このコラムのパロディを単行本に載せたこともある。
※4 より抜きのため、全話は収録されていない。是非ともいつか全部収録してほしいものだ。
※5 ジャンルがやや不明瞭なので本屋では見つけにくいかもしれないな。
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