『戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校』とは、2010年1月21日、セガから発売されたプレイステーションポータブル専用ソフトである。なお、前作の『戦場のヴァルキュリア』はPS3専用ソフトである。
概要
前作の帝国との戦いから二年後、ガリア公国南部において、ダルクス人排斥を唱える「ガリア革命軍」が蜂起。先の戦争で大きく疲弊していたガリア正規軍はこれの鎮圧に失敗。ガリア内戦が勃発する。内乱の鎮圧には前作のように義勇軍の徴兵は行えないことから、正規軍は苦肉の策としてランシール士官学校の生徒を兵士として戦線に投入することを決定した。
とある事情でランシール士官学校に編入した主人公アバン・ハーデンスは、“落ちこぼれ集団”と蔑まれるG組の委員長となり、ゼリ、ゴゼットらクラスメイトたちと共に、学園生活を送りながら時に戦場に身を投じることとなる。
戦闘参加メンバーのうち、メインキャラを除いた15名を自由に入れ替え、自分好みの小隊を作ることができる。途中編入してくるクラスメイトや、パスワードなどで追加されるエクストラキャラクターを含めれば、操作可能な味方キャラクターは60名以上。
登場人物
ランシール王立士官学校
- アバン・ハーデンス (CV: 吉野裕行)
- 本作品の主人公。兄レオンの死の真相を知るために志願入学。成り行きでG組の委員長になる。
- 典型的な熱血単細胞で、実技評価最高・学業最底辺の問題児でもある。兄の言葉がたくさん書き記された手帳が宝物。
- 彼だけ全兵科への適正がある。なんという主人公補正。
- ゼリ (CV: 神谷浩史)
- 突撃兵科。ランシールにスカウトされ入学したダルクス人少年。
- アバンとは反対に知的で冷静だが、ダルクス人差別が関わると熱くなる一面も。武功と名声をもって英雄となり、ダルクス人差別を無くす大望を持つ。
- アバンとは入試試験からいがみあっていたが、次第に深い友情で繋がっていく。
- コゼット・コールハース (CV: 喜多村英梨)
- 本作品のヒロイン。支援兵科。G組のムードメーカ的存在。 慌てんぼうのドジっ娘属性。
- 父親のような医者になるのが夢で、特待制度目当てに志願入学。
- 自室のインテリアがものすごいセンスなのだが、実は…。
- エイリアス (CV: 戸松遥)
- 学校や戦場で姿を見かけるヴァルキュリア人の少女。 無邪気で世間知らず。
- 普段は黒いローブで全身を包んで校内をウロウロしている。
- アバン達と仲良くなり、お花の種を植えたりプールに入ったり…。たまらん。
- ユリアナ・エーベルハルト (CV: 白石涼子)
- エリートを自称するA組の委員長。技工兵科。本作のロケットおっぱい担当。ユリアナさーん!
- 貴族の出で推薦入学、落ちこぼれやダルクス人を見下すなどプライドが高いキャラ。
- ゼリに対して順調にツンデレと化す。
- ユベール・ブリクサム (CV: 置鮎龍太郎)
- G組の担任教官。「青い死神」の異名をとる凄腕の狙撃兵だったが、狙撃兵の命である目を負傷し前線を引く。
- 常に穏やかな笑顔を浮かべているが、G組に度々「あなた達は最低のクラスです」と言い放つ。
- 本作のツンデレ担当の一人。
- クレメンティア・フェルスター (CV: 小山茉美)
- 旧校舎で姿を見かける女性。かつて帝国でヴァルキュリア人の研究をしていた。
- マッドサイエンティストという言葉がこの上なく似合うキャラクター。
- 適当に切った髪とサンダル装備の残念美人だったりする。
ガリア革命軍
- ギルベルト・ガッセナール (CV: 銀河万丈)
- 革命軍総統。ガリアの名門ガッセナール伯爵家当主。
- インパクトは十分だが、後半の息子達がはっちゃけまくるため相対的に地味に見えるというかわいそうな人。
- バルドレン・ガッセナール (CV: 緑川光)
- 革命軍歩兵部隊指揮官。ギルベルトの嫡子。
- ダルクス人を露骨に嫌っており、父親以上に殲滅に勤しんでいる。
- こいつも前作のセルべリア同様、迎撃は機関銃兵、移動は偵察兵、攻撃は爆剣兵というチート兵科持ち。
- 後半のファッションセンスは破顔モノである。
- オドレイ・ガッセナール (CV: 川澄綾子)
- 革命軍機工部隊指揮官。バルドレンの妹。
- ヴァルキュリア人を「神の子」と崇めるユグド教の敬虔な信者。
- MAP兵器搭載の戦車で戦場を焼け野原に変えていくが、上下2名と比べると…。
- ディルク・ガッセナール (CV: 保志総一朗)
- 革命軍特殊部隊指揮官。ガッセナール家末子と言われるが詳細不明。
- 人造ヴァルキュリア部隊を指揮し、本人も専用のヴァルキュリア装甲を常に装着している。
- 恐ろしく寡黙で必要最低限の事しか喋らないぶっちゃけ正体バレバレの謎多き人物。
関連動画
関連チャンネル
関連項目
外部リンク
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