「戦場のヴァルキュリア3」とは、セガより2011年1月27日発売に発売されたPSP用アクティブ・シミュレーションRPGである。
同年11月には追加要素などを含めた廉価版の「戦場のヴァルキュリア3 EXTRA EDITION」が発売された。
概要
戦場のヴァルキュリア、戦場のヴァルキュリア2に続く第三作目。
前作の2から時間は戻り、再び「第二次ヨーロッパ戦争」が戦場となっている。
そのため1に登場したアリシアやセルベリアなどのキャラクター達も再登場するようだ。
噂によれば第七小隊と共同戦線をはる場面もあるらしい。胸が熱くなるな!
なお今回の部隊は義勇軍でも士官学校でもなく懲罰部隊である。
このシリーズにしてはシリアスな展開が期待できそうだ。
システム面では新たにダブルヒロインとのマルチエンディングを実装したことや、
前作で不評の多かった単位・素材システムの廃止、進軍マップの一新など様々な部分が進化している。
登場人物
422部隊(ネームレス)
- №7 クルト・アーヴィング(CV:中村悠一)
- 本作主人公。完璧主義の『非効率的天才』。
ランシール王立士官学校を主席で卒業し将来を嘱望された正規軍士官だったが、
とある事件をきっかけに422部隊、通称「名無しの部隊(ネームレス)」へ左遷されてしまう。
自分が懲罰部隊に左遷された理由も分からないという理不尽な状況の中、彼は恩赦を得て正規軍に
復帰するためネームレスの隊長として銃を取ることになる。
趣味は料理だが前述の通り完璧主義のため、カレーのスパイスの調合に丸一日をかけて
他の隊員から呆れられることもある(腕は確かなのだが・・・)。
コラそこ、そうだね、アルトだねとか言うな。
某自然オタクとはまた違ったベクトルで空気が読めないことも。そして朴念仁ぶりは奴をも超える。大した奴だ・・・
「俺はクルト・アーヴィングだ。必ず名前を取り戻す。・・・必ずだ。」 - №13 リエラ・マルセリス(CV:遠藤綾)
- 本作ヒロインの一人。ヴァルキュリア人の血を引く。な、なんだってー!?
自分の所属する部隊がことごとく全滅するも、彼女一人だけがヴァルキュリアの力で生き残ったため
周囲から「死神」と忌み嫌われネームレスに送られてしまう。
なお彼女がヴァルキュリア人であることにはリエラ自身も周囲の人間も気づいていない。
ちなみに好物は牛乳である。そのロケットおっぱいは毎日牛乳を飲んだからに違いn(教育!
若干アリシアさんとキャラかぶってる気がする。
「あなたを好きになってよかった。」 - №1 イムカ(CV:浅野真澄)
- 本作ヒロインの一人。ダルクス人。
住んでいた村をヴァルキュリア人に全滅させられた過去を持ち、仇を捜して放浪しているときにネームレスに拾われた。戦闘では誰よりも大きな成果を上げるため、エースのNo.1を背負う。かわいい!仏カたんペロペr(教育!
復讐の為に自作した万能武器「ヴァール」(某物理学者の武器ではない)を使い戦う。
実はかなりの偏食で特にキノコは大嫌いらしい。・・・きのこ嫌いと聞いて変な妄想をした人は正直に手を挙げなさい(筆者含む)。レイラ様が直々に教育してくださるそうです。・・・え、ご褒美?そんなバカな・・・
「~ない」が口癖のようだが・・・そんな口調で大丈夫か?ちなみに中村がキュンとくる相手らしい。
「自分はあれに復讐しなければならない。仇を・・・討たなければならない!」 - №6 グスルグ(CV:桐本琢也)
- ネームレスの戦車乗り。ダルクス人。
リーダーシップも社交性も教養もあるネームレスには似付かわないような男だが、
ダルクス人の人権向上のために 活動をしていたため軍上層部に危険視されネームレス送りになった。
隊にとっても兄貴的存在で、クルトが来るまでは隊長候補だった(本人は嫌がっていたらしいが)。
各地で名前を間違えられたり(グルスグさん、ゲルググさん等々)一部ではクズルグとかゲスルグとかも・・・
発売前から存在自体が死亡フラグだの裏切りフラグだの言われるいろいろとかわいそうな人。まあ、実際予想通り裏切るんだけど。 - 余談ではあるがグスルグの中の人はエスコン0のアイツであり、行動も似ていてそれを彷彿させる。
- 「彼女がくれた時間、無駄にはできんな。」
- №23 レイラ・ピエローニ(CV:庄司宇芽香)
- 戦ヴァル3の陣中日誌担当その一。1の登場人物ホーマー・ピエローニの姉でもある。
一言で言えばドSである。ホーマーがドMになったのは彼女の影響が大きいようだ。
ネームレスにおいてはいわゆる鬼軍曹としての役割も兼ねて嬢王様をやっているようだ。
ゲーム中でも我々を教育してくださるだろう・・・ありがとうございます!
ちなみに中の人はドMの弟と一緒の人である。声優ってすごいね。
「気づいたのよ。世のダメ男を教育する、それが私の使命だと!」 - №11 アルフォンス・オークレール(CV:松本考平)
- 戦ヴァル3の陣中日誌担当その二。元私立探偵のハードボイルドガイ。
無駄にいい声をしたデヴ。某鋼の錬金術師の弟ではない。
非常にキャラが立っており、かつ偵察兵ユニットとしても非常に優秀なため妙に人気がある。
情報収集が趣味で、偵察した情報から戦局を解析するなど部隊にとってもけっこう重要なポジションにいたりする。自称「ガリアの隼」だが、「ガリアの速豚」だの「マスコット動物」だとか言われている。おいしいヤツめ・・・。
「おれはずっと青臭いデブのまんまさ。」
敵部隊 『カラミティ・レーヴェン』(災厄の鴉)
- ダハウ(CV:山寺宏一)
- 帝国のダルクス人部隊カラミティ・レーヴェンの指揮官。
ダルクス人を独立させるという野望を抱いており歴史の陰で暗躍する。彼とは幾度と無く戦うことになるだろう。
「太古の昔に百の都市と百万の人畜を焼き払ったというダルクスの災厄を私が再現してみせよう!」 - リディア・アグーテ(CV:久川綾)
- カラミティ・レーヴェンの副官を務める褐色金髪の女性。
ダハウの部下というより、カラミティ・レーヴェンそのものを監視しているかのような言動が目立つ。
部隊の切り札とも言える巨大兵器「エヒドナ」を操る。
戦ヴァルにおいて巨大兵器と巨乳は死亡フラグなためおそらく(ry
特殊オーダー「戦線復帰要請」で倒れた兵士を叩き起こすその様はまさに外道。 - ジグ(CV:入野自由)
- カラミティ・レーヴェンの副官を務めるダルクス人の青年。若者らしい熱血君でダハウに心酔している。
3人の中でも存在感が薄いだの最弱だの散々な言われようだが、
実際そこまで弱いというわけではない。(他の奴らがチートすぎるんだよ・・・)
特殊オーダー「強行進撃」を発動した場合は偵察兵以上の移動力を持つなどバルドレンを彷彿させる。
あのアニメについて
このゲーム、主人公の名前や声優陣、主題歌の歌手、ダブルヒロイン要素などが某ロボットアニメを
彷彿とさせるため、よくネタにされている。
クルトが「お前たちが俺の翼だ」とか言い出さないかと期待している心配しているのは筆者だけではあるまい・・・。
関連動画
ゲームPV
キャラ映像
システム紹介
DLCシナリオ
OVA映像
関連チャンネル
関連項目
外部リンク
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