戦士(ファイアーエムブレム)単語

センシ
1.6万文字の記事
  • 9
  • 0pt
掲示板へ

戦士(ファイアーエムブレム)とは、ゲームファイアーエムブレムシリーズに登場するユニットクラスの一つで、パワー定評があるいらない子である。
便宜上、山賊海賊など他の歩兵クラスについてもここに記述する。

概要

を使って戦う「あらくれ」であり、自慢のパワーファイター
高いHPを持ち、一撃必殺の威を誇る反面、速さや守備に劣るクラス

ところがこのステータスの配分が大問題で、があってもの命中率が低いせいで当たらず、速さが低いせいで2回攻撃ができないために攻撃を生かせず、高いHPも守備がいせいで攻撃により大きく削られ、速さがないせいで2回攻撃を食らった日にはかなり死にやすいと、かつては弱クラスの代表と言ってもいい性をしていた。
封印の剣以降に弱かったクラスがテコ入れされた際、バーサーカー(後述)は強くなったが戦士系は根本的には解決せず、蒼炎の軌跡暁の女神ユニットの性が整理され、ようやくクラスとしての立ち位置を確立するに至った。

後年における性HPが高く、技・速さが並程度、守備・魔防が弱いというもので、技・速さの補強でようやく長所であるHPを活かせるようになった。
圧倒的な攻撃で遅い敵になら2回攻撃が狙えるが命中に不安があるという攻撃性と、HPが高く守備が低いため重い一撃に強く多数回攻撃に弱いという防御性を持っている。
そのため、守備が高いが足が遅く3すくみで有利なを使ってくるドラゴンナイトアーマーナイトグレートナイトなどに対して強く、を使い回避・2回攻撃・必殺を備えた歩兵系はまさに天敵
上級職はウォーリアで、大抵の作品でが使えるようになる。射程2をカバーしやすくなり、アーチャーにはなかなかない高威射撃お見舞いできる。
戦士(Fighter)」と「ウォーリア(Warrior)」ってほぼ同じではというツッコミ禁句

山賊海賊蛮族戦士よりさらに技が低い分速さにも優れており、海賊水上山賊は山岳といった、通常は飛行系でしか侵入できない地形に侵入することができる。
ほとんどの作品に登場し、ザコ敵として敵専用クラスであることも多いが、たまに仲間になる者もいる。
高い地形効果を利用できる上、飛行ユニットと異なりで撃墜される心配もないのでちょっと便利。
上級職はバーサーカー(又は狂戦士)で、しか使えないが水上も山岳も走破でき、多くの作品で必殺率にボーナスがつく。物理最強単発火力2回攻撃して必殺まで出すという紛うことなき前衛最強火力と、戦闘してみないと当たるか外れるか必殺か解らないという安定性の悪さを誇る。
避けゲーか受けゲーかで使用感が異なり、避けゲー寄りの作品では攻撃が全く信用ならない反面、避ける上にHPもあるため回避と耐久に優れるにもなり、攻撃を外してもそれで自分が死ぬ危険は少ない。
受けゲー寄りの場合、攻撃面ではぶっちぎり最強火力を安定して出せるが、こんどは防御面が信用ならず常にやっつけ負けの危険と隣り合わせとなる。

敵として登場した場合は、剣士傭兵で迎え撃てば攻撃はまず当たらないため大した脅威ではないのだが、バーサーカーと対峙する際は確率が低くとも必殺を食らって死ぬ危険があるため怖くてしょうがない。
作品によっては山賊海賊を襲撃し破壊する時があるので、そこも注意すること。

また、シリーズの伝統として、1章のボス歩兵であることが多い。

強さの変遷

加賀時代は大体弱かったが、作品を追うごとに徐々に強化されている。

 暗黒竜と光の剣

下級
せんし()
かいぞく()

戦士としてはかの有名なサジマジバーツ仲間になる。バーツは弱くないが…
また、海賊のダロス仲間になるが、技成長率0%というツワモノ。

外伝

敵専用ユニットといて「盗賊」が登場するのであるが、役割や性はどう見ても山賊海賊である。
基礎値はゾンビの次くらいに弱いがLv5あたりからは多少注意したい。
稀にレアアイテム「てんしのゆびわ」を落とす。
ボスとして山賊の長ガッハ、海賊の長ダッハがおり、共にギース(『封印の剣』の海賊とは関係)の部下である。

尚、主人公アルムの初期クラスが「せんし」だが、この作品では使いであり扱いが異なる。
強いて言えば他のFEシリーズで言うところの傭兵に近いか。

紋章の謎

下級
戦士()
敵専用
海賊()
山賊()
蛮賊()

第一部ではサジマジバーツ仲間になり、例によってバーツは結構強いがクラスチェンジできないため辛い
加えて第二部では味方に使いがおらず、の住民がぎんを売ってにしろと奨めるなど酷い扱いを受けている。

聖戦の系譜

下級 CC 上級
アクスファイター(A) ウォーリア(A・B)
敵専用
バーバリアン(B)
パイレーツ(B)
マウンテンシーフ(B)

ストーリー的にもユニットとしても扱いが悪い。
当時は体格の概念がなく武器の重さを抑制する術がなかったことから、軽く十分な威を持つの絶頂期であったのだが、に弱いは非常に重く、欠点を補う破壊も持ってはいなかったのである。
それでも再移動技を持つアクスナイトやマスターナイトは活用することができたのだが、歩兵には再移動による実用性も、剣士の持つ々しい攻撃スキルも全くなかったのであった。
せめて守備を大幅に強化してくれる器「スワンチカ」が使用可だったら…いや、あれは重すぎて話にならない。

味方で一の戦士系であるアクスファイターのヨハルヴァ(戦士ネール傍系)は、シリーズで初めてクラスチェンジを成し遂げるものの、CCしたらよりもBの武器レベルを生かしてキラーボウを持った方がいい。
余談だが、前半のジャムカは本来なら他の兄弟と共に戦士になるはずだったらしい。
(なんでも加賀妄想が膨らむにつれてジャムカキャラを気に入っちゃったとかどうとか)
この話からも「戦士=ダサい」というイメージが見てとれる。

トラキア776

下級 CC 上級
アクスファイター()
マーシナリー(剣・斧)
ソードファイター(剣)
マウンテンシーフ() ウォーリア()
パイレーツ()
バーサーカー( スキル「怒り」)

この作品をにしてユニットの不遇が解消されてくる。
体格が導入された結果、今まで大きな弱点だった重量問題が是正され、大分扱いやすくなった。

仲間になる使いはアクスファイターオーシンハルヴァン、ウォーリアダグダマウンテンシーフのマーティの4人。
マーシナリーもを使えるが、オーシンハルヴァン以外については傭兵(ファイアーエムブレム)を参照のこと。

封印の剣

下級 CC 上級
戦士() ウォーリア()
山賊(、高い山に侵入可)
海賊(に侵入可)
バーサーカー( 必殺+30)
※高い山、等に侵入可

開拓者と山賊海賊がひしめく西方三島という地方があり、そこでは山賊海賊はもちろん領の正規兵や味方のレジスタンスに至るまで敵も味方も歩兵だらけで、味方の使いもほとんどがそこの出身である。神将器天雷アルマーズ西方三島洞窟に封印されている。

戦士系は『暗黒竜と光の剣』のオマージュのような感じでワードロットが序盤に、中盤の西方三島で西ルートに行った場合、ウォーリアバアトル仲間になる。

本作のハードモードシリーズ中でも難しい部類に入るため、破壊のあるがありがたい局面も少なくないのだが、一部上級職がも使える上、歩兵としてもや高い山に侵入できる山賊海賊が割と強いため、終盤まで使うのはちょっと厳しい。
逆にウォーリアが扱えるため、堅な守備を持つドラゴンナイトを、強から放たれるトンボとりという戦法もあり。本作ではアーチャー火力がぱっとしないため思わぬところで頼りになることも。

本作で特筆すべきは山賊海賊の上級職としてバーサーカーが用意されたこと。
ウォーリアと異なり、しか使えない代わりに飛行系以外で侵入できない「高い山」の地形効果を利用でき、必殺+30という反則性もあってなかなか強い。
味方としては海賊ギース山賊ゴンザレス、上級のバーサーカーガレットが加入する。

ちなみに今作ではじめて三竦みを逆転させるバスター武器が導入された。の場合「ソードバスター」となり、に対して有利になる…のだが、ソードバスターの命中が60と微妙な上、使いは前述のように技(命中)にやや難があるため、素で命中と回避が高い剣士系相手ではあまり恩恵を得られないことが多い。

烈火の剣

下級 CC 上級
戦士() ウォーリア()
海賊(などに侵入可)
山賊(、高い山に侵入可)
賊(などに侵入可)

戦士( 必殺+15)
、高い山などに侵入可

戦士ドルカスバアトル、上級加入でガイツがおり、封印の剣の時よりは全体的にテコ入れされて強くなった。
敵では「黒い牙」首領ブレンダンがウォーリア。終章でモルフとして復活した際、最強バシリコスを振るう。

賊の方はファーガス海賊団の一員ダーツと、上級クラスの狂戦士で、砂漠の守護者ホークアイがいる。
また、異常に強いNPCファーガスは狂戦士、「黒い牙」のヤンおじさん非戦闘員)はアイコン上は山賊である。狂戦士の必殺補正は封印の剣バーサーカーの+30から+15(Sでさらに+5)へと引き下げられており、CCに必要とされる「覇者」も隠しアイテムのように扱われているが、それでも確かな強さを持っている。

今作ではの命中が前回よりはある程度善された他、三竦みの命中補正が10から15に上がったため、前作よりは当たるようになった。
また、前作では三竦み反転させるバスター武器があっても依然として剣士に対して不利だったせいか、バスター武器使用時に限り三竦み補正を2倍にする効果バスター武器同士での戦闘を除く)が追加された。そのため、前作とべるとかなり剣士系に対して有利に立ち回れるようになった。
加えてソードバスターの強化版とも言える「ソードキラー」という実装された。これはソードバスターの効果に加え、剣士傭兵傭兵及びその上級職+ブレイドロードリン)に特効というとんでもない代物。ちなみに装備の該当兵種と戦う際、武器だけで攻撃39命中110という意味不明な性になり、耐久面に難のある剣士系なら一撃爆散も十分ありうる。

作中最強歩兵主人公の一人ヘクトルだと思われるが、クラスロードかつどっちかというとアーマー系なので割愛

聖魔の光石

見習い CC 下級 CC 上級
かけだし戦士() かけだし戦士2() かけだし戦士3( 必殺+15)
勇者(剣・斧)
戦士()
ウォーリア()
海賊()
などに侵入可
バーサーカー( 必殺+15)
、高い山などに侵入可

戦士系はガルシア、その息子でかけだし戦士ロス、上級加入でバーサーカードズラがいる。
3人とも例に漏れず技と速さが低く、やはり使いづらい。
本作で最強である双器「ガルム」は速さを強化するため、速さ伸びる者が持てば非常に強いのだが…
ただし、今作の仕様上いくらでも育成や補強は可なので、高速化もできなくはない。
ちなみにかけだし戦士2・3は2周以降限定で、かけだし戦士3には必殺率+15の補正が入る。
なお、バスター武器に続きソードキラー継続しているが、終盤以降は敵に魔物しか出てこないため、前回より活躍の幅が狭くなっている。

敵としては個性的な容貌を持つけだものリグバルド要塞指揮官ゲブ、5000ゴールドのためにエイリーク達に敵対した傭兵隊長ビンクスがウォーリア
また、帝国六将「虎石」のケセルダ勇者だが生使いである。クリア後のフリーマップで条件を満たせば使用可になる。

蒼炎の軌跡

下級 CC 上級
戦士() ウォーリア()
バンデット() バーサーカー()

歩兵が非常に少なく、歩兵が強いのかその人物が強いのか微妙なところ。
味方はグレイル傭兵団の一員ボーレと、女魔道士カリルと昔なじみのバーサーカーラルゴ

習得できる義「鳴動」は「敵よりも体格が高い時に%/4をダメージに追加」というもの。
一見有用そうに見えるが、敵よりも体格が高くないと発動しないのが問題で、ボーレは体格が11(上級時)のため発動できる対がかなり少なく(一般兵上級職で大半が10以上、化身後のラグズは20以上なためラグズ相手では発動不可)、ラルゴは体格はボーレよりはマシ(15)だが、ただでさえ重な義の書を回すかと言われると…

余談だが、GBA作品にあったバスター武器及びソードキラーはさすがに強すぎたせいかオミットされた。

暁の女神

下級 CC 上級 CC 最上
ファイター
戦士()

ウォーリア
勇士()

アクスブレイブ
雄士( 必殺+5、義:鳴動)
敵専用
バンデット
強盗()

(大味だが)クラス間のバランスが良いゲームであるため、強さは均的。義「鳴動」は3倍と普通に強
味方では、の団の一員ノイスと、グレイル傭兵団の一員ボーレの2人が仲間になる。

特筆する点としては、今作のウォーリアではなくを装備することができる。
このはただのと違い隣接する相手に撃つことが可で、一見するとかなり高い威を持っているが、使い手のダメージに加算されないという特徴を持っている。
ウォーリアの高いパワーが活かせない欠点はあるが、自体の威は非常に高く、特効の仕様上飛行系に対し武器が3倍になるため飛行系に対してとんでもないダメージ叩き出してくれる。
敵になった場合は、本来歩兵であるはずのウォーリアを持っているということが問題で、突撃前に敵の装備を確認しておかないとないと味方飛行ユニットが撃墜される危険がある。当然族も例外ではなく、ネサラどころかティバーンですらが直撃したらタダでは済まない。

今回は賊が仲間にならずクラスとしての「バーサーカー」が削除されたため、ラルゴ蒼炎の軌跡から一?自軍に再登場しないユニットとなってしまった。

新・暗黒竜と光の剣

下級 CC 上級 兵種タイプ
戦士() ウォーリアー() B
海賊()
など踏破可
バーサーカー( 必殺+10)
など踏破可

本作から突然ウォーリアが長音の「ウォーリアー」となった。開発にどのような心の変化があったのか、である。

較的強くなり、今作が受けゲーなことも相まってその馬鹿はなかなか役に立つ。
また、バーサーカー上限に優れているが、兵種変更時のボーナスが少ないためそこまで上げるのは大変。
今作で味方になるのはサジマジバーツ、ダロスに加え、リメイクで新登場したユミル

また、「兵種変更」のシステムが登場したことで、いろんなキャラ戦士海賊になれるようになった。
戦士海賊で育てるとHPを補強できるので、ハンター傭兵、アーマーナイトと合わせてBタイプ傭兵戦士海賊、アーマー、ハンターダークマージ)は値の調整がしやすくなっている。
海賊水上を移動できるのだが、で隔てられた本来渡河前提でないマップも多いため、強いユニット海賊に兵種変更し、を渡って強襲というステージレイプ芸当も可である。

新・紋章の謎

下級 CC 上級 兵種タイプ
戦士() ウォーリアー() B
海賊()
など踏破可
バーサーカー( 必殺+10)
など踏破可
特殊 兵種タイプ
蛮族( 上限値30) 敵専用

前回は戦士海賊に成長率の差はなかったが、戦士は技が、海賊速さ伸びるよう変更されている。
ウォーリアーは飛竜の撃墜を狙うことができるため案外使い勝手は良い。
バーサーカーは必殺ボーナスこそ+10%だが上限30速さ上限28という驚異の性を誇り、の二回攻撃で敵を粉々に粉砕できる強クラスとなっている。

紋章の謎』第二部には使いはいなかったが、今回は第一部に登場したキャラなどあらゆるキャラが登場するため、戦士サジマジバーツが復活して序盤に仲間になるようになった。ダロスバーサーカーとして復活
また、『アカネイア戦記』より戦士ダイスが追加されている。そして、前作でシューターだったジェイクはウォーリアになっている。さらに終盤でウォーリアーのユミル仲間になる。

また、今作でサジマジバーツ3人組によるトライアングルアタック実装された。ウォーリアー、バーサーカーの破壊と組み合わせるとルナティックハーディンメディウスにも普通に大ダメージが見込める。特に対メディウスではファルシオン以外でマトモダメージを与えられる数少ない手段。銭に余裕があれば勇者を錬成しておきたい。

敵として登場していた蛮族の一部がバーサーカーになっており、追加要素である暗殺組織のモブにもバーサーカーが多いためかなりの数が登場する。意外とソードマスターでも避けづらいため事故に注意。
敵では、暗殺組織のローロー仮面を被った個々の自い『人形』とでも言うべき存在で、本体を倒さない限りガトーレナのように同じものが尽蔵に湧いて出てくるため話の上でも戦闘的にもかなり怖い

覚醒

下級 CC 上級
戦士() 勇者(剣・斧)
ウォーリアー()
蛮賊()
バーサーカー()

戦士

序盤に戦士として自警団のヴェイクが、終盤に上級のウォーリアーでバジーリオが加入する。

今回は敵が硬く、支援効果で命中を補えるため高威である較的活躍しやすい環境であり、そのパワーは大いに役に立つが守備面の弱さが問題となる。
2回攻撃が可かどうかは微妙ラインなので剣士盗賊とのダブル活用すると怒涛の攻めが可
習得スキルは以下の通り(カッコ内は習得レベル)。

今回は飛兵が多い割に味方アーチャーヴィオールノワールしかいないため、が活躍する機会は結構多い。

蛮族

初期兵種で蛮族の味方はいないが、チェンジプルフを使うことで兵種変更可ユニットがそこそこいる。
該当キャラルフレヴェイクグレゴヘンリー、バジーリオギャンレル。子世代はによって変わるので割愛
敵としては、たった1章の登場ながらプレイヤーに強い印を与えたムスタファーバーサーカーである。習得スキルは以下の通り。

今作品では過去作の器からオートクレール、アルマーズスワンチカが再録されている。
聖戦の系譜では(笑)扱いであったスワンチカが守備補正、、射程1-2、しかも重さの概念がないため攻速が落ちないとかなりの高性になっている。

if

下級 CC 上級
人() 修羅(魔法)
鍛冶()
アクスファイター() ブレイブヒーロー(剣・斧)
バーサーカー( 必殺+20、必殺回避-5)
敵専用
ダークロード() ※ガロン専用
ネタバレに付き反転→ 属()

シリーズ25年にしてついに女歩兵が登場し、これによりクラス継承時の男女差がほぼなくなった。
白夜に新兵種、暗で旧兵種2つをまとめた結果、初登場から皆勤賞だったウォーリア(ウォーリアー)がリストラされた。
今作は封印以来となる命中率の低さから攻撃が当たらないことも多々あるが、その一方で固い敵は本当にが立たないほど固いため、破壊のあるがないとやってられないことも多い。また、他のクラスより悪路の走破性にやや優れている。
また、魔以来11年ぶりに三竦みを逆転させるバスター武器(今作では逆○○)が復活烈火魔同様三竦みの補正効果が2倍になるため、これと殺し系スキルなどをうまく活用したい。

鬼人

白夜使い。も使えるが棒をメインに戦う。棒の違いは、棒のほうが命中が低い代わりに必殺があるという点。
とにかく固く攻撃が高い。そして使いのお決まりで命中が低め。上級職は魔法を用いる修羅と、を操る鍛冶
習得スキルは以下の通り。

人で仲間になるのが炎の部族のリンカ一人のため、パラレルプルフ等を使わない限り彼女専用の兵種となる。人のスキルを他人に遺伝できるのもカムイを除けば彼女のみ。
編では修羅の敵将クマゲラを捕獲して味方に引き込むことができる。

アクスファイター

使い。速さ・守備共に並程度で、キャラによってどちらが高いか分かれる。なお、アクスファイター男女とも裸の上に防具&すね当て直付けのため防具が前に集中しており、後ろから見るとかなり貧相。
今作では計算式の関係で全武器とも命中率が低くなりやすい。特には命中率を武器レベルに大きく依存しているため序盤は命中に不安要素が大きい。一方で本作ではHPデフレ気味のためHP伸びるということは大きな利点。
習得スキルは以下の通り。

夜王国では序盤に第二王女エリーゼの臣下ハロルド、中盤開始前にの警備兵シャーロッテ仲間になる。
また、カンナ外伝双子の賊ウィリアムホルモンシノノメ外伝で秘の近くで行く人に追い剥ぎを働く悪党バンバ、フォレオ外伝で秘近くの小さな町に巣食う悪党ガザックを捕獲することで仲間にできる。

Echoes

リメイク元の『外伝』と同様敵専用ユニットの「盗賊」が他作品における戦士的な役割を持つ。
本作ではデビルアクスが登場するが、味方はそもそもを装備できない。

また、主人公アルムの初期兵種の名前が「戦士」ではあるがこれまたリメイク元の『外伝』と同じく使いである。→ロード(ファイアーエムブレム)

風花雪月

初期 Lv.5 初級 Lv.10 中級 Lv.20 上級 Lv.30
導C
以上
最上
平民/貴族
最大HP+5
戦士
(
格闘
どれかD)
+2
体当たり
ブリガンド
(C)
の一撃
ウォーリア
(A)
の達人
必殺+10
怒り
ウォーマスター※1
(A・格闘A)
格闘の達人
の達人
必殺+20
切り返し
の一撃※2
拳闘士※1
(格闘C)
素手格闘
グラップラー※1
(格闘A)
格闘の達人
素手格闘
魔殺し
鉄拳※2

括弧内は資格試験に推奨される技レベル
斜字
…兵種マスターで習得できるスキル 太字…兵種スキル ※1…男性専用職 ※2…兵種固有戦技

今作の兵種としての「戦士」は戦士系、アーチャー系、今作から新設された拳闘士系の初級職が統合されたもので、と新武器である格闘の3種の武器が得意なユニットとして設定されている。

ifリストラされたウォーリアーが復活したものの、が得意ではない、兵種スキルの達人(装備時与ダメージ+5)、兵種マスタースキルは怒り(HP50%以下で被攻撃時必殺+50)、敵に回すと必殺が怖いなど、どちらかというと従来作のバーサーカーに近い性質を持つ。

拳闘士及びグラップラーは、威は低いが自分から攻撃した時2回攻撃になる「籠手」を用い戦う兵種で、どちらかというと盗賊系に似た成長率。また、籠手がなくても素手格闘のスキル素手で戦うことが可
また、何故か男性専用職ベレス以外の格闘得意な女性プレイアブルキャラクターカトリーヌしかいないので、ダークメイジ系が男性専用職なのにべればまだ理屈は通るものの、「女性キャラ素手格闘ができない」という仕様は作中ムービーで徒手格闘を交えて戦う女性が描写されていることもあって一部プレイヤー達を嘆息させた。
ちなみに「籠手」はソシアルナイトなど騎乗系の兵種及びメイジなど魔道士系の兵種は装備できない。

戦士系は何より、ブリガンドの兵種マスタースキルの一撃」がヒーローズ同様「自分から攻撃時+6」と優秀であり、術得意というか物理職はとりあえずブリガンドやらせという選択すらある。中級職には有用な兵種マスタースキルが色々あるので状況次第だが。
本作の使いにはドラゴンナイト系という優秀な選択肢があり(それとアーマーナイト系)、ドラゴンナイトは対応する中級職がなく、メイン武器にするので自然ブリガンドを経由しがちなのもあり、何かとお世話になること間違いしの存在。
反面、ウォーリアーはそのドラゴンナイトと競合するためいささか影が薄いドラゴンナイト使用率の高いプレイヤーだと初期兵種のアロイスしかおにかからない可性も…

拳闘士はマスタースキルが「素手格闘」と「の一撃」とべるとややパッとしない。しかも「の一撃」はむしろ格闘にとって最適のスキルなので格闘メインだとしてもブリガンドの経験を積むべきとすら言えるが、成長傾向が変わるのでそこは考慮してもいい。
前述の通り騎乗兵種は籠手を装備できないこともあり、グラップラーはウォーリアーほどドラゴンナイトと競合しなくて済むという点では有利。また、アサシン同様移動普通歩兵より1高くなる長所がある。
また、籠手自体が自分から攻撃した時2回攻撃という性質上、はあるが遅いため手数を稼ぎにくいアーマーナイトと相性が良い。
ボルトアクス同様オーラナックルという魔法武器もあるが、格闘得意はゴリゴリパワーファイター魔力があまり伸びないキャラが多いため、マトモに扱えるのはニルヴァーナエピタフといった物理魔法の両使いくらいか。だがエピタフ資格にはA理学B+が必要で、オーラナックル装備には追加で格闘Aと意識して鍛えないといけないのがネック

ウォーマスターは常時必殺+20、反撃で確定追撃と強スキルを持つ。術と格闘術の両方が得意なキャラは4人もいたり、ブリガンド・拳闘士の頃はもう片方の武器にも技経験値ボーナスがあったりと、しやすいようなデザインがされているのも特徴。
しかし、「戦士系でもあり拳闘士系でもある」というデザインのためか拳闘士やグラップラーと同じく男性専用職。もっとも術と格闘術の両方が得意な女性キャラはいないが。

エンゲージ

下級 CC 上級
アクスファイター() ベルセルク(連撃・S)
ウォーリアー(連撃・A・C+)

今作は兵種毎のステータスの格差(と言うか偏り)が大きいため、アクスファイター系は凄まじいHP中堅程度の速さ、だいぶ低い守備、と言う組み合わせの職となっている。
HPが99に到達するものが出るほど高いため重い一発に耐えられる一方で、歩兵系に連続攻撃されるとあっという間にHPくなってしまう。

上級職はベルセルクとウォーリア2択で、ベルセルク最強HPを持つGBA時代までの旧来の戦士タイプであるがその2点が尋常ではなく高く、また今作では不足しがちなと上げにくい体格に高い成長補正がかかる。スキルスマッシュ生時に相手を2マス後ろまで吹き飛ばせる「スマッシュ+」。
対するウォーリアーはHPはちょっとだけ劣るが速さや守備がかなり補強されている。それ以上にC+のお陰で長が使用できるのがポイントで、連撃スタイルかつが使用できる一の職のため広範囲の味方に火力補助ができる。
スキルブレイク中の敵に攻撃が1.5倍になる「無慈悲」。

無双

下級 CC 上級 備考
戦士() ウォーリア()
人() 修羅() 白夜兵専用
アクスファイター() バーサーカー() 兵専用

取り立てて特徴がない使いとして登場。振りは遅いもののリーチの長さには気を付けたい。剣士ソルジャーと違って名有りキャラクターが存在しない。一応歩兵としてはリズシスターバトルシスター)がいるものの使う技やステータス傾向は全くの別物。

関連動画

募集中

関連項目

関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

【スポンサーリンク】

  • 9
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

PUI PUI モルカー (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: sesha
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

戦士(ファイアーエムブレム)

180 ななしのよっしん
2022/07/17(日) 22:32:54 ID: Ly06Zxf1Dr
古代中国じゃ殷の時代には王権を徴する武器としての顔が彫り込まれたが使われていたけどな
メソポタミアエジプトクレタ島・新石器時代ヨーロッパあたりでも戦士と王権の徴だよ
おそらく文字資料が登場する年代にはが生まれたからそちらにを奪われたんだろうね
👍
高評価
0
👎
低評価
0
181 ななしのよっしん
2022/08/05(金) 19:26:17 ID: fyghtFaKl0
>>179
どうなんだろう? 金太郎って生活の友のイメージの延長なんかな?
でも金太郎イメージは割と強いと思うぞ
金太郎の歌なんて歌い出しからして「まさかり担いで金太郎」だし
👍
高評価
0
👎
低評価
0
182 ななしのよっしん
2022/08/06(土) 02:49:10 ID: DanFYYsLf+
むしろ金太郎イメージがその歌くらいしかいというか

まさかり使ってこの化け物を倒しただとか
そういう逸話何かあるっけ?
金太郎の童話をど覚えてないので出てこんだけかもしれんが
まさかり振るう戦士イメージいなぁ
👍
高評価
0
👎
低評価
0
183 ななしのよっしん
2022/08/06(土) 02:54:00 ID: DanFYYsLf+
というか、続けるならの記事でやらんか?
FE戦士の話からだいぶ逸れてるし

山賊海賊バーサーカーの悪路適性強めたら奇襲性上がって面いんじゃないか
みたいな話もしたいんじゃが
👍
高評価
0
👎
低評価
0
184 ななしのよっしん
2023/03/09(木) 12:04:59 ID: jshw9Dddov
蛮族達の悪路踏破が上がったら、の訪問が大変になっちゃう

ところかわってエンゲージバーサーカーことベルセルク、基礎がやたらと低い上に上限値も今までのバーサーカーと全然違うのよね
HPこそ全兵種中最強だけど、今まで上位だった速さまでガクッと下がってしまった。
それまでは「速くて火力もある代わりに、守備と魔防と幸運がガタガタ」だったのに「火力しかい」状態である
しかも、魔防にいたっては下手な下級職すらドン引きの上限値10。旧作じゃないんだから……
バーサーカーと言えば新紋章のイメージが強かったから、速さ減して驚きだわ
(新紋章のバサカは1位速さ3位)
👍
高評価
0
👎
低評価
0
185 ななしのよっしん
2023/03/09(木) 13:26:37 ID: B1sEchZO2V
エンゲージの場合「が重要」「突き抜ける所は突き抜ける」という調整だから、しかないでもそれで十分という判断だったんだろうと思われる。それこそ、その上限まんまみたない成長をするパネトネ強いと言われるし。

寧ろウォーリアーが開発の想定より強かったという可性のほうが大きい気がする
👍
高評価
0
👎
低評価
0
186 ななしのよっしん
2023/04/14(金) 02:52:11 ID: QMyjH2yiN9
ベルセルクはウォーリアーの下位互換気味だから使う必要性があまりないだけで
そのものは過小評価されてる気がする
中途半端な性の職よりは最重要ステのに全振りのベルセルクの方が明確な使いがあって強い
エンゲージバランスベルセルク速さ上限が40以上あったらとんでもない壊れ兵種になりそう
技と幸運上限まで10とかにすれば別だけど
👍
高評価
0
👎
低評価
0
187 ななしのよっしん
2023/10/25(水) 06:53:06 ID: zZPn+tpnT3
戦士(ウォーリア)が強いFEもしかしてエンゲージが初?、自体の不遇解消の嚆矢になったオーシンハルヴァンはマーシナリー(勇者)だし、ウォーマスターがウォーリアの上級職なら一様風花雪月もか。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
188 ななしのよっしん
2023/10/25(水) 16:38:25 ID: DanFYYsLf+
その前に覚醒じゃね?
カウンター取れるし

戦士資質も蛮族資質も男性専用で味方で用意するのがまあ面倒臭いが
👍
高評価
0
👎
低評価
0
189 ななしのよっしん
2023/11/25(土) 08:39:25 ID: QMyjH2yiN9
適切に使えれば実は強い通好みなクラスな事はそこそこあったし
特定のウォーリア該当者個人が強い事もあったけど
前衛の形としてほぼ満場一致な形で強いのはエンゲージが初かもな

覚醒も強いけど需要が特に上がるのがクソゲーと悪名高いルナプラで
勇者太陽地雷べると少しんでいる感はある
👍
高評価
0
👎
低評価
0