戦意喪失とは、闘う気力がなくなってしまう事である。
概要
バトルものの創作物などにおいて、圧倒的な戦力差を見せ付けられた場合などに、それ以上の抵抗が無駄だと判断して、完全に抵抗する姿勢を失ってしまうことである。
現実世界においても、戦争などで戦略目標を達成した/された後にそれ以上の抵抗が無駄だと判断した場合、戦意喪失することはある。また、格闘技の世界においても相手の攻撃や試合中の負傷などにより戦意喪失状態になってしまうこともある。この場合、レフェリーが早々に試合をとめることが求められる。
戦意喪失の原因
上記に示した圧倒的な戦力差を見せ付けられる以外にも、人質をとられたり、戦う相手が敵に操られている仲間や恋人であったり、時間切れでもう間に合わないと判明した場合などに、戦意喪失をしてしまうことがある。
主な戦意喪失した人物
- 碇シンジ - 事例多数。そのたびに初号機の暴走・ダミープラグの起動などでどうにかなっている。
- ベジータ - 事例多数。フリーザやブロリー相手に戦意喪失してしまっている。
- ポップ(ダイの大冒険) - 事例多数。しかし、後半は成長して主人公のダイを戦意喪失状態から復帰させている。
戦意喪失の是非
基本的には棒立ち状態になるか、あるいは戦線から離脱してしまうことが多い。
当然のことながらその状態では戦力に数えられないどころか足手まといにしかならないため、味方全体の戦力が大きく低下する。そのため、他の味方にかかる負担が大きくなり、ますますひどい状況に落ち込んでいく。
しかし、敵にやられる仲間の叫びや、あるいは主人公や師匠などによる励まし・激励により戦意を取り戻し戦場に復帰することも多い。そのような場面はまさにクライマックスの場面であり、仲間が傷つき倒れた中で一気に状況を打破する秘策などを引っさげてくる場合が多く、一発逆転を狙える『お約束』ともなっている。
関連動画
関連項目
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