《戦神 スサノオ》とは、「カードファイト!! ヴァンガード」に登場するユニット(カード)である。
このカードの関連ユニットである《覇天戦神 スサノオ》についても記載する。
スペック
ノーマルユニット
クラン:オラクルシンクタンク 種族:ノーブル
グレード:2 パワー:9000 クリティカル:1 シールド:5000
自【R】:このユニットがアタックした時、あなたのカード名に「アマテラス」を含むヴァンガードがいるなら、このバトル中、このユニットのパワー+3000。
少年の姿をしているが、天より戦の才を授けられ、幾千の時を生きる生粋の神族。 “オラクルシンクタンク”CEO「アマテラス」の実弟。 一つ所に留まる事と、筋の通らない行いを嫌う為、清濁合わせ持った業務の多い社にはおらず、自由気ままに暮らしている。 会社自体はともかく姉の事だけは常に気にかけているようで、こっそり戻ってきては警備用ワーカロイドの試用相手を行う等して、影ながら社の守りの強化に努めているらしい。 戦の神は痛みも死も恐れない。 彼が恐れるのは血を分けた肉親達が傷つく事、ただれだけなのである。
概要
オラクルシンクタンクのグレード2のユニット。
「CEOアマテラス」「日輪の女神アマテラス」に対するバーニングホーン・ドラゴンの互換。
戦巫女タギツヒメと似たような能力ではあるが、【アマテラス】を主軸としたデッキではこちらの方が安定する。
スサノオとは日本神話の神の一柱で、アマテラスとツクヨミの弟である。そのため、このユニットもアマテラスの実弟と設定づけられている。
フレーバーテキストからシスコンかつツンデレキャラをイメージして萌えたのは筆者だけではないはず。
アニメ第98話の臼井ユリ戦にて戸倉ミサキが使用。
日輪の女神アマテラスにライドした次のターンにコールされるが、結局アタックすることなくファイトが終了した。
・・・アニメにおける出番はこれだけである。
元となった神が「スサノオ」であること、「アマテラス」「ツクヨミ」がそれぞれ単独デッキを組めることから、
「スサノオも単一デッキが組めるG3であってほしかった」「いずれG3になって暴れてくれる」と当掲示板でも言われていたが―――年単位の時を跨いで、奴は帰ってきた。
覇天戦神 スサノオ
ノーマルユニット
クラン:オラクルシンクタンク 種族:ノーブル
グレード:3 パワー:11000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:永【(V)】【GB(2)】(あなたの(V)かGゾーンに表のGユニットが2枚以上で有効):あなたのターン中、あなたの手札が4枚以上なら、このユニットのパワー+5000/クリティカル+1。
自【(V)】:[【CB(1)】] あなたのターン中、あなたのGユニットが【超越】した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から2枚見て、1枚探し、手札に加え、残りのカードを山札の下に好きな順番で置く。
ダークゾーンの古代遺跡より発掘された謎のゲートより、未知の勢力が出現。
どこよりも早く、“オラクルシンクタンク”はその情報をキャッチした。
独自調査の準備や騎士団への協力要請など、上層部が慌しく動く中、CEOである「アマテラス」の実弟「スサノオ」は予感していた。
「……こいつは、とんでもなく楽しいことが起きそうだぜ!」
戦の神「スサノオ」が力を解放した姿。力試しの相手を探して、自由気ままに世界中をふらついていたが、「アマテラス」の要請により聖域に帰還した。 現在は「超越」の被害に苛まれ、深刻な人員不足に喘ぐ警備隊の手助けをしている他、騎士団の剣術指南役として出向する事もあるという。
「飽きたぞ! もう暴れてもいいよな?」(RRR版)
「その神には、高天原は狭すぎた。」(SP版)
概要
なんと、アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG」開始にあわせ導入された「Gユニット」に対応するグレード3として彼は帰ってきた。
「時空超越」にて収録されており、これによりスサノオもまた単独デッキとしての構築が可能となった。
ちなみに、《オラクルシンクタンク》においてまともに軸となる男性ユニットはかなり珍しい。使用者が男性という影響だろうか。
所謂「超越ボーナス」効果を持ったユニットである。効果条件に関しては《クロノジェット・ドラゴン》の記事を参照のこと。
このカードの超越ボーナスは、「超越」した時の手札コストを即座に補充する能力。山札から2枚見て、その中から1枚を選択する形式であるため、状況に適したカードを手札に加えやすい。
安定した性能を持っており、Gユニットをメインに据える時に使いやすいユニットである。
また、ジェネレーションブレイク(2)はどことなくアマテラスを連想させる効果である。やはりシスコン・・・。
手札が4枚以上でパワーとクリティカルが同時に増加する。頼もしい効果ではあるが、有効タイミングの遅さとクリティカル上昇がやや噛みあわないのはマイナスか。
永続効果であるため、姉同様アタック前に手札が2枚あればドライブチェックで手札が増えたタイミングで発動が可能。このカードのアタックをガードする時は、ジェネレーションブレイクが有効か否かを判断した上でガードしていきたい。
総じて、ジェネレーションブレイクより「超越」でGユニットを呼び出しつつ手札を整えて殴る戦法の方が適しているカードである。
派手な効果は持っていないが、手札を潤沢にする「堅実」な能力なのは《オラクルシンクタンク》らしいといえるだろう。《オラクルシンクタンク》で超越を使いたいなら一考に値するカードである。
アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG」においては、カードキャピタル2号店の常連・チームトリニティドラゴンの頭、多度ツネトが使用。
彼のファイトでは必ずライドされ、彼の分身としてイメージされている。
第20話では「1ターンごとにプレイヤーが交代する」特殊なルールで、チームトリニティドラゴンが使用。新導クロノらが組んだばかりのチーム「名前はまだない」と対戦し、彼らにはない「チームの絆」を十二分に見せつけ圧倒し勝利した。
この時、山路カルの出番において超越ボーナスの効果を発動し、手札を補充している。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- カードファイト!! ヴァンガード/カードファイト!! ヴァンガードG
- カードファイト!! ヴァンガードのユニット一覧
- CEOアマテラス
- 日輪の女神アマテラス
- クロノジェット・ドラゴン(このカード同様超越ボーナス持ち)
- Gユニット
- シスコン
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