戦術はロナウドとは、ひとりでできるもんである。
概要
FCバルセロナに所属していた当時、「攻撃の戦術が無い」と批判されたボビー・ロブソン監督が「私の戦術はロナウドだ」と言い返した逸話である。
普通に考えれば、この発言は苦しい言い訳である。事実そうではあるがこの発言が名言のように扱われるのは、ひとえにロナウドなら仕方ないといわんばかりの圧倒的存在感故だろう。彼は加速力、トップスピード、ドリブル技術、シュート精度がチートと言われても仕方ない域にありドリブルしてるのにDFを置いていく、スルーパスに対しDFより後ろからスタートしてるのに先にボールに追いつく、スロー映像なのに速すぎてスロー映像に見えない、ネスタをエラシコでかわしちゃう(その他被害者多数)など、ちょっとソース映像抜きには信じられない超常現象を起こすプレーヤーなのだから、もう彼が戦術でもいいんじゃないかなということである。
もうひとつの要因としてはクラブ、リーグ、大会によってムラのない活躍が挙げられる。一流選手と呼ばれる選手でも代表では活躍できなかったり、他のリーグでは順応出来ない場合が多い(リーガ→セリエAはそれが顕著に見受けられる)。が、ロナウドはW杯制覇からクラブ単位において健常な状態ならば常に活躍している。ロナウドの最もすぐれている点はその順応性にあるという意見も多い。つまりどのチームにいても点取ってくれるから、もう彼が戦術ってことでいいんじゃないかなということである。
なお、このロナウドはイケメンの方のクリスティアーノ・ロナウドではなく、元ブラジル代表FWのいわゆる元祖ロナウドの方を指す。クリスティアーノ・ロナウドは自身が中心となるシステムを得意とするが、この言葉が指す対象はあくまでも元祖の方であり、C・ロナウドではないので、(ただでさえ無意味な比較合戦が起きる)プレイ動画でのタグ設定や使い方には気をつけよう。どちらも一流選手であり、ポジションも違うので、喧嘩せずにニコニコして動画鑑賞しましょう。
関連動画
関連項目
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