戦車単語

センシャ
  • 64
  • 0pt
掲示板へ

戦車(せんしゃ)とは、戦闘用・戦争用ののことである。に以下の単の和訳として使われる。

  1. 英単Tank」ドイツ語Panzer」などにあたる和訳。軍用車輌のうちのAFV装甲戦闘車両)の一種。現代陸軍の形戦車。特に現代では通常MTB MBT(Main Battle Tank)、戦車を意味する。
  2. 英単chariot」の和訳。戦闘。「チャリオット」の項を参照の事。

ここでは1.に付いて説明する。戦車かな? 戦車に良く似てるけど…もしかして戦車じゃないのかな? と迷ったら→装甲戦闘車両(AFV)、創作作品に登場する架兵器装甲戦闘車両(AFV)は→架空の装甲戦闘車両

概要

陸自90式戦車

戦車は第一次世界大戦半ばに、塹壕機関銃と火の発達のためにすっかり着してしまった西部戦線をふたたび「流動化」させるべく、英国陸軍が発明し戦場に持ち込んだ革新陸上兵器である。戦車は実戦デビューと同時に敵味方双方に鮮な印を与え、その将来性をただちに確信された。その時から今日まで、先進国の間では途切れることなく戦車の性強化競争が続いている。[1]

に旋回[2]を搭載し、自分自身の弾による零距離射撃[3]にも耐えられる[4]丈夫な装甲に覆われたクローラー装軌式)車輌[5]の一種と定義される事が多い。戦闘機が敵の戦闘機を圧倒することをめられる様に、戦車は(究極的には)敵戦車を含めた敵地上車両を直接火力戦闘で圧倒するための兵器である。

走(履帯の機動)攻(火力)守(装甲の防御)を高いレベルで兼ね備えた、直接戦闘では最強の地上兵器である。

なお、見たのでっかい図体に反して、弾は沢山積んでいても、乗員以外の人や荷物を載せる余裕はない(イスラエル軍のメルカバを除く)。ヒッチハイクや引越のお手伝いはお願いしても理。

戦車やAFV相手の直接戦闘が第一の本業だが、ドーザーを付けての土木作業、歩兵支援、要塞・トーチカ等の地上軍事施設制圧、対テロ・対ゲリラコマンド戦闘等多種多様の軍事用途に対応する。

地上戦闘に活躍する戦車だが、もちろん万というわけでもなく、対戦車兵器による待ち伏せ攻撃や、砲兵による間接射撃などには脆弱である。

航空優勢(敵の航空機が活動できない状態)を確保しない状態で運用される戦車はきわめて脆弱であるため(ハンス・ウルリッヒ・ルーデルを参照)、味方の軍や対対空ミサイルによる援護下で行動するのが原則である。それと同時に戦車は味方歩兵を敵戦車やその他の脅威から護り、代わりに歩兵に敵歩兵の攻撃から護って貰いながら行動する。敵の砲兵は味方の砲兵航空支援により排除する(こうした、各兵科の利点を生かし、共同しながら戦うことを諸兵科連合コンバインド・アームズと呼ぶ。現代戦の重要なコンセプトの一つ)。

現代では対戦車ミサイル戦闘ヘリコプター航空機が運用する精密誘導兵器など、戦車よりも「強い」兵器が多数存在するように見えるが、今のところ戦車の存在価値は失われていない。ヘリコプター航空機は常に戦場にとどまって活動する訳には行かないし、燃料や整備のコストもかさむ(携行対空ミサイルの脅威も増大している)。歩兵兵器対戦車ミサイル弾は機動や防御に劣るため防御戦闘はともかく反攻作戦には使いづらい。

結局、依然として地上戦では歩兵で地域を制圧する必要が有るのは事実であり、歩兵を護り、敵の地を突破するには走攻守に優れた戦車が必要となる。冷戦崩壊とともに大規模な戦車同士の遭遇戦の機会は遠のいたが、近年の対テロ戦争戦闘のなかで戦車の価値は再発見されつつあり、一時期は戦車不要論に傾き装輪装甲車LAV-MGS)で代替しようとしていた某などもアフガンでの任務に戦車を急遽投入したりしている。

区分[6]

一般的には重量により「軽・中・重戦車」に分類される。イギリスにおける最初の分類は「歩兵戦車」と「巡航戦車」だったが、その後「偵察戦車」「駆逐戦車」「突撃戦車」「対戦車」「架戦車」「陸両用戦車」「挺戦車」など多くのバリエーションが作られた。これら支援用の戦車と区分して汎用な的を持った戦車は「戦車」の名称で呼ばれるようになる。

すごく大雑把な戦車の歴史

戦車の一覧

第一次世界大戦

 イギリス  ドイツ帝国  イタリア  フランス

第二次世界大戦

 ナチス・ドイツ  アメリカ  イギリス  フランス
 ソ連  大日本帝国  イタリア  ハンガリー
ポーランド ポーランド アルゼンチン アルゼンチン
  • TKS
  • 7TP                     

 

 

第二次世界大戦後

 ドイツ共和  アメリカ  イギリス  フランス
 ソ連 ロシア  日本国  スウェーデン  イスラエル
中華人民共和国国旗 中国 インド国旗 インド 大韓民国国旗 韓国 アルゼンチン国旗 アルゼンチン
トルコ国旗 トルコ

関連動画

左:日本中国の制式戦車較。中国の戦車のが揺れているのはスタビライザーを装備せず、走行間射撃を前提としてない旧世代戦車のため。日本90式戦車は走行間射撃が前提の第三世代戦車。
右:英国営放送BBCの名物番組"TopGear"。庫破りに挑戦!

左:いまのカーグラTVじゃ考えられないぜ!
右:敵を知ることこそ最大の攻撃である・・・ダダ盛れ?

左:この戦車なら第三次世界大戦勝てるんじゃないか?w
右:戦車っていったらPanzarlied

左:盗んだ戦車で走りだす~♪
 右:ハマーと戦車、どっちが凄い?

左:「戦車は遅い、重い、時代遅れ」だと思っている人へ
右:Ⅲ号戦車Jプラモデル

 戦前日本戦車の性・戦史・開発秘話・軍内の運用などを万遍られている。
ただの性説明のようなものではなく、各話がストーリー仕立てになっていて、
もはや、大河ドラマのような感覚を感じる。(注意*ゆっくりボイス

関連コミュニティ

関連商品


関連項目

関連人物

戦車が活躍した戦闘

戦車の異名・愛称

戦車を主題とした作品

その他

脚注

  1. *AI戦争論 進化する戦場自衛隊全滅する」兵頭二十八 2018 飛鳥新社 pp.268-269
  2. *旋回を持たないスウェーデン陸軍MBT、Sタンク/Stridsvagn 103だけ例外。現在は退役し、レオパルド2にMBTの座を譲っている。
  3. *距離が0からの至近距離からの射撃ではなく、単に射撃を意味する。戦車からの直接攻撃=射撃だからだ。放物線を描く曲射弾道に対する防護は戦車戦では優先度が低い。戦車は戦車同士の直接照準射撃による戦いに勝つことを念頭において装甲を施しており、結果として上部装甲は優先度は低く(正面にべて相対的に薄く)なる事を意味する。戦車がヘリの攻撃や自走砲、対地ミサイル等遠距離・上からの攻撃を防御しきれないことはある意味で当然であり、戦車の設計運用においては折込み済みである。しかし、戦車が戦車同士の直接火力には負けられない。敵の戦車との戦車戦に打ち勝つ事が、「」戦車たるレゾンデートルraison d'e^tre)、存在理由、存在意義であるからだ。
  4. *飽くまで戦車を構成する設計理念で戦車の中にはこの条件を満たしてないものもある。必須条件ではない。ミサイルの発展が装甲の発展を上回った時期には、装甲を捨てて機動によって生存性向上を図る思想も存在した。
  5. *タイヤは弾性体であるため、装輪(タイヤ)方式の車両では強発射の衝撃を吸収・制御し、行進間射撃や連続射撃を行うことが構造上困難である。また履帯クローラ)とべ、タイヤは小火器でさえ脅威になる程耐弾性が低く、路外の走破性でも劣る。
  6. *「機甲戦の理論歴史原和三 書房出版 2009 pp.34-35
  7. *「機甲戦の理論歴史pp.33-34

【スポンサーリンク】

  • 64
  • 0pt
スマホ版URL:
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E6%88%A6%E8%BB%8A

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

戦車

1373 ななしのよっしん
2020/06/08(月) 16:49:37 ID: TZ8koQWGOe
>>1371
上の人はその説明通りの理解をしてると思うよ
その上でその脚周りにエンジンギア付けて動かしたら同じ方向にタイヤ向けてまっすぐ走るだけでロスがすごいって話だと思う
1374 ななしのよっしん
2020/06/08(月) 17:04:10 ID: TZ8koQWGOe
>>1367
弾を活用する戦車としては、既に出ているがシェリダン戦車やその他のガンランチャー搭載戦車がおそらくおめに応えられるだろう
1375 ななしのよっしん
2020/06/09(火) 20:26:16 ID: OYkMQ5Lqk9
HEATって基本的に対戦車だと使いにくい兵器だしな。
物によってはゲージ装甲であっさり効化されるし、間装甲で大幅に威を軽減されるし(大対戦車ミサイルなんかを除く)
地味に見逃される点なんだが、装甲車みたいな薄い装甲と違って、2GenMBTくらいの重装甲になると着弾点の直線上以外は被害いんだよね。

ところで何で2GenMBTって良く『装甲を犠牲にして機動に特化』って説明されるんだろう?レオパルド1の印が強すぎるせいかな?
1376 ななしのよっしん
2020/06/09(火) 21:30:31 ID: 40+NaKer/a
>>1375
レオ1が代表的なのは確かだけど、それ以外も含めて一般的に
弾>装甲
バランスがしばらく崩れなかった時期なのよね第二世代は

とにかく装甲を厚くするしかなかったから、重さ考えるとどうしても非効率だったから、
というまとめ方になると思う。物理的に装甲に限界があった時代って感じ。
単一素材でしか装甲作ってなかったから仕方ないね
複合装甲が本格化するのはその後の話になる。
1377 ななしのよっしん
2020/06/10(水) 21:32:28 ID: OYkMQ5Lqk9
>>1377
いや、実は色々と資料漁ってみたら弾>装甲も若干怪しくない?と思ったんだわ。

というのも、ロイヤルオードナンスplcが発行した『L64 105mm Tank APFSDS』って資料があるんだけど、それによると70年代後半~80年代後半のAPFSDSって一部を除いて500m入射20~30度(何故0度のデータじゃないかは不明)での貫300~470mmだけど、2000m入射60度だと170250mm程度まで低下するみたいなのよね。

2GenMBTの装甲配置は流石にわからなかったけど、概ね正面が170~200mmあるので丸っこい避弾経始を考えると、70年代中盤以前のAPFSDSAPDSなら防げるんじゃなかろうか。

1378 ななしのよっしん
2020/06/10(水) 22:50:33 ID: 5q3eZzGCcd
多分 弾>装甲 なのはHEAT弾頭相手に場合なんじゃないかな?
9M14なんかの初期対戦車ミサイルRPG-7の初期弾頭でもRHA400mm前後の貫あるっぽいし
1379 ななしのよっしん
2020/06/10(水) 23:49:12 ID: 40+NaKer/a
ちょっと前の流れのシェリダンとかはまさにそこらへんじゃなかったっけ?
HEAT弾と対戦車ミサイル(弾頭がHEAT構造)万論だった時代。
これらはその後、複合装甲(ちゃちぃ網含む)やコストに負けたとおおざっぱ理解してる。

>>1377
『装甲を犠牲にして機動に特化』っつても正面は確保してたってことじゃない?確保(最低限)って感じだけど。
1380 ななしのよっしん
2020/06/11(木) 01:31:52 ID: OYkMQ5Lqk9
あー、確かにHEATがすっかり頭から抜け落ちてたわ。

んで、手元の資料を見てみたら152mm M409 HEAT-MPの貫が入射0度で380mmだった。
むむ、確かに避弾経始とか間装甲加味しても厳しそうだな……

というか、シャリダンHEAT-MPは直径152mmもあってM103の120mm HEAT-T153410mmに負けるのか。炸の量が少ないんだろうけどさ
1381 ななしのよっしん
2020/06/11(木) 01:58:09 ID: Jk1nNcLIEg
化の代償だろうか戦車としてとにかく軽量であることをめられたわけだし>シャリダンHEAT-MPは直径152mmもあってM103の120mm HEAT-T153410mmに負けるのか
1382 ななしのよっしん
2020/06/12(金) 13:49:06 ID: TZ8koQWGOe
当時のHEATは威は申し分なかったが、弾速の遅さから遠距離で問題があった→ミサイル化して解決しよう→機構が複雑でどうにも…
と手間どってる間に、装甲やAPFSDSの性が上がって車載の口径範疇では追い付けなくなった感じかな

さらに軽くすると装甲が薄くなって敵車両継続的に撃できるような状況は厳しくなるから、歩兵支援用のより小と少弾数のミサイル発射筒の組み合わせで十分になるだろうし