戦闘国家とは、主にソリトンソフトウェアが開発、ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたシミュレーションゲームのシリーズのことである。
概要
実在する現代兵器を用いて敵軍隊と戦闘をし、敵司令都市の占領、もしくは破壊をすることでステージクリアという、一般的な戦略シミュレーションゲームのルールを採用している。
同様のシミュレーションゲームとして大戦略シリーズがあり、戦闘国家第一作目の発売当初は「大戦略の他社製類似製品」という風評が立っていた。
しかし、行動力の数値内で複数回の移動、戦闘を行うシステムや、迎撃範囲内に進入した敵に対し迎撃行動をするシステム、3Dポリゴンによる兵器グラフィック等、戦闘国家独自の部分が評価され、次第に人気を獲得していった。
作品一覧
ハードは「グローバルフォース 新・戦闘国家」までが初代プレイステーション。それ以降はプレイステーション2にて発売された。
- 戦闘国家 エアランドバトル
記念すべき戦闘国家第一作目。概要にて説明のある戦闘国家独自のシステムはこの頃から健在である。
登場兵器はアメリカ・ロシアの二カ国製のみである。
- 戦闘国家-改-インプルーブド
第二作目。キャンペーンモードの追加、登場兵器に日本、欧州(イギリス、フランス、ドイツ)が追加される等、第一作目から堅実な進化をしている。
特に戦闘シーンはシリーズ中で一番迫力があり、美しいと評判である。
また、本作のみPC版が発売されている。
- グローバルフォース 新・戦闘国家
第三作目。登場兵器は主にイスラエル製が中心に追加され、シリーズ中最多となる。
また、現実世界をモチーフとしたシナリオモードが追加され、ゲームのストーリー性がより高まった。
現在ではPlaystation Network配信タイトルとなっている。
- 戦闘国家-改- NEW OPERATIONS
第四作目。本作はソリトンソフトウェアではなく角川書店が開発を担当。6年ぶりの新作として発売された。
特徴として、登場兵器に第二次世界大戦の兵器が追加された。
しかしゲームバランスが悪く、グラフィックも見難く、前作までに登場した兵器が大幅に削除されている等の問題点が多く、評価は非常に低いものとなっている。
- 戦闘国家・改 -LEGEND-
第五作目。戦闘国家-改-インプルーブドのリメイク作品となっている。
リメイク元の第二作目に一部の兵器が追加されている。
しかし、グラフィック・サウンドはリメイク元よりも悪く、発売前の宣伝内容とゲーム内容に相違が多い為劣化リメイクという評価をされた。
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関連項目
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