漢字として
- 意味
- いくさ、たたかい、たたかう、あらそう、ふるえる、おののく。
- 〔説文解字・巻十二〕に「鬬ふなり。戈に从ひ單聲」とある。〔爾雅・釈詁〕に「戰、懼なり」とある。
- 字形
- 旧字体は戰。
- 諸説ある。声符を単とする形声(〔説文〕)、戈+単の会意などがある。甲骨文・金文の字形は戊に、□や|を添えた形。
- 音訓
- 音読みはセイ(漢音)、ジョウ(呉音)、訓読みは、なる、なす、たいらげる。
- 規格・区分
- 常用漢字で、小学校4年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 戦意・戦雲・戦艦・戦況・戦国・戦士・戦車・戦術・戦勝・戦場・戦争・戦端・戦地・戦闘・戦犯・戦没・戦法・戦利品・戦慄・戦略・戦列
異体字
- 戰は、旧字体で人名用漢字である。2004年に人名用漢字に採用された。JIS X 0213第二水準。
- 𢧐は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 𡃣は、〔集韻〕に「一に曰く、戈を以て嘼を擊つ。故に𡃣と作す」ある異体字。
- 𣥟は、〔竜龕手鑑〕に「古文戰字」とある異体字。
- 𣥎は、〔竜龕手鑑〕に「古文戰字」、〔玉篇〕に「古文戰」とある異体字。
- 𣥭は、〔集韻〕に「古𣥭と作す」とある異体字。
- 簡体字は战。
戰
- Unicode
- U+6230
- JIS X 0213
- 1-57-5
- 部首
- 戈部
- 画数
- 16画
- 1
- 0pt
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