戸塚彩加とは、小説『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の登場人物で戸塚マジ天使である。
概要
5月9日生まれのA型で、千葉市立総武高等学校2年F組に所属している。テニス部員。
比企谷八幡とは1年の時から同じクラスだが、初めて会話を交わしたのは2年生になってからである。さらに言えば八幡は話しかけられたその瞬間まで、彩加の事を知らなかった。
人物・性格
「あ、うん。ぼく、男の子、です……」
(『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』2巻より)
一見すると美少女と見紛う様な華奢な体躯と、とても可愛らしい顔の持ち主。但し胸は雪ノ下雪乃と同じくらい薄い。
外見のみならず仕種や言動も含めてとにかくモーレツに可愛い。その愛らしさから女子の一部からは「王子」と呼ばれている。
八幡は彩加の可愛さを常に絶賛しており、彩加を見かければ心の中でその可愛さを讃える事を忘れない。彩加を天使と表現しており、雪乃や由比ヶ浜結衣よりも明らかに誉めそやす事が多い。最愛の妹である小町よりも多いほどである。その暴走はちょっとキモい。どうやら家でも小町に彩加の可愛さを力説しているらしい。
本人は可愛いと言われる事を好まず男らしい振る舞いに憧れているのだが、それとは裏腹に嗜好は乙女趣味で可愛らしいアイテムを選ぶセンスに優れている。
純真無垢で素直な性格で、八幡に会えば無邪気に喜び、他の人間が一様に引く八幡の作戦にも心から感心する。また作中で八幡に優しく接する数少ない存在でもある。
不思議と八幡に懐いており、最初に言葉を交わしてから体育ペア勢になったり、デートしたり、八幡が彩加に初めてを捧げたり、急速に距離を縮め、順調に戸塚ルートへ入るフラグを立てている。いや順調なのかそれ? 青春ラブコメがまちがっていないか?
八幡が何を言っても彩加的にポイントが高いのか、彼の八幡に対する好感度はぐんぐん上昇しており常にMAXである。MAXコーヒー並に甘い超ヌルゲー状態である。
由比ヶ浜結衣からは『さいちゃん』と呼ばれているが他からはあまりこう呼ばれない。ていうか結衣しかこう呼んでいない。
逆に彩加は他の人間を基本的に苗字+敬称で呼ぶ。八幡の事も当初はそう呼んでいたが、親しくなってから彩加記念日を境に下の名前で呼ぶ様になった。
八幡を慕っているので奉仕部の人間と一緒に活動する場面が目立つが、当然ながらテニス部など他のコミュニティにも友達は居る。但し作品が八幡の視点で語られるのでそうした人物が作中に登場する事は殆ど無い。
犬か猫ならうさぎ派。寧ろ本人にバニーガールの格好をさせたくなるレベル。
関連動画
関連静画
関連項目
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