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戸郷翔征（とごう しょうせい、2000年4月4日-）とは、宮崎県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は読売ジャイアンツに所属。
概要
| 読売ジャイアンツ #20 投手キャプテン |
|
|---|---|
| 戸郷翔征 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |  日本 |
| 出身地 | 宮崎県都城市 |
| 生年月日 | 2000年4月4日 |
| 身長 体重 |
186cm 72kg |
| 選手情報 | |
| 投球･打撃 | 右投右打 |
| 守備位置 | 投手 |
| プロ入り | 2018年ドラフト6位 |
| 経歴 | |
| プロ野球選手テンプレート | |
小学1年生から野球を始め、聖心ウルスラ学園高校に進学。2年夏からエースとなり、チームを12年ぶりの甲子園に導く。甲子園では1回戦の早稲田佐賀戦で2失点完投勝利を挙げた。3年春も県大会を制したが、3年夏は県ベスト8敗退。その後、宮崎県選抜としてU18日本代表との壮行試合に登板、5回1/3を投げて2失点、9奪三振の力投を見せ注目を集めた。
2018年のドラフト会議で、読売ジャイアンツに6位で指名され入団した。背番号は68。
巨人時代
2019年は下位指名の高卒ルーキーゆえキャンプは三軍スタートだったが、3月には早くも二軍デビュー。フレッシュオールスターにも出場し、二軍で主に先発として11試合に登板、4勝、防御率3.00という好成績を挙げ、9月21日に一軍昇格。勝てば優勝が決まる同日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初登板・初先発し、5回途中2失点で降板したが、チームは勝利し、高卒ルーキーが優勝決定試合でプロ初登板・初先発は史上初の記録となった。27日のDeNA戦では5回から4イニングを投げてプロ初勝利を挙げた。
阪神タイガースとのCSファイナルステージでは登板回避した菅野智之の代役で第3戦に先発（高卒ルーキーのCS先発は球団初）、3回1失点で代打を送られ降板。福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズでは第3戦でリリーフとして4回から登板（日本シリーズで高卒ルーキーの登板は2007年の吉川光夫以来）したが、自身の悪送球に押し出し四球と崩れ4失点で敗戦投手となった。
オフに背番号を13に変更した。
2020年は開幕から先発ローテーション入りする。開幕4戦目の6月23日の広島東洋カープ戦に先発して7回途中2失点で白星を挙げ、高卒2年目での先発ローテーション入りは球団では1987年の桑田真澄以来33年ぶり、その初戦で白星は球団史上4人目の快挙となった。そのまま8月までに7勝と快調に白星を積み重ね、森下暢仁（広島）と新人王争いを繰り広げたが、9月以降は援護の少なさもあって勝ち星が伸びず、2桁勝利には届かず、規定投球回数にも届かなかった。とはいえ菅野智之に次ぐ9勝6敗、防御率2.76の好成績を挙げ、優勝に大きく貢献した。日本シリーズでは第2先発という形でリリーフ待機することになったが、チームが一瞬しかリードを奪えずに4連敗に終わったため登板機会はビハインドばかりで、半ば敗戦処理のような起用になった。とはいえ3試合に登板して5回2/3を投げ2失点で、敢闘選手賞を受賞した。オフに背番号を20に変更。高卒3年目で背番号3つ目となる。
2021年は前半戦で8勝を挙げ、オールスターゲームに選出された。後半戦は1勝しか挙げられず、9勝に留まった。またリーグワーストの19被本塁打、75失点を喫した。
2022年は25試合に登板し、12勝8敗、リーグ最多の154奪三振、防御率2.62を記録し、最多奪三振のタイトルを獲得した。
2023年からは投手キャプテンを務める。シーズン前に第5回WBCに日本代表として出場し、決勝のアメリカ合衆国戦では2番手で登板し2回無失点と好投し、日本の世界一に貢献した。シーズンでは24試合に先発登板し、12勝5敗を記録した。
プレースタイル・人物
ストレートは最速154km/hをマークするスリークォーター右腕。変化球はカットボール、スライダー、スプリットを投げる。変化球は全て独学で身につけたとか。
応援歌
| 球団 | レス | No | プレイヤー |
|---|---|---|---|
| 巨人 | セントラル・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#159 | 18778 |  |
成績
年度別投手成績
| 年度 | 球団 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年 | 巨人 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 8.2 | 3 | 11 | 2 | 2 | 2.08 |
| 2020年 | 19 | 18 | 0 | 0 | 9 | 6 | 0 | 0 | .600 | 107.2 | 42 | 106 | 33 | 33 | 2.76 | |
| 2021年 | 26 | 26 | 1 | 0 | 9 | 8 | 0 | 0 | .529 | 151.2 | 58 | 138 | 75 | 72 | 4.27 | |
| 2022年 | 25 | 25 | 3 | 1 | 12 | 8 | 0 | 0 | .600 | 171.2 | 51 | 154 | 52 | 50 | 2.62 | |
| 2023年 | 24 | 24 | 4 | 2 | 12 | 5 | 0 | 0 | .706 | 170.0 | 39 | 141 | 49 | 45 | 2.38 | |
| NPB：5年 | 96 | 94 | 8 | 3 | 43 | 27 | 0 | 0 | .614 | 609.2 | 193 | 550 | 211 | 202 | 2.98 | |
国際大会での投手成績
| 年度 | 代表 | 大会 | 登板 | 先発 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年 | 日本 | WBC | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5.0 | 3 | 9 | 1 | 1 | 1.80 |
タイトル・表彰・その他
| タイトル | ||
|---|---|---|
| 最多奪三振 | 1回 | 2022年 |
| 表彰 | ||
| 日本シリーズ敢闘選手賞 | 1回 | 2020年 |
| その他 | ||
| オールスターゲーム出場 | 3回 | 2021年、2023年 |
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関連コミュニティ
関連項目
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