手榴弾単語


ニコニコ動画で手榴弾の動画を見に行く
テリュウダンシュリュウダン
2.9千文字の記事
  • 3
  • 0pt
掲示板へ

 手榴弾とは、歩兵兵器の一種である。

  • 「榴」の字は常用漢字ではない為、一般メディアの場では「手りゅう弾」と表記される。
  • 「てりゅうだん」「しゅりゅうだん」と二種類の読み方をする事ができるが、割とどっちでもいいとされている。

概要

端的に言えば「手で投げる爆弾」。 

広義には擲弾グレネード)の中でも特に投擲によって使用する物を、狭義にはその中でも爆発し、敵を殺傷する的の物をす。
 手投げ弾、ハンドグレネード、グラナータ、グラナーテ、コンボラ等とも呼ばれる。

※同様の物を発射するものを擲弾発射機(グレネードランチャー)と呼ぶが、この記事では割愛する。
→ グレネード の記事を参照。

狭義の手榴弾

 要は手投げ式の爆弾である、に導火線や化学反応による時限信管により起爆し、爆と破片効果によって敵を殺傷する。(直撃ではなく、破片で広範囲を加殺傷するのが”榴弾”である)
 「手で投げる」極めて原始的な運用法であるが、それ故「投げ込む」「落とす」等様々な活用法があり、現代において歩兵の必須装備となっている。

殺傷能力

 前述の通り、手榴弾による殺傷は爆衝撃波)そのものによるものと、飛散する破片や装填された金属球等による物とに分かれる。
 は空気により伝播を害されやすい分逆に制御はしやすい為、そちらに効果をほぼ限定した物を攻型手榴弾、後者の効果を重要視した物は防型手榴弾と呼ばれる。
 具体的な能力は風による物で半径数メートル、破片による物は重量のある破片で有効範囲は数十メートルまでになり、至近距離であれば大径ライフル以上の能力を持つ。
・・・とやたら数なんちゃらが出てきたが、つまりかなり運が関わるということである。爆に関しては屋外か室内か、室内でもどのような形かで爆の伝播は変わるし、破片に関しては、可な限り均等に散らばるように設計されているとはいえ、どう散らばるかは時の運である。
 その為、破片や風の有効範囲と戦術上有効な害を期待できる範囲は別物であるので注意したい。

広義の手榴弾

 閃光手榴弾や煙幕手榴弾といった殺傷を的としないものも存在する。また、火災時に火元に向かって投げつけ、消火剤を撒き散らす消火手榴弾と呼ばれるものも存在した、というかうちの3階にある。

手榴弾に関する誤認識等

  • 手な爆炎
    • 動画サイト検索すれば実物の爆発を見られる現代において今更という感じではあるが、爆発に関しては大きな土が上がることはあっても、手な爆炎が上がる等といった事はい。
  • 距離で食らった兵士テロリスト手に吹っ飛ぶ、宙を舞う
  • 投げ返し
    • 映画ゲーム等でありがちなシーンであるが、最も危険でメリットの少ない対策法である。
    • 第一次大戦頃までの物は起爆時間が較的が長く、投げ返すのも有効だったとされるが、現代の物に関してはそんな暇はいように作られており、また相手がピンを抜く間を見て安全時間を計算したとしても、きっちりその起爆時間で爆発する保はどこにもいので危険行為以外の何物でもないとされている。
    • ただし似たような対策法に「塹壕にあらかじめ専用の溝を掘っておき、手榴弾が来たら蹴り落とす/専用の溝に向かって転がるよう傾斜をつけておく」というのがある(あくまで手で持とうとかはしない)。
    • 至近距離では投げ返される事を見越して、1~2程度待ってから投げ込むといった戦術もある。
    • 現在の手榴弾は、ピンを抜いてから爆発まで約4(3~5)どんなに急いで投げつけても足元に転がった時点で1.5~3は既に過ぎている計算になり、しゃがんで拾い上げて投げ返す時間も惜しい。
  • 口で安全ピンを抜く
    • 見たかっこいいが、自爆事故を防ぐため簡単な力ではあっさり抜けないようになっている。
    • 現実的に考えてが欠ける、が抜ける。海外で投げる機会があっても試さない方が良い。
    • ピンが抜けてが抜ければ、痛で投げるどころか自爆する羽になりかねない。
  • ピンを抜いたらあとは爆発するしかない
  • ピンを戻せば爆発は止められる 
    • 安全レバーが外れていない状態であれば何とかなる
    • 安全レバーが外れた場合は爆発するしかないため、戻そうとかしてはいけない。
  • 4信管だから、ワイヤートラップに引っかかってもすぐに身を隠せば助かる
    • ※手榴弾のピンをワイヤーで結んでの中などにピンとっておく
    • ただしピンを抜いた間に爆発する信管に交換されていた場合は、抜けた間に爆発する。
  • パイナップルのような凸凹で効率的に破片を飛散させる(Mk手榴弾)
    • 当初は米軍も誤解していたが、あまり意味がない事が分かったため後継では凹凸はなくなった。
  • こんな危ないもの新兵に投げさせるのかよ…
    • 最初は重量・形状が同じダミーから始める。新兵(素人)がいきなり投げるには危険すぎる。
    • 実物は投げ損なった場合に備え、教官はもちろん遮蔽物や溝が用意されている。

メディア等によく登場する手榴弾

その他有名?なもの

関連動画

関連項目

  • 3
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

天外魔境II (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: tomozo
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

手榴弾

57 ななしのよっしん
2023/04/18(火) 13:46:09 ID: h5G6MvAB+i
>>47
「内古(ないもうこ)」「手工業(しゅこうぎょう)」など外来語の場合は例外
手榴弾という表現が日本独自ならともかく先に「ハンドグレネード」があり
しかも明治以降の新しい言葉なのでほぼ確実に訳語

グレネード爆弾の形状に由来するが
日本語での「榴弾」は炸裂する爆弾類全般を
これは語が違うのではなく言葉を適用する範囲が拡大しただけだろう
「対アンチエア)」から「対地」という言葉が生まれたのと同じ

wikiでは「柘榴弾を語とする」と書かれているが出典なし(初出も命名者も不明)
旧軍では「てりゅうだん」で統一されていたというのも間違い
現場レベルでは「シリューダン」など様々な呼び方をしていた
👍
高評価
0
👎
低評価
58 ななしのよっしん
2023/06/30(金) 04:37:22 ID: F8hULPCaVC
「口で安全ピンを抜く」のは難しい、って書いてるけど、アフガン侵攻時のソ連軍のように安全ピンを抜きやすく細工(捕虜になった時自決しやすいようにピンをまっすぐにして簡単に抜けるようにした)すれば可では

あと塹壕戦では曲がりの向こうなど見通しのきかないところにとりあえず投げ込んでいたから、もいないところにお互い投げ込みあうなんて状況が見られたとか
👍
高評価
0
👎
低評価
59 ななしのよっしん
2023/11/07(火) 21:23:24 ID: vRCV3o+knG
👍
高評価
0
👎
低評価
60 ななしのよっしん
2024/05/26(日) 06:22:33 ID: F8hULPCaVC
イタリア手榴弾だけど、OTOのは構造的にまだましな方(内部に玉があり着弾するとそれが慣性で動いて信管をたたくので、理屈上はどんな度で着弾しても起爆する)で、ブレダとか他社製のはそういう工夫がなかったので不発率がさらに高かったのだとか
👍
高評価
0
👎
低評価
61 ななしのよっしん
2024/05/26(日) 06:34:07 ID: 7W4QgYHuVB
タルコフ手榴弾が「敵のがした方に投げ込んで追い出す」という使い方がメインでなるほどと思った。投擲モーションも一般的なFPSべてだいぶ遅い
👍
高評価
0
👎
低評価
62 ななしのよっしん
2024/05/30(木) 18:50:53 ID: 2wG3ycyL8w
やはり殺傷力が高い事を思い知らされる
👍
高評価
0
👎
低評価
63 ななしのよっしん
2025/09/06(土) 20:07:56 ID: Vx6QKUl7AO
弾道ゼラチンを使った手榴弾距離別威力検証動画とかありそうでないんだよな
銃器と違って手榴弾は一般じゃ手に入らないからか
👍
高評価
0
👎
低評価
64 ななしのよっしん
2025/10/19(日) 20:36:47 ID: I4Vdh1OGbn
>>55
ピンを抜く→投げる→ドカン
このシンプルさは強い

そりゃ不発弾も出るかもしれない、たまに投げるのトチって自爆もするかも知れない、でもよく考えると「万が一」で動かなくなる要素が棍棒に続いて少ないものの気がする
👍
高評価
0
👎
低評価
65 ななしのよっしん
2026/04/25(土) 13:51:10 ID: tSs3zYKlgv

>>sm46204914exit_nicovideo
👍
高評価
0
👎
低評価
66 ななしのよっしん
2026/05/17(日) 06:43:57 ID: F8hULPCaVC
>>64
銃器グリスまで凍る東部戦線季戦で、ドイツ兵が一番信頼したのがスコップ手榴弾らしいから、その認識は間違ってない
👍
高評価
0
👎
低評価

ニコニコニューストピックス