批判厨とは、批判を通して現れる厨房の一種であり、評論家の行き着く先、そしてあらゆる厨が持つ共通の性質である。
概要
現実に意味が混同されていることも反映してか「批判」という言葉が当てはめられているが、厨と付くだけあって基本的にその言動としては否定のための否定としての「非難」ひいては「中傷」などに当たる行動がほとんどである。
主に物事や作品を見る際にとにかく否定ありきの思考を持っていたり、それらを周囲に押しつけるなどの行為を行う、あるいはそれらの「非難」を意図的に「批判」と称して正当化しようとする人達などが批判厨と呼ばれている。
物事を叩き、非難する事は理屈も客観性も不要なため非常に簡単であり、逆に理屈と態度そして何より責任の伴った真っ当な批判は本来誰もが容易に出来る物ではないのだが、しかしそれらが混同されている現在ではあたかも正当な主張であるかのように双方の良いとこ取りを狙って都合良く振る舞う者(=批判厨)が増えてしまっているのが現状である。
それは批評・評論行為を職業としている評論家などですらも例外ではなく、常に自らの影響力を高めて売り続けなければならない職業にとって、批判という言葉のハードルが下がっているこの状況が利用されているケースもあり、またそれによってさらに批判と非難が混同される悪循環にもなっている。
また、物事を非難することで褒めるより遥かに簡単に手軽な優越感を得、ささやかな自己顕示欲をも満たすことも出来てしまう側面があるため、批判意図の有無に関係なく同様の行為はネット中に幅広く蔓延している。この事から、○○厨と付く人種の共通の性質の一つであると言うことも出来る。
「批判」する前に
よく見直してみよう。
人を傷つけない内容になってますか?正当性はありますか?意見を押し付けてはいませんか?
認定する前に
よく考えてみよう。
相手は本当に間違っていますか?ちゃんと「批判」をしようとしていませんか?
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