技とは、なにかの物事を行うときの一連の動作、手段、方法のことで、とくに巧みであるもののことをいう。
柔道、相撲などにおいては、投げ方、土俵の外への運び方、関節の極め方、固め方といった相手を倒すための方法、その型のことをいう。プロレスや格闘技などでも、相手にダメージを与えるための一連の動作のことを技(例:プロレス技)という。
漢字として
- 意味
- 技術、技能、巧みであること、職工、方術。また伎と通じる。
- 〔説文解字・巻十二〕には「巧なり」とある。〔広韻〕に「藝なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は支。
- 音訓
- 音読みはキ(漢音)、ギ(呉音)、訓読みは、わざ、たくみ。名のりに、あや、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 技を声符とする漢字には、庪などがある。
- 語彙
- 技芸・技師・技術・技能・技法・技倆
異体字
- 〔干禄字書〕には伎が技の通用の字とある。
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関連項目
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