折戸伸治とは、作曲家である。LeafおよびKeyの設立者の一人としても著名。
別名は「がんま」「ガンマン折戸」「みまたいちろう」「うまい某」。
同人音楽サークル「UnisonLabel」、商業音楽制作チーム「Unison Sound Team」を主催。
ニコニコ動画をはじめとするネットで圧倒的な人気を誇る「鳥の詩」の作曲者として知られる。
概要
不況によって勤めていた銀行をリストラされ、その後機材を売り払うなどして生計を立てていたが、高校時代からの知人で、折戸が作曲をやっていることを知っていた下川直哉の誘いで、Leafの立ち上げに参加する。
『雫』まで作曲を手がけた後フリーになり、その後、YET11に誘われ『同棲』のBGMを外注で担当したことがきっかけでネクストンに入社。Tacticsで『MOON.』『ONE ~輝く季節へ~』を手がけたのち、麻枝准、樋上いたる、久弥直樹らとともにビジュアルアーツに移籍、Keyを立ち上げる。
『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『智代アフター』『リトルバスターズ!』などKey作品のBGM・ヴォーカル曲を担当する傍ら、『Sense Off』や『リアライズ』などの作品にゲスト参加している。また度々I'veの高瀬一矢と組んで作曲をしており、「鳥の詩」を始め『おねがい☆ティーチャー』OP「Shooting Star」や『あの夏で待ってる』OP「sign」などがそれに該当する。
梅本竜やLeafの音楽スタッフ(中上和英、石川真也、下川直哉ら)、アリスソフトのShadeなどとともに、美少女ゲームにおける音楽の重要性を知らしめた作曲家のひとりである。
軽快な日常曲に定評があり、本人もそのことを自覚しているコメントをしばしば残す。またテクノファンであり、担当した作品に大抵一曲はテクノ調の楽曲が紛れ込んでいる。Key作品では演出と密接に関わる曲や、歌曲は麻枝が担当することが多いが、それらの曲にもアドバイスをしたり手を入れたりしている。麻枝の代表曲として知られる「夏影」も編曲段階で折戸の手が入っているらしい。
なお余談であるが、折戸本人はここ最近まで楽器は一切出来ず、楽譜も全く読めなかったという。
ギターを嗜み、ライヴイベントでは壇上に上がり弾くこともある。
2011年には、自身初のアルバムの制作が決定、そして2012年10月24日、アルバム「circle of fifth」が発売された。既存人気曲のリアレンジ中心のDISC1、書き下ろし曲が中心のDISC2の2枚組となっている。
代表曲
- 瑠璃子 -『雫』BGM
- 鳥の詩 - 『AIR』OP曲
- Shooting Star -『おねがい☆ティーチャー』OP曲
- Light Colors - 『智代アフター』OP曲
- Philosophyz -『Rewrite』OP曲
関連動画
関連項目
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