折木奉太郎(おれき ほうたろう)とは、『〈古典部〉シリーズ』の登場人物である。
概要
神山高校に通う男子生徒。本作の主人公。アニメではややウェーブした栗毛の髪に、常に半目の緑色の瞳を持つ。
神山高校古典部OBである姉の折木供恵の命令によって、廃部寸前であった古典部へ所属することとなる。後に切っても切れない仲となる千反田えるとはそこで知り合い、うっかりその能力の片鱗を魅せつけてしまったことにより、えるに一方的に頼られることになる。」
「省エネ主義」という考えを持っており、座右の銘は「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」。それ故常に怠惰そのものの生き方をしているが、実際には非常に理知的で、常人離れした洞察力・問題解決能力を持つ。その能力は作中でも遺憾なく発揮され、本人のモットーとは裏腹にしょっちゅう千反田えるに探偵役として担ぎ出されては、快刀乱麻を断つ様な名推理を披露することとなる。
アニメ第18話でも描かれた通り、実は結構ナイーブな性格をしており、他人の心の機微に鋭く人の頼みを断れない。それ故、最近では千反田えるの「わたし、気になります!」攻撃も邪険に扱うことが少なくなり、いやいやながらも探偵役としての自分を受け入れつつある。
学業成績は平均点レベルで、雑学などの教養はやや乏しく、時に勘違いから的を外れた発言や行動をすることがある。部室ではおとなしく読書していることが多い。一軒家に父、姉と暮らしているが、作中で母親の存在は描かれていない。
関連項目
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