抱え落ちとは、弾幕STGにおいてボムなどを持ったまま敵の弾などに当たってしまいミスすることである。
概要
多くのSTG、特に弾幕STGにおいては弾消し効果や無敵時間などを生じる『ボム』というものが用意されており、自分の腕前を超えるような弾幕が飛んできたり操作ミスで窮地に陥った場合でも、これを的確に使用すれば、絶体絶命な危機的状況から脱出できる。→ボム(STG)を参照
このボムは一般に、プレイヤーが死ぬとそれまで持っていた分が全て没収され、新たに何発かが支給されるというようなシステムになっている。
抱え落ちというのは、ボムをまだ持った状態でありながら、判断ミスでそれを使用せず、あるいは不意打ちなどで使用する間もなく死んでしまうことである。
先述の通り、ボムが1発あれば危機的状況を脱することができるため、言い換えれば抱えたボムの分だけまとめてミスをしたに等しい損害が生じてしまう。
(そのため、良く死ぬ初心者に対してはどうせ抱え落ちするならボムはピンチになる前にどんどん使うようにと指導される場合が多い。)
また、ボムが0個の時はボムを使うという選択肢がないため避けに集中しやすく、えてして気合よけが上手くいきやすいものであり、その意味でも損失が大きい。
これが転じて、例えば不思議のダンジョンのアイテムのような「生存手段」や「死ぬと没収されるもの」を全て使い切る前に死んでしまうのを指して広く「抱え落ち」と呼ばれるようになった。
ニコニコ動画においては、元々STG用語だったのが東方projectのゲームの流行によって拡散したものと考えられ、ゲームのジャンルを問わず広く使用される。
関連動画
募集中
関連項目
- 弾幕シューティング
- ボム(STG)
- 命あっての物種
- ラストエリクサー症候群
- 1
- 0pt