捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん〜艦これ〜」にて、2018年冬に開催されたイベント(期間限定海域)である。
実施期間は2018年2月16日から。イベント終了日時は3月23日11時。
通称「2018年冬イベント(18冬イベ)」。
事前情報
以下、運営の公式twitterなどから判明している情報を記載。
- 作戦の舞台はレイテ沖海戦から、捷一号作戦がモチーフのイベント
(全4パターンあった「捷号作戦」のうち、フィリピン方面を想定した作戦) - 作戦規模は「大規模作戦」
- パラワン水道、シブヤン海、エンガノ岬沖、レイテ湾が舞台となる。
- 艦これ初の「前後編」二段構成のイベントで、2017年秋の「前篇」からの一連のイベントとなる。
- 小沢艦隊、栗田艦隊、鈴木艦隊による一大邀撃戦となる。前篇の主役であった西村艦隊や志摩艦隊も登場予定とのこと。
- 前篇で実装された「警戒陣」と「遊撃部隊」は今回も使用可能となる。
- 英国のLuckyな駆逐艦が実装予定。「Lucky Jervis」の渾名があるJervisが有力。
- 占守型でも択捉型でもない海防艦[1]を2隻実装予定。
- イベント開始と同時に武蔵改二を実装予定であるとのこと。
なお2020年にflashがサポート終了する事に伴い「艦これ」は2018年春にHTML5版への移行を控えている(サービスが終了するわけではない)ため、前後編合わせてflashゲームとしての「艦これ」の最後を締め括るイベントともなった。したがってこのイベントが第一期最後のイベントとなる予定。
本イベントの新要素
- 丁作戦
丙作戦よりもさらに簡単な作戦。これまで丙作戦でもクリアできなかった人のための難易度。
こちらも丙作戦と同様で、札による出撃制限が無い代わりに次のステージで甲作戦が選択不可。 - 友軍艦隊
E-4、E-6、E-7のボスマスの夜戦ではNPCの友軍艦隊が突入し援護を受けられる場合がある。
各海域ごとに決められた艦隊が夜戦突入時に友軍として参加し、第一艦隊、第二艦隊の双方をターゲットとして攻撃を行う。
攻撃順序は友軍艦隊は通常通り上から順番に攻撃していくが、敵艦隊はばらばらである。
各海域ごとに友軍艦隊の編成は決まっているが、第四戦隊と第十九駆逐隊は友軍が登場する全海域で登場する可能性がある。
自艦隊に編成されている艦娘がいる艦隊は登場しないが、第十九駆逐隊だけは例外となっている。
なお、艦隊によっては最初から損傷を受けている場合もある。
ちなみに、友軍艦隊が最後に残った1隻にとどめを刺すことはないが、随伴艦が残っていればボスにとどめを刺してゲージを破壊するという可能性もある。 - ギミックの引継ぎ
これまでは難易度を下げた場合でもギミックは一から解除していく必要があったが、今イベではある程度進捗の引継ぎが可能となった。ただし、引き継ぐのは難易度を下げた場合のみ。上げた場合は従来どおりまた一から解除する必要がある。
難易度によってギミックは異なるため、高難度作戦でギミック解除した後に難易度を下げた場合は新たな作戦航路が出現する場合もあるとのこと。 - 札による連合艦隊編成制限
これまでは札がついている艦であっても連合艦隊に制限はなかったが、今回は西村艦隊と志摩艦隊の札がついている艦は連合艦隊を編成できないという制限が付いた。前段の時点で西村艦隊と志摩艦隊が連合艦隊を組めないと表示されたため、この制限により後段で志摩艦隊の札が新たに追加されることが判明した。なお、E-7に出撃可能になるとこの制限は解除されるため、E-7に出撃できなくなるということはない。
出撃制限、及び新要素など
通常艦隊で出撃可能なマップは今回、第3部隊の遊撃部隊にて7隻編成で出撃する事も可能。
E-1 (通常艦隊) |
E-2 (通常/連合) |
E-3 (通常/連合) |
E-4 | E-5 (通常艦隊) |
E-6 (通常艦隊) |
E-7 (連合艦隊) |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(通常) | (連合) | |||||||
警戒部隊 | 〇 | × | × | × | × | × | 〇 | |
西村艦隊 | × | 〇 | × | 〇 | × | × | × | 〇 |
栗田艦隊 | × | 〇 | × | × | 〇 | × | 〇 | 〇 |
小沢艦隊 | × | × | 〇 | × | × | × | 〇 | |
志摩艦隊 | × | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
作戦内容
第1ステージ パラワン水道/作戦海域 作戦開始 前路哨戒を厳とせよ!
最初の海域。通常艦隊での出撃となり、『警戒部隊』の出撃識別札が付く。第3部隊の遊撃部隊でも出撃可能。
正規空母、装甲空母、潜水艦、潜水空母は出撃不可。航空戦艦を入れたくなるが、伊勢型も扶桑型戦艦も史実の艦に該当するため、同じ航空戦艦を2隻以上所持していないならば海外戦艦や低速戦艦を入れる事を推奨。それ以外にも、小沢艦隊や西村艦隊及び栗田艦隊のメンバーは温存した方がいいだろう。特に第2海域を丙作戦で突破する予定であっても西村艦隊は温存を推奨。他にも、先制対潜爆雷が使える改二の駆逐艦・軽巡も、後に輸送作戦のマップが控えている可能性もあるので大発が搭載可能な艦をE-1へ出撃させるかはよく考えよう。
基地航空隊は1部隊のみ使用可能で、このステージでも目的に応じて様々な運用をすることになる。必要な行動半径はボスマスが4。
対潜哨戒マップで道中も潜水艦が多く出現するが、難易度は低めなので対潜装備を一通り用意してあれば着任して日が浅い提督でも甲作戦クリアは視野に入る。海防艦が複数鍛えあげてあれば、E-2以降の札対策を兼ねて活躍できるだろう。敵空母は出現しないので、軽空母を編成するなら彩雲や、対潜が強力な艦載機を搭載したい。
今回もマップには最初の時点でボスマスが存在せずギミックがいくつか用意されているので、クリアまでには段階を踏む必要があり、具体的には、以下の条件を達成することになる(甲作戦の場合)。
- FマスでA勝利以上を達成する。
- BマスでA勝利以上を達成する。(乙作戦以下の難易度なら免除)
スタート地点からの分岐は編成次第で針路が決まるようで、軽巡の有り無しや駆逐艦・海防艦の数が関係しているとされるが詳細は現状不明。なお戦艦と軽空母はルート制御に関係しない模様。 - Kマスを経由し、Nマスの駆逐古姫相手にA勝利以上を達成する。(丁作戦ならこちらも免除だが、Kマス到達は必要)
Nマス到達には索敵値が一定値以上必要な為、水上機や電探の用意を。
これらを達成して、Iマスの北西にボスマス(O)が出現となる。
ボス前のツ級ほか水雷戦隊と潜水艦の混成部隊が待つIマスが難関である為、ボスマスさえ出現したら基地航空隊はIマスへ使うのがいいと思われる。
ボスはイベント常連となりつつある潜水新棲姫。HPは277で、ゲージ破壊可能になると377へ上昇するので、甲作戦の場合は戦艦を入れ砲撃戦を二巡させないと撃破は相当に厳しい。
随伴にもヨ級eliteなどの潜水艦が出現するものの、先制爆雷を撃てる艦が揃っていれば開幕で全滅させるのも難しくない。決戦支援はS勝利を狙う際、敵駆逐艦の撃ち漏らしが怖い場合に。
- 甲:戦闘糧食x2、新型砲熕兵装資材、改装設計図、給糧艦「伊良湖」x3、試製東海
- 乙:戦闘糧食x2、新型砲熕兵装資材、改装設計図、給糧艦「伊良湖」x3
- 丙:戦闘糧食x2、新型砲熕兵装資材、改装設計図
- 丁:戦闘糧食
丙作戦以上でクリアする事で新型砲熕兵装資材と改装設計図が入手できるので、ぜひとも狙いたい。特に改装設計図はEO海域(1-5、2-5等)をクリアしなければ入手できない勲章を4つ集めないと入手できない為希少価値が高く、願ってもない機会である。また新型砲熕兵装資材も、武蔵を改二にする為に必要なアイテムの1つである為、武蔵を持っている提督は入手しておくといいだろう。
また甲作戦限定の試製東海は、希少かつ強力な対潜攻撃を行うことができる対潜哨戒機である。E1は甲作戦でも難易度は低いため、新米提督でも狙っていきたい。
レアドロップは、ボスマスでは藤波、神風、大淀、占守、択捉、などがドロップを狙える。
また行き止まりのFマスとNマスでは春風、旗風、速吸がドロップする。
ボスドロップの大淀は常設海域に比べかなり高いドロップ率である。未所持の提督はぜひ狙っていこう。
上級提督にとっても久々のまるゆ&海防艦掘りマップである。
第2ステージ シブヤン海 威風堂々 出撃!栗田艦隊
第2海域。通常艦隊と連合艦隊のどちらでも出撃可能。最初から存在するスタート地点から出撃しDマスに行った場合のみ『西村艦隊』、それ以外では『栗田艦隊』の出撃鑑別札が付く。
このマップは前回の捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)最終マップを簡略化したようなものになっている。
最初からボスマスは見えているが、非常に遠く洋上補給しないとクリアは困難なのでスタート地点追加ギミックを達成する必要がある。その条件はS・X・YマスでのA勝利以上とTマス到達。これによりLマスの左に第2出撃地点が追加され、水上打撃部隊でここからスタートできるようになる。なお、丁作戦では西村艦隊ルートは不要。
スタート直後は札なしまたは『西村艦隊』の札が付いた艦のみでの第三艦隊で出撃した場合のみDに分岐する。史実西村艦隊が甲6以上で最短経路を通る。Sマス以降は開幕夜戦マスで、終点のYマスは払暁戦。なお、史実6隻以上からわかる通り、前篇E4で有効だった潜水デコイを入れての最短経路は今回も可能となっている。なお、Yマスには史実西村艦隊にキャップ後1.1倍の特効あり。
それ以外はAまたはBに分岐する。高速統一かつ史実栗田艦隊8隻以上の水上打撃部隊なら最短経路でTマス到達可能。潜水艦が多いので対潜装備を整えていくといいだろう。なお、敗戦数は増えるが潜水艦隊でいくという方法もある。最長経路を通る上に潜水マスを4つ通るので4回D敗北となるが、被弾の可能性があるのがC・IマスだけなのでCマスに基地航空隊を飛ばせば安全にTマスまで到達できてしまう。
追加された出撃地点からボスマスへの最短経路の条件は水上打撃部隊で高速統一かつ史実栗田艦隊8隻以上。この条件を満たせば潜水艦マスを無視できる上に空襲戦も1回少なくなる。
ボスは軽母ヌ級改flagship。連合艦隊で随伴に軽母ヌ級elite2隻と戦艦ル級flagship(最終形態では改)1隻がいるが、それ以外は軽巡と駆逐艦のみなので、ボスマスに到達できてしまえばまあ問題ないだろう。なお、距離が10あるため基地航空隊は一式陸攻 二二型甲のみで編成するか二式大艇やカタリナで距離を延ばす必要がある。
史実栗田艦隊に特効があるようだが、特に意識する必要もなくクリア可能。
- 甲:給糧艦「間宮」x2、応急修理女神、新型砲熕兵装資材x2、改装設計図、二式爆雷
- 乙:給糧艦「間宮」x2、応急修理女神、新型砲熕兵装資材x2、改装設計図
- 丙:新型砲熕兵装資材x2、改装設計図
- 丁:なし
レアドロップとしては西村艦隊ルートの終点であるYマスで秋津洲、瑞穂、神威など、ボスマスでは葛城、国後、松輪、矢矧、能代、藤波などが確認されている。
第3ステージ エンガノ岬沖 小沢機動部隊 全力出撃!
第3海域。『小沢艦隊』の出撃鑑別札が付く。通常艦隊と連合艦隊のどちらでも出撃可能。基地航空隊は2部隊使用可能になる。
このマップは前回の捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)第3海域と似たようなマップ。
ここにもギミックがあり、基地空襲から航空優勢をとり、HマスとSマスに到達することでJ→Nのショートカットが出現する。
Hマスへは前回第3海域の輸送ゲージと同様、第十六戦隊の青葉、鬼怒、浦波もしくは志摩艦隊で輸送に従事しスリガオ不参加だった初春、若葉、初霜を3隻セットで編成することで最短経路を通ることができ、対潜と対空によって突破する…というのが本来想定されていたであろう方法なのだが、潜水艦3隻以内の編成で出撃するのが楽。最短経路から1戦増えるが、被弾の可能性があるのがその1戦増えたマスのみで、随伴艦が大破しても問題なく進撃できるためである。
Sマスはボス前なので特に気にする必要はない。
史実小沢艦隊を8隻以上、正規空母2隻以下で最短経路を通ることが可能。最短経路であれば空母ヲ級改による事故が怖いくらいでそこまで危険度は高くない。
ボスは恒例の空母棲姫。連合艦隊となっており、第一艦隊には空母ヲ級や戦艦タ級、重巡ネ級がおり、第二艦隊は水雷戦隊となっている。
史実小沢艦隊にキャップ後1.15倍の特効があるため伊勢や日向でも十分な火力を出すことができるため、ボスマスに辿りつけるなら問題なくクリアできるだろう。
ボスマスへ基地航空隊を飛ばすには半径8が必要であり、陸戦を飛ばしたいのなら二式大艇やカタリナが必要な点には注意。
- 甲:戦闘詳報 新型航空兵装資材x2 洋上補給x3 試製甲板カタパルト 四式戦 疾風
- 乙:戦闘詳報 新型航空兵装資材 洋上補給x2 試製甲板カタパルト
- 丙:戦闘詳報 新型航空兵装資材 洋上補給x2
- 丁:洋上補給x2
レアドロップとしてはNマスで海風、三隈など、Sマスで天霧、狭霧、海風、三隈、雲龍など、ボスマスで秋月、春日丸、国後、択捉、Luigi Torelli、大鯨などが確認されている。Pマスでも天霧、狭霧、海風、三隈は確認されているので、道中ドロップ狙いなら小沢艦隊を7隻にして掘るのもいいだろう。
第4ステージ サマール沖/レイテ湾 サマール沖 その先へ――
第4海域。通常艦隊で出撃した場合は『西村艦隊』の、連合艦隊で出撃した場合は『栗田艦隊』の出撃鑑別札が付く。
基地航空隊の数は2部隊で変わらないが、空襲が発生しないので防空なしでも被害が発生することはない。
この海域にもギミックが存在し、解除後にボスマスが出現するが、それは西村艦隊ルートの終点であるNマスでA勝利以上と非常にシンプルなもの。史実艦を甲なら6隻以上で空襲を1回回避できるので史実編成で挑みたい。なお、E2と違い潜水艦を入れると強制的に1戦多くなってしまうのでデコイは非推奨。警戒陣と道中支援で乗り切ろう。Nマスには史実西村艦隊にキャップ後1.2倍の特効あり。
なお、丙はNマス到達、丁は1つ手前のMマス到達でギミック解除となり、NマスでのA勝利以上が不要になる。そのため潜水艦隊での挑戦も考慮に値する。
最短経路のための条件は、水上打撃部隊を編成し、甲なら栗田艦隊10隻以上かつ低速艦3隻以内とすること。なお、低速艦を高速化しても高速艦とはみなされない。このため、第一艦隊は武蔵改二、長門改二、金剛改二、榛名改二、鈴谷航改二、熊野航改二とする人が多いようだ。
最短経路でも道中が非常に厳しく、空襲戦の後に2連続で軽母ヌ級改flagshipが待ち構える。ここの制空は非常に厳しく、甲だと軽空母に艦戦ガン積みしても優勢を捕れないレベル。そのため弾着観測射撃ができず、砲撃を回避されてヌ級の攻撃を阻止できないことも多い。そしてボス前のRマス(通称 徹子の部屋)が大きな山場で、連合艦隊を組んでいるのだがなんと第一艦隊が6隻とも戦艦ル級なのである。そのため、削り時はここに航空隊を飛ばすことも推奨されている。
ボスは護衛棲水姫。17年春イベのE3ボスだった護衛棲姫の強化版と言ったところで、探照灯を装備した場合のみ夜戦で攻撃してくるというのも同じ。ただし装甲がケタ違いで、甲の場合削り時は228、最終形態ではなんと278にまで到達する。史実艦にはキャップ後1.15倍の特効があるので、夜戦キャップに近い火力を持つ艦で攻撃していきたい。
ボス戦では夜戦に突入すると友軍艦隊が登場する。確認されているのは以下の5種類。
- 西村艦隊:山城改二、扶桑改二、最上改、朝雲改、山雲改、満潮改二、時雨改二
- 挺身攻撃隊:比叡改二、霧島改二、夕立改二、春雨改、雪風改、天津風改
- 英国艦隊:Warspite改、Ark Royal改、Richelieu改[2]、Jervis
- 第四戦隊:高雄改、愛宕改、鳥海改二、摩耶改二
- 第十九駆逐隊:綾波改二、敷波改、浦波改、磯波改
このうち西村艦隊と第四戦隊は最初から損傷している可能性がある。自艦隊に編成されている艦娘がいる艦隊は基本的に友軍艦隊の対象から外されるが、第十九駆逐隊だけはそれに関係なく登場する可能性がある。
なお、ボスマスまでの道のりが長く、最短経路を通ってもボス戦では弾薬が32%となり、与えられるダメージが0.64倍になってしまう。そのため、最終形態では速吸や神威を入れての洋上補給も一考に値する。
なお、OQRXWの5つのマスにおいて、史実栗田艦隊にキャップ後1.15倍の特効がある。
クリア報酬は軽空母「Gambier Bay」及び以下の通り。
130mm B-13連装砲は小口径主砲としては最高の火力+4の主砲。甲と乙との違いは戦闘詳報しかないので、こだわりがないのであれば無理に甲を狙わず乙にしてもいいだろう。
レアドロップとしてはボスマスで新規実装の大東、Jervisのほか、Warspite、Richelieu、ArkRoyalといった英国艦隊組も確認されている。
なお、ボスマスの2つ手前に謎の能動分岐があり、ボスと反対方向にいった場合は空襲の後に索敵分岐がある。装甲破砕ギミックがあるのではないかと言われ検証も行われているが、現在のところ特に何もないようだ。後段のギミックに関わっている可能性もある。ちなみに索敵条件を満たした場合の終点であるWマスはGambier Bayが沈んだ場所に一致する。
第5ステージ オルモック沖 多号作戦改
第5海域。通常艦隊での出撃となり、『志摩艦隊』の出撃鑑別札が付く。
戦艦、航空戦艦、正規空母、装甲空母、軽空母は出撃不可。
このステージは輸送と戦力のダブルゲージとなっている。
史実志摩艦隊にキャップ後1.2倍程度の特効あり。
輸送ゲージ
いつも通りドラム缶や大発動艇を使って輸送していくことになるのだが、モチーフとなった多号作戦が増援輸送作戦であったからか大発よりも内火艇のほうがTP減少量が大きい。
史実志摩艦隊から5隻以上編成することで最短経路が確定。阿武隈は史実艦に含まれないようなので注意。
ここで事故を起こしやすいのが2ヶ所の空襲マス。空母を編成できないために輸送中は航空優勢以上を確保することが困難であり、大破が出やすいポイントとなる。そのため陸戦・局戦で統一した航空隊を送るのが有効。
通常戦闘マスは水雷戦隊なので、道中支援を送っていれば問題ないはず。
ボスは久々の登場となる軽巡棲姫。随伴に軽母ヌ級がいるほかは駆逐艦とPT小鬼群しかいないため、A勝利程度であれば単艦退避が出ている状況であっても問題なく可能。最終形態のみ軽母ヌ級が2隻に増える上駆逐古姫も登場するため、失敗する可能性も少し高くなる。
なお、ボスマスでは大東のドロップが確認されているが、ガシャン率も高い。
戦力ゲージ
輸送クリアに加え、基地空襲およびDマスの空襲戦で航空優勢以上をとることで右側に新たな航路が出現。以降は潜水艦や水上機母艦を編成しない限りこちら側から出撃するようになる。
史実艦4隻以上、駆逐艦4隻以上で最短経路確定。
やはり制空が非常に厳しいため、制空を完全に捨てるというのも考慮に値する。
ボス前に潜水艦が登場することがある上に単縦陣か複縦陣なので、1隻退避を覚悟するのでなければ潜水艦対策は必須といっていい。
ボスは重巡棲姫。連合艦隊を編成している。戦艦がおらず制空もとれないということで火力が制限されるが、第5海域と比べれば楽なはず。史実艦に特効があるのかダメージが通りやすく、また最終形態になっても強化されるのは随伴艦のみで重巡棲姫が本気状態にならないというのが非常に大きい。
クリア報酬はソ連の小口径主砲「130mm B-13連装砲」、及び以下の通り
- 甲:12.7cm連装砲D型改二、戦闘詳報、533mm 三連装魚雷、洋上補給x3
- 乙:12.7cm連装砲C型改二、戦闘詳報、533mm 三連装魚雷、洋上補給x2
- 丙:533mm 三連装魚雷、洋上補給x2
- 丁:洋上補給
533mm 三連装魚雷はソ連の魚雷だが、現状ではコレクションの域を出ない。C型orD型主砲がほしいか否かで難易度を決めるといいだろう。
レアドロップとしてはボスマスで浜波、Jervis、藤波、松風、山風などが確認されている。なお、輸送ボスでドロップした大東はこちらではドロップしない。
第6ステージ サマール沖東方 追撃!第二遊撃部隊
第6海域。通常艦隊での出撃となり、『志摩艦隊』の出撃制限札が付く。
戦艦、航空戦艦、正規空母、装甲空母、軽空母は出撃不可だが、第5海域と異なり高速戦艦は出撃可。
なお、『栗田艦隊』札がついている艦も出撃可能だが、札がついている艦のみで出撃すると下側のスタート地点から出撃するというものであり、この海域で『栗田艦隊』札が付くことはない。
『栗田艦隊』札がついている艦で出撃する場合は全艦それで統一する必要があり、札なし及び『志摩艦隊』札がついている艦と混成の艦隊で出撃することはできない。
札なし及び『志摩艦隊』札がついている艦で出撃した場合は上、『栗田艦隊』札がついている艦で出撃した場合は下のスタート地点から出撃する。
なんとトリプル戦力ゲージ。ただ、その分1本当たりのゲージの長さは短めとなっている。
全ゲージ共通で高速統一で駆逐艦2隻以上がルート固定条件となっている。
全てのボスに対し史実志摩艦隊+多号組特効あり。『栗田艦隊』札がついている艦で攻略することになる第2戦力ゲージもなぜか栗田艦隊ではなく志摩艦隊特効なので注意。
第1戦力ゲージ
『志摩艦隊』で出撃する。
道中では軽母ヌ級改が2隻出てくるOマスが事故ポイントとなりやすい。第1ゲージはボスも比較的弱いため、ここに基地航空隊を送るのも1つの手である。
ボスは水母棲姫。連合艦隊を組んでいるため、開幕雷撃を放ってくることはない。随伴に軽母ヌ級改がおり、ゲージ破壊可能になると戦艦タ級も追加されるが、それ以外は軽巡と駆逐艦のみ。そこまで苦労することはないだろう。水戦が6個以上あるなら航空優勢をとることも可能。
E6においては唯一の癒しポイントとなる。
第2戦力ゲージ
『栗田艦隊』で出撃する。
当初はボスマスが出現しておらず、KマスでA勝利、IマスでS勝利してギミック解除する必要がある。
Kマスは『志摩艦隊』ルートからも到達可能だが、『栗田艦隊』ルートで向かった方がルートも短く楽。ここでは空母棲姫を旗艦とした艦隊との戦闘となる。
『栗田艦隊』ルートは甲作戦でゲージ破壊可能になったときのボスマスに軽母ヌ級改flagshipが出現するほかは航空戦力が皆無なので、航巡に水戦を1つ載せるだけで制空権確保が可能になる。
ボスは戦艦棲姫改。おなじみのダイソンがなんと改になっての登場である。甲作戦では装甲が装備込みで260と非常に堅い。いかに随伴艦を減らして高火力の夜戦攻撃を食らわせられるかの勝負となる。
第3戦力ゲージ
『志摩艦隊』で出撃する。
当初はボスマスが出現しておらず、基地空襲からの防空で3回航空優勢をとるギミックを解除する必要がある。
途中までは第1ゲージと全く同じルートを通り、Oマスからの分岐で第3ゲージのボスマス方向に向かう。やはりOマスがネックとなりやすい。
ボスは空母水姫。ダイソンが随伴だが、ゲージ破壊可能になるとダブルダイソンになる。ただ、ボスの装甲や耐久はそれほどでもないため、しっかりボスを狙ってくれれば楽に撃破も可能。
霞、那智、足柄に特効があるようなのでそれを生かしていきたい。
ここでの友軍艦隊は、
- ソ連艦隊:Гангут два、Ташкент、Верный
- 北方連合艦隊:Ташкент、Гангут два、Z1、Z3、Верный
- 西村艦隊(第2戦隊抜き):最上改、朝雲改、山雲改、満潮改二、時雨改二 ※第1ゲージはさらに最上抜き版もあり
- 第四戦隊 (E4に同じ)
- 第十九駆逐隊 (E4に同じ)
クリア報酬は勲章、及び以下の通り
SK+SGレーダー及びSKレーダーはともに大型電探。SK+SGレーダーは対空+9、索敵+12とこれまでの電探の中で最高。SKレーダーはやや弱くなるもののそれでも優秀な性能を持つ。なお、SK+SGレーダーには電探としては初の射程中を持つ。
第1ゲージや第2ゲージのボスマスでは佐渡、対馬、酒匂、速吸、矢矧などがドロップする。第3ゲージのボスマスではそれに加え新艦のТашкентやГангут、Z1、Z3などもドロップする。
第7ステージ エンガノ岬沖 暁の水平線に勝利を――
本イベントの最終海域。連合艦隊での出撃となる。新たな出撃鑑別札は付与されず、何か札がついていても出撃可能。
ここには2つのスタート地点があり、上は空母機動部隊、下は水上打撃部隊での出撃地点となる。ダブル戦力ゲージとなっており、両方の出撃地点からギミック解除及びボス撃破を狙っていくという形式になっている。
特効艦が非常に多いためにすべて検証できているわけではないが、レイテ沖海戦参加艦に特効がある模様。
第1戦力ゲージ
まずは空母機動部隊でQマスでA勝利以上、基地空襲を航空優勢以上を2回を達成してボスマスを出現させる必要がある。
高速統一、戦艦4隻以内で最短経路確定。
道中で障害となりやすいのはNマスとTマス。Nマスには潜水新棲姫が、Tマスにはダブル空母棲姫が待ち構えているのである。少なくともNマスは基地航空隊を送っておきたいところ。
ボスは戦艦水鬼改。ゲージ破壊可能になるとダブルダイソンが随伴となる。何より厄介なのは装甲で、甲だと285、壊になると305にもなる(どちらも装備含む)のである。特に305というのは夜戦キャップを超えており、カットインが出てもカスダメになる可能性が高いのである。
あまりに堅いためギミックがある可能性も考慮されているが、現在のところ発見されていない。
当初は友軍艦隊が来なかったのだが、3月2日のオンメンテで追加実装された。ボスに対する削りダメージや随伴排除などをしてくれるため、難易度がやや低くなった。
第2戦力ゲージ
第1戦力ゲージ破壊後にボスマスが出現するが、水上打撃部隊でH・LマスA勝利以上、空母機動部隊でGマスA勝利以上、Iマスで航空優勢以上でさらにルートが追加される。
最短経路は高速+統一が必要だが、非現実的なので高速統一による準最短ルートが基本。
こちらはMマスに空母棲姫が待ち構えるほか、DマスとWマスで敵が警戒陣をとってくる可能性があるのが厄介。
ボスは深海鶴棲姫。甲ではゲージ破壊可能になると第1艦隊の随伴に空母棲姫2隻、戦艦棲姫改、戦艦棲姫2隻とまさかのオール姫級。ギミック解除しないとクリアは無理ゲーである。
ギミックの条件は水上打撃部隊でQ・WマスでA勝利以上、水上機動問わずMマスでA勝利以上である。
これにより史実特効が強力になる模様。
なお、丙丁ではこのギミックはない。そのため、甲乙では第1ゲージが本番と言われる一方で丙丁では第2ゲージが本番と、難易度によって大きく様相が異なっている。
クリア報酬は正規空母「Intrepid」、捷号章、及び以下の通り
51cm連装砲はすでに実装済みの試製51cm連装砲の完全上位互換。試製と比べて火力+2、装甲+2となっている。紫電改(三四三空) 戦闘301は最強の防空性能を持つ局戦で、出撃時は17、防空時は19の対空値を持つ。
捷号章は所有していると戦績画面に表示されるほか、一部の机家具を設置したときにさりげなく飾られる。なお、内部的にはE-7をクリアした難易度によって同じ名前の別のアイテムになっており、母港に飾られているときの輝き方が異なっている。
レアドロップとしてはQマスや第一ゲージのボスマスで親潮、Ark Royal、Richelieu。そして第二ゲージのボスマスが非常に豪華で、Graf Zeppelin、Saratoga、Ark Royal、Bismark、Richelieu、Iowaがドロップするのである。
E7で確認されている友軍艦隊は、
(9.以降は3月2日夜追加、太字は3月2日以降第1ゲージにも登場、斜字は第1ゲージにのみ登場。)
- 欧米艦隊1:Iowa、Saratoga、Ark Royal、Richelieu、Graf Zeppelin、Warspite、Bismark drei
- 欧米艦隊2:Iowa、Saratoga、Ark Royal、Graf Zeppelin、Bismark drei
- 欧米艦隊3:Richelieu、Iowa、Bismark drei
- 第十一戦隊:霧島改二、比叡改二、雪風改、天津風改、春雨改、夕立改二
- 西村艦隊(第2戦隊抜き):E6に同じ
- 第十九駆逐隊:敷波が旗艦、メンバーは同じ
- 第四戦隊:E4に同じ
- 挺身攻撃隊:E1に同じ
- 大和第一艦隊:大和改、長門改二、妙高改二、羽黒改二、長波改二、初霜改二
- 第二水雷戦隊1:能代改、島風改、長波改二、早霜改、清霜改、初霜改二
- 第二水雷戦隊2:能代改、島風改、長波改二、藤波改、沖波改、初霜改二
- 第十戦隊:矢矧改、浦風改、浜風改、磯風改、雪風改
- 鈴木艦隊1:金剛改二、榛名改二、熊野改二、鈴谷改二、利根改二、筑摩改二
- 鈴木艦隊2:金剛改二、榛名改二、利根改二、筑摩改二
余談
- 2018年2月22日に後段作戦が開放されたのだが、同日にTwitter上の公式アカウントである「艦これ」開発/運営(@KanColle_STAFF)が凍結されるというハプニングがあり、深海棲艦の攻撃によって大本営が陥落したなどとネタにされることもあった。なお、エ「セックス」級がまずかった、絵が検閲に引っかかったなどの推測もあったが、実際の凍結の原因はアイコン画像を自身の著作物だとしてDMCA虚偽通報をした第三者がいたためであった。
- 甲種勲章が初めて実装された15冬イベントから、全ての期間限定イベントで甲種勲章を入手してきた歴戦の提督の場合、本イベントをもって甲種勲章の所持数が13個となり、奇しくも「艦これ」が稼働を開始した年数たる「13」と一致する。
- イントレピッドの愛称の一つである「スカイママ」の由来になった『世界の果てまでイッテQ!』の出川イングリッシュが、本イベント開催中の3月4日に再放送された。これによって、改めてその名の発祥と珍妙な英会話をお目にかかった提督もいたのではないだろうか。
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関連項目
イベントの一覧 | ||
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前回 | 捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇) | |
次回 | 抜錨!連合艦隊、西へ | |
開催年 | 2013年 | -春- -夏- -秋- -冬- |
2014年 | -春- -夏- -秋- | |
2015年 | -冬- -春- -夏- -秋- | |
2016年 | -冬- -春- -夏- -秋- | |
2017年 | -冬- -春- -夏- -秋- | |
2018年 | -冬- -初秋- | |
2019年 | -冬- -春- |
脚注
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