採集とは、
概要
ラーメンズの第12回単独公演「ATOM」の最後から2番目に当たるコント。公演時間は26分近くにもわたり現在のところラーメンズ最長のコントとなっている(2位は「不思議の国のニポン」の23分)
あらすじ
数年ぶりに東京から地元に帰ってきた小林は、母校の中学教師になっていた元同級生の片桐と夜の体育館で卓球をやるが・・・
解説
以下の記述にはネタバレ成分を多く含んでいます。 見ていない人は絶対にこれ以上スクロールしないで下さい。 また、初めて見る際にはコメント非表示を強くオススメします。 |
千原兄弟の「ダンボ君」やバナナマンの「ルスデン」と同じく「怖いコント」として一部で有名。流れとしては前公演「CHERRY BLOSSOM FRONT 345」の「小説家らしき存在」に近いものがある。
最初は通常のコントと同じようになごやかに話が進んでいくが、ある時点から空気が一変する。一回見ただけでは決して分からない多数の伏線があらゆるところに張り巡らされており、二回目以降は台詞や動きが全く違った意味を持つことに気づくだろう。
また、「夜中の体育館」を演出するために他のコントよりも照明を少し落とし、音も少しエコーがかかるように調整されており、それがまた不気味な雰囲気を醸し出している。
主な伏線
- 通称「切り裂きジャック」
- 昆虫の標本1000匹、500種類つがい
プリマ+マドンナ=プリマドンナ(プリマハムという説もある)
そのため既にマドンナは剥製にされている可能性が高い。
(解剖)「日記」に「ニンゲン」と書かれていることから少なくとも既に一人は剥製にしている事が分かる。 - 「美の女神」と評しているのに「理科と卓球しか興味ない」
- 「お前がそう言えっていったんだろ」
- 「まぁもういいじゃん昔の話はさ」 無理やり話を逸らせる。
ここで少し違和感を感じた人も多いのでは。 - 「さっき研いだばっかりだからな」
- 「実験みたいな味がするぞ」
- 「中身に興味はない」
- 刃物、綿、アルコール、手術台
- 「誰も見ていない」=観客が見ている
終わり方
本公演の他のコントはオチた後に観客の拍手が収録されているが、このコントのみオチの後は観客の声が入っておらず、BGMが流れるのみとなっている。
また、オチの場面ではいくつかバリエーションがあり、片桐が焼豚から包丁を抜いて小林の背後に近づき、暗転となるバージョンもあったらしい。またハケ方も、暗転後に薄明かり点灯したら誰も居ないパターンや、薄明かりが付いたら手をつないでハケる救いのあるものもあったらしい。ちなみに公演によって内容が微妙に変わるのはラーメンズではよくあることである。
イナカ
作中で小林が披露したオリジナルラップ。「お前のことなどぶっ飛ばす!」はKICK THE CAN CREWのライブでも言っている。
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コミュニティ
関連項目
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