数え役満とは、麻雀において役の複合により13飜以上になった場合、役満貫と同じ点数が得られるルールである。
概要
別名で四倍満貫とも呼び、13飜以上の場合、満貫の4倍の点数(親:48,000点、子:32,000点)が得られる。
満貫,跳満・・・を2飜刻みにするという考えから、12飜以上を数え役満とするルールも稀にある。
反対に、14翻以上を数え役満とする場合もある。主に関西の3人麻雀でみられる。
一般に広く浸透しているルールであり大抵は採用されているが、一部では採用しないこともあり、その場合は11飜以上の和了は全て三倍満として扱われる。
また採用しているところでも正規の役満とは扱いが完全に同じではないこともある(例:数え役満は役満扱いだが役満祝儀は無い、など)
ちなみに、“13飜以上で正規の役満の形でなければ全て数え役満”という扱いであり、26飜以上がダブル役満になったり39飜以上がトリプル役満になったりするルールは無い。
数え役満の例
“立直、ダブル立直、一発、門前清自摸和、ドラ、嶺上開花、槍槓、海底摸月、河底撈魚のいずれも含まず、正規の役満貫の形でない”という条件を入れた場合、以下のケースが考えられる。
例
ロン
九筒ツモなら四暗刻、高めの發なら大三元で役満、ツモなら四暗刻と合わせてダブル役満(役満の複合を認める場合)となる。
例
ロン
安めの六索ロンでは門前清一色+平和+一盃口の倍満、ド安めの七索、八索ロンでは平和も消えるために跳満となってしまう。
例
ロン
ツモ和了だと四暗刻になる。
また、12+14+16+32+20=94であるため、百万石が認められる場合はどちらで上がってもそれが成立する。ただしローカルルールが激しいため事前に確認が必要。(麻雀のローカル役一覧を参照)
関連動画
関連項目
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