新五捕物帳とは、日本テレビ系列で1977年から1982年に放送をされた時代劇である。ハードボイルド色の強い時代劇でもある。
概要
原作者は、時代小説家・陣出達朗で後に文庫化がされている。主人公は俳優・杉良太郎演じる岡引・駒形の新五。天保年間の江戸を舞台に庶民の悲哀を描いた作品でもあるため、バットエンドで番組が終わることもある。番組後期になるとコミカルな回も存在している。
杉良太郎はこの仕事のオファーを受けた際には自分で歴史監修をしたり、殺陣のシーンでは新五の得意技でもある合気道の段位を取得をしたほどでもある。そのため殺陣のシーンでは素手で刀を持った相手でも合気道でバタバタと倒していくシーンは番組の名物でもある。ただ敵役でゲスト出演をしたある俳優は「撮影時は生傷が絶えなくてねぇ」と後にトーク番組で語っている。ナレーションは声優・納谷悟朗が担当している。
主題歌は杉良太郎で、特にオープニング曲『江戸の黒豹』は、1991年から1995年に小学館のビックコミックスピリッツ誌で連載をされていた漫画家・ほりのぶゆき原作の『江戸むらさき特急』でもパロディとして登場をしている。最近ではVOCALOIDに歌わせている作品もある。
1990年代後半と2002年頃にテレビ東京で再放送がされていた時期もあり、特に2002年版では平日の昼間に放送がされていた。
2008年には杉良太郎が監修を担当をしDVDセレクションが発売されている。
2012年5月から2013年2月までBS-TBSでも一挙放送がされた。
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