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新常磐交通株式会社は、福島県いわき市明治団地4番地の1に本社を構えるバス事業者。
概要
福島県の太平洋側である浜通り地区をテリトリーとするバス事業者。
他にはいわき市内で自動車教習所『常交自動車学校』や、出光興産の代理店となりガソリンスタンド等を運営している。
略称は『常交』(じょうこう)。ドメインもjoko.co.jpとなっている。
元々は『常磐交通自動車』という企業で、1943年に発足したそれなりの歴史のある企業であったが、
2000年台後半に多額の負債を抱え経営不振に陥る。
2006年、バス事業は傘下の子会社『常交中小型自動車』に移譲し、旧本社である常磐交通自動車は特別清算、とどのつまり消滅することとなる。
その後、常盤中小型自動車は現在の新常磐交通に社名を変更。
現在は、東京都新宿区戸山3-15-1に本社を構えるタクシー事業者『グリーンキャブ』の支援を受け、グリーンキャブ100％出資の子会社となり、経営再建を行っている。グリーンキャブは東京都内では三本の指に入るほどの規模を誇る大企業。
新常磐交通に移行するにあたり、バス車体やバス停の看板の文字は『常磐交通』と書かれていたことが幸いしてか、『新』の切り文字を貼り付けて対応している。そのため、ぶっちゃけやっつけ仕事状態。文字間隔がいびつになっていたり、新の文字のサイズがおかしい車両・バス停看板が存在する。バス停看板では未だに『常磐交通』のままのものも存在する。
塗り替えるお金が無いのでケチったのであろう。仕方ないね。
ただし、今後入る新車・中古車に関しては流石に文字間隔・文字サイズはいびつになっていない。むしろ新塗装になっている。
営業拠点
- いわき中央営業所 いわき市鹿島町上蔵持字鈴ノ沢102-2
- 北営業所 双葉郡浪江町大字高瀬字堀内100 ※福島第一原発事故の影響で現在帰還困難地域に指定されており閉鎖中。また、双葉郡富岡町・双葉郡双葉町・南相馬市内のバスも全便運休している。
高速バス
※のある路線は、特に決まった愛称が存在しない。
主要停留所を記載。
- いわき号 いわき～東京線
JRバス関東いわき支店※・ラパークいわき(ドンキホーテいわき店)・いわき駅 ～ 綾瀬駅・浅草駅・東京駅
JRバス関東・東武バスとの共同運行。ただし新常磐交通担当便はJRバス関東いわき支店には行かず、ラパークいわき or いわき駅止まりとなる。 - ※上荒川・平競輪場前・いわき駅 ～ 磐越道,あぶくま高原道路小野IC ～ 郡山駅(JR東日本)・福島県立安積黎明高校・郡山市役所前・郡山女子大学・郡山市立第六中学校・日本電産コパル郡山 ～ 会津アピオ・会津若松駅・若松城合同庁舎前・会津武家屋敷前・会津東山温泉御宿東鳳・大江戸温泉物語東山グランドホテル
会津バス・福交バスとの共同運行。 - ※上荒川・いわき駅 ～ 磐越道,あぶくま高原道路小野IC ～ 広瀬通一番町(広瀬通駅)・仙台駅
JRバス東北との共同運行。 - ※上荒川・平競輪場前・いわき駅 ～ 磐越道,あぶくま高原道路小野IC ～ 東北道二本松IC ～ 福島運輸支局・福島駅(福島県)・福島市役所前・福島競馬場前
福交バスとの共同運行。 - ※いわき駅・日立市役所前・多賀市民プラザ ～ 東京ディズニーシー・東京ディズニーランド
京成バス・日立電鉄交通サービスバスとの共同運行。 - ※湯本駅・いわき駅 ～ 福島空港
新常磐交通バス単独運行。 - シーガル号
いわき駅・磯原駅・高萩駅(常陽銀行高萩支店側)・日立市役所前 ～ 京都駅・東梅田駅・JR難波駅・大阪阿部野橋駅
近鉄バスとの共同運行。
関連商品
関連項目
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