新春かくし芸大会(しんしゅんかくしげいたいかい)とは、1964年~2010年に放送されていたフジテレビの新春特別番組である。
概要
1964年1月2日に放送された「新春ポピュラー歌手かくし芸大会」に端を発する、新春特別番組として放送されたバラエティー番組。
タイトルの通り、その時々の人気芸能人が一堂に会して、本業の芸とは異なる「かくし芸」を披露する番組。
かつては「NHK紅白歌合戦」(NHK)、「輝く!日本レコード大賞」(TBS)と並ぶ『三大年末年始特別番組』の一つと称されるほどの人気を誇り、1980年の第17回では番組史上最高視聴率である48.6%を記録した。
この番組には様々な芸能人が登場しかくし芸を披露したが、最も有名なものといえば堺正章のかくし芸であろう。
トランプ芸、テーブルクロス引きなど数々のかくし芸を披露し、後にかくし芸が表芸の一部として認識されるまでに至ったのは特筆に値する。
かつては絶大な人気を誇った「かくし芸」であったが、晩年は視聴率低迷に悩まされていた。
2009年放送の第46回でついに8.6%という視聴率一桁を記録したことが決定打となり、翌2010年をもって46年間の歴史に幕を閉じることとなった。
最終回となった2010年の放送はこれまでの対戦形式ではなく、総集編で歴史を振り返る形となったが、この回も視聴率は9.2%と振るわず、番組の役目が終わったことを改めて証明してしまった。
第1回から最終回まで、芸能プロダクションの渡辺プロダクションが番組に深く関わっていた。
フジテレビの開局当初から渡辺プロとのつながりが深く、その流れで誕生した番組だと言える。
原則として録画放送であったが、生放送の回(1965年・1996年・2009年)も存在した。
関連動画
番組主題歌として、文部省唱歌の「一月一日」が使用されていた。
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