新潟地震は昭和39年(1964年)6月16日に発生したM7.5の地震である。日本海東縁変動帯で発生した地震の一つである。主に新潟市での被害が大きかった。
概要
本震
- 発生日時:昭和39年(1964年)6月16日午後1時
- 地震規模:M7.5
- 震源域:新潟県粟島南方沖
- 震源の深さ:34km
- 最大震度:5(新潟市・長岡市・仙台市などで記録)
- 死者:26人
- 家屋被害:全壊1960棟 半壊6640棟
1955年に発生した新潟大火から復興してきて9年後、とある梅雨明けの晴れた日に大地震が発生した。この地震により新潟県・山形県・秋田県などで大きな被害が発生した。特に新潟市では、昭和大橋の橋桁が落下したり、昭和石油のタンクが数日間燃えたり、新潟空港が冠水したり、港では液状化現象が発生したりした。地震発生直後、津波が発生し佐渡島や日本海沿岸部の広い地域に渡って観測された。一番高いところで6mくらいだったと言われている。
なお地震の前の6月11日まで新潟国体の春季大会が行われており、8月には夏季大会も予定されていたが、地震により中止となった。
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