概要
2024年1月13日より放映開始した日本テレビ系列の「土曜ドラマ」枠シリーズのドラマで、2023年1月14日から3月18日に放映されていた「大病院占拠」の続編となるドラマ番組である。
今作の占拠舞台は神奈川県内に開港したばかりの新空港で、主演は前作に続き、櫻井翔が務める。また、前作「大病院占拠」に出演したキャストも一部を除いて出演している。
前作では武装集団が「鬼」の仮面を被って登場していたが、今回の武装集団は「十二支の獣」の仮面を被って登場している。また、前作と同様に仮面を外して素顔を晒すまではエンドロールのキャスト名は伏せられている。伏せられている際は、被っている「十二支の獣」の名前が書かれている。
続編放映決定が告知された当初は「XXX占拠」とどこが占拠されるのか伏せられていたが、2024年1月6日に公式Xにてポスタービジュアルとともに発表された。
イントロダクション
今度の舞台は『空港』ーー。あの病院占拠から1年、神奈川県警捜査一課の武蔵三郎(櫻井翔)に、再び"最悪の一日"がやってくる・・・!
神奈川県初の国際空港『かながわ新空港』を、突如として獣の面を被った武装集団が占拠!またもや事件に巻き込まれた武蔵は、1年前の事件以来休職している管理官和泉さくら(ソニン)に協力を要請!情報分析官の志摩(ぐんぴぃ)、さらに新たな仲間も加わって・・・。空港からの人質救出と、鬼以上に危険な"けもの退治"に挑む!
一方その頃・・・横浜湾岸病院でメスを握る武蔵の妻・裕子(比嘉愛未)も、ある事件に巻き込まれていた・・・!
人質救出の期限はわずか1日・・・。けもの達の正体は!?目的は!?武蔵の家族達の運命は!?
一瞬も目が離せないタイムリミット・バトル・サスペンスが、再び始まる!!
キャスト
武蔵一家と神奈川県警
- 武蔵三郎 - 演:櫻井翔
本作の主人公。神奈川県警捜査一課の刑事。「界星堂病院占拠事件」での事件解決に貢献した刑事で、本作でも占拠事件で巻き込まれてしまう。「ウソだろ」が口癖で、本作でも連発している。 - 武蔵裕子 - 演:比嘉愛未
武蔵三郎の妻。界星堂病院の心臓外科医であったが、本作では横浜湾岸病院で執刀医をしている模様。前作では人質となってしまったが、青鬼と交渉して人質を解放させていた。
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第1話では、病院地下駐車場で銃で撃たれて血だらけになっていた謎の男(ジェシー)に遭遇し、助けようとするも銃を突きつけられてしまう。そのまま車をハイジャックされ、彼女の自宅に連行された。その後、自身を麻酔なしで指示され、抵抗するも自宅に居合わせた娘のえみりに危害が加わる恐れがあったため、やむなく手術を決行した。その後、隙を見て娘とともに自宅を脱出して逃げ出すことに成功。玄関前に居合わせた警察官(吉田健悟)に助けを求めてパトカーに乗り込む。しかし、彼が車内に置いていったスマホのメッセージ(「女医と娘も始末しろ」)を見て、彼が偽物の警察官と知る。すぐさま娘と一緒に逃げ出そうとするも、車にロックがかかっていて失敗。110番をして、本物の警察に助けを求めるも、その間に彼が戻ってきてしまい、怯えてしまう。なぜ怯えているのか彼が不思議に思っているとスマホのメッセージを見てしまい、偽物であるとバレてしまったことが発覚。そのままどこかへ誘拐されてしまった。そしてある場所で銃を突きつけられて殺されそうになるも、サイレンの音に気を取られた彼に体当たりし、娘を逃げ出させることに成功。しかし、自身は引き続き捕まってしまい、トランクルームの中に入れられ、別の場所に連行される。そして再び銃を突きつけられて殺されそうになるも、突如謎の男(ジェシー)が登場し、彼に助け出された。その後、謎の男に半強制的に連行されるも、警察官に見つかってしまい、謎の男は殴られて気絶させられてしまう。そして催眠スプレーを顔に噴射され、意識を失うのであった。
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第2話で自宅に帰っていることが判明。謎の男と彼に連行されている裕子に遭遇し、彼女ともども人質となってしまう。その後、謎の男がえみりを人質にして自身を麻酔なしで手術することを裕子に指示。抵抗するも自宅に居合わせた娘のえみりに危害が加わる恐れがあったため、やむなく手術を決行した。その後、隙を見て裕子とともに自宅を脱出して逃げ出すことに成功。玄関前に居合わせた警察官(吉田健悟)に助けを求めてパトカーに乗り込む。しかし、彼が車内に置いていったスマホのメッセージ(「女医と娘も始末しろ」)を裕子が見て、彼が偽物の警察官と知る。すぐさま一緒に逃げ出そうとするも、車にロックがかかっていて失敗。110番をして、本物の警察に助けを求めるも、その間に彼が戻ってきてしまい、怯えてしまう。なぜ怯えているのか彼が不思議に思っているとスマホのメッセージを見てしまい、偽物であるとバレてしまったことが発覚。そのままどこかへ誘拐されてしまった。そしてある場所で銃を突きつけられて殺されそうになるも、サイレンの音に気を取られた彼に裕子が体当たり。彼女の「逃げて!」の一言に一目散に逃げだしたのであった。その後、パレットの物陰に身を潜めていたところを本庄が発見。保護し、救急車に乗せて病院へ送り届けたのであった。
- 武蔵双葉 - 演:奥貫薫
武蔵の姉。神奈川県議会議員を務める。とある成り行きで、「かながわ新空港占拠事件」に巻き込まれる。 - 和泉さくら - 演:ソニン
神奈川県警捜査一課特殊班(SIS)の管理官。前作での事件以降、休職していたが武蔵三郎の協力要請に応じ、再び捜査本部のリーダーとして指揮する。 - 志摩蓮司 - 演:ぐんぴぃ(春とヒコーキ)
神奈川県警捜査支援分析センター(KSBC)の情報分析官。警部補。お調子者の性格だが、仕事は優秀にこなす。本作でも登場。 - 岩槻澪 - 演:白石聖
神奈川県警捜査支援分析センター(KSBC)の情報分析官。前作に登場した駿河紗季が寿退社したため、後任として志摩とともに情報捜査にあたる。 - 川越和夫 - 演:片桐仁
神奈川県警横浜署署長。本作から登場している。
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第4話で北見繁に指示され、丹波親子の母親である丹波愛をビル屋上から突き落として、自殺に仕立てて謀殺したことが発覚。発覚直後に捜査本部から逃走するも捜査員に捕まった。しかし、シアン化合物入りのペットボトルの水を服用し、自殺した。最期の言葉は「全て、山猫に踊らされている。」と話した。
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第3話で『獣』が仕掛けた罠にハマってしまうも、武蔵の機転で無事救助される。第4話では武蔵の頼みで誘拐事件に巻き込まれた武蔵裕子、武蔵えみり親子の救助に向かい、無事武蔵えみりを保護した。
かながわ新空港の関係者と人質
- 天童美香 - 演:黒沢あすか
かながわ新空港社長。かながわ新空港開港式に出席していたところを武装集団に襲撃され、人質となる。 - 宇和島健介 - 演:濱津隆之
かながわ新空港社長秘書。天童と同じく、開港式に出席していたところを武装集団に襲撃され、人質となる。 - 米沢秀夫 - 演:長田成哉
かながわ新空港顧問弁護士。人質として占拠事件に巻き込まれる。
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第2話で建設会社「白河組」会長の白河巌から指示され、新見百花のPCに不正アクセスして横領事件を苦に自殺した彼女の遺書を書き換えたことが、武蔵らの捜査で判明した。なお、書き換えたのは米沢自身ではなく、第1話で登場した鶴田輝幸と鹿野芽衣で、彼に雇われていたことが「鶏」である重原瀬奈から明かされた。
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第2話で、かながわ新空港を建設した建設会社「白河組」会長だと判明した。また、自身の不祥事や疑惑を権力を後ろ盾にしてもみ消しやでっち上げをした経緯が数多くあったことが志摩らの調査で判明した。
その1つとなった1年前の白河組社長秘書横領事件は、この事件を苦に社長秘書であった新見百花が自殺したことが報道されていた。彼女は会社からの刑事告訴によって敗訴となり、事件発覚後は度重なる誹謗中傷に晒されていた。これが苦となり、睡眠薬を服用して自宅浴槽で溺死自殺した。
武蔵が彼女を家を捜査すると彼女のPCに遺書が残されていた。内容は「横領を認める」という記述であったが、志摩らの情報捜査で自殺して2時間後に何者かがPCに不正アクセスして書き換えられた捏造遺書だったことが判明した。復元すると「白河会長からパワハラを受けている。横領は会長が仕立てたでっち上げ事件で決してやっていない。」という記述であった。さらに詳しく捜査すると、彼女は労働組合にパワハラの件を内部告発したものの、形式的な調査だけで済ませ、パワハラはなかったとして報告。これに腹を立てた白河は、横領事件をでっち上げて彼女に濡れ衣を着せたのであった。
遺書の不正アクセス元を調べると、かながわ新空港顧問弁護士の米沢秀夫が在籍する「米沢法律事務所」であった。白河は米沢秀夫に遺書を書き換えるように指示したのだった。以上のことが原因となり、同じ社長秘書で新見の親友であった重原瀬奈は、武装集団『獣』に加担。「鶏」となり白河に復讐を誓ったのだった。
獣ちゃんねるで全容が明らかになった後は空港出発口から解放されたものの、上記のスキャンダルが明るみになったため、破滅の人生を歩むことが予想される。
- 久留米勝利 - 演:富川一人
航空機パイロット。かながわ新空港開港式に出席していたが、襲撃されて人質となる。 - 庭瀬美月 - 演:結城モエ
客室乗務員。「かながわ新空港開港式に出席していたが、襲撃されて人質となる。 - 壬生正雄 - 演:手塚とおる
かながわ新空港に居合わせたところを襲撃され、人質となる。素性不明で、相関図で「謎の男」として紹介されている。
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第3話で、界星堂病院占拠事件で露見したP2P計画を首謀した北見繁元衆議院議員であることが発覚した。壬生こと北見は、整形外科で顔を整形し、かながわ新空港から飛行機に乗って海外逃亡を画策するも、武装集団『獣』による空港占拠によってあえなく失敗。武蔵らの捜査によって身元を突き止められてしまう。さらに第4話で、ジャーナリストで丹波親子の母である丹波愛の謀殺を画策。北見に対して口利きで頭が上がらなかった神奈川県警横浜署署長の川越を利用し、ビル屋上から丹波愛を突き落とさせ、自殺に仕立てあげて謀殺した。これがきっかけで丹波親子は警察官を辞職し、復讐のために武装集団『獣』に加担。「猿」と「虎」になったのである。
その他
- ???? - 演:ジェシー(SixTONES)
病院の地下駐車場にあった車の車内で、娘のえみりと電話中だった武蔵裕子の前に突如血まみれで現れた謎の男。助けようとした彼女に突如持っていた銃を突きつけ、彼女の車をハイジャック。そのまま彼女に運転させ、どこかへ連れて行くようと命令した。
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車をハイジャックして彼女を拉致し、運転席に乗せさせた謎の男は、第2話で武蔵裕子に彼女の自宅に連れて行くように指示。
第3話では自宅に到着すると居合わせた裕子の娘のえみりを人質に取り、自身を麻酔なしで手術するように彼女に指示した。手術は成功するも、痛みで意識が朦朧としてしまう。その間に武蔵親子は自宅から脱出することに成功し、偶然居合わせた警察官の綾部朔に助けを求めた。綾部は自宅に突入するも謎の男はその間にベランダに脱出していたのであった。その間に綾部のスマホに表示されたメッセージを見て彼が偽警察官だと知った武蔵親子は110番して和泉に助けを求めるも、綾部が戻ってきてしまい、彼がこのメッセージを見てバレてしまったことを自覚。2人を拉致するのであった。
第4話では本庄らの機転でえみりは保護されるも、裕子は別の場所で射殺されそうになる。しかし、間一髪で謎の男が登場し、綾部の持っていた拳銃を撃ち抜く。「逃げろ!行け!早く!」と彼女に叫び、彼女を連れて綾部から逃げたのであった。第5話では、綾部から逃げつつ裕子を連行するも、「もういい加減にして!あなたが誰で、何をしたいのかどうでもいい!早く解放して!」と激高しながら要請されると「そうはいかない」と横に首を振った。続けて「俺の目的は、お前だからな。」と答えた。彼女に「どういう意味?」と問い返されると「お前は、俺の愛する人を殺したんだ・・・!」と告白した。その直後に電気が消灯したため、綾部の襲来を警戒して彼女とともに逃走。しかし、死角から綾部の奇襲に遭い、気絶させられてしまうのであった。
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第6話で裕子とともに椅子に縛り付けられ、「データはどこだ?」と綾部から拷問を受ける。これに対して口を割らず逆に煽り返し、綾部をイラつかせた。業を煮やした綾部は裕子にヘッドホンを装着させる。オーケストラ音楽が20dBで流れていたが、時間とともに音量が上がり、鼓膜と脳を破壊させるという凶悪な拷問装置であった。しかしこれにも屈さずに口をつぐみ、黙秘していたところ、綾部の元に「山猫」から連絡が入る。その間、離れていた時に綾部が割った薬瓶の破片を使って手首の拘束縄を切断することに成功する。そして綾部が戻ってきた際に不意を突いて首を絞めて気絶させた。
その後、再び裕子を連行してとある場所に連れてくる。そこはなんと、武装集団『獣』が結団したアジトだった。その後、謎の男は自らを「大河」と名乗り、武装集団『獣』のメンバーの1人、「鼠」であることを裕子に明かしたのであった。
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第4話で武蔵裕子が勤める病院を訪問。監視カメラを見せてもらったところ、謎の男が武蔵裕子を拉致して車で彼女の自宅に向かっていることを突き止める。すぐさま急行し、謎の男を追うとちょうど自宅から脱出してきた武蔵親子と遭遇し、乗ってきた車に乗せて保護した。自らは自宅に突入するも謎の男は行方をくらましていた。その間、武蔵裕子は綾部が助手席に置いていったスマホのメッセージを見て彼が偽の警察官であることを知ってしまう。車はロックされていて脱出できなかったため、110番して和泉に助けを求めるも、綾部が戻ってきてしまう。綾部は戻ってきた際に武蔵親子が怯えたように見えたため、不審に思うとスマホのメッセージを見てしまい、彼女らに偽の警察官であることがバレたと自覚。そのまま車内に監禁して拉致したのであった。幸い、電話を繋いだ状態であったため、横浜署の本庄が彼女のスマホのGPSを頼りに行方を追うも途中で綾部にバレてしまい、破壊されてしまう。そしてそのまま撃ち殺そうとするもサイレンの音に一時気を取られ、この間に裕子が彼に体当たりし、えみりを逃がした。綾部は体当たりで倒れるも激高してすぐさま立ち直り、再び裕子を拉致。場所を移して射殺しようとするも行方をくらましていた謎の男に持っていた拳銃を撃ち抜かれ、邪魔されるのであった。その後、謎の男と裕子を捜索し、2人が話しているところを奇襲。謎の男を殴って気絶させ、裕子を催眠スプレーで眠らせたのであった。
武装集団『獣』
本作では、「十二支の獣」をモチーフにした仮面を被って登場する。また、公式サイトでは彼らの特徴を表す四字熟語が掲載されている。エンドロールでは、キャスト名がそれぞれ被っている動物の名前が書かれたブロックに被せられて伏せられているが、仮面を外して素顔が明かされる際に、ブロックが消失してキャスト名も公開される。
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第1話で登場した鶴田輝幸か鹿野芽衣と思われていたが、第2話で武装集団『獣』の仲間ではなく、単に雇われて動いていた組織だと「鶏」によって明かされた。これにより、鼠の存在は現時点では不明となっている。
- 牛(丑) - 酒酒落落
女性と思われる。公式サイトでは、ダメージ手袋をはめていると紹介されており、所持する武器は拳銃2丁(サブマシンガン、ハンドガン)と、スタンガンのような立直の長いさすまた。鼠と犬と推定される男女2人組から拉致した武蔵三郎と双葉を引き受け、猪と一緒にかながわ新空港に連行したが、抵抗されて空港内で取り逃してしまう。
「ようこそ・・・かながわ新空港へ!」
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掛川瑠美 - 演:サーヤ(ラランド)
「猪」松長仁の恋人で、百首事件の犯人の1人とされる。また、「馬」堀江海斗とは、幼馴染の間柄である。被害者である空港建設反対運動団体のリーダーの浜松功は、地元暴力団から金銭を受け取り、裏で反対運動を沈静化させて潰そうと画策。それを知った3人は、裏切られたと感じ、横浜市内にある百首神社で彼を暴行して殺害したとされる。その時に使ったとされる凶器は、松永が所持していた銛であった。その後、3人とも逮捕され、傷害致死罪で5年の実刑判決を受けた。また、この事件を境に急速に反対運動が衰退し、かながわ新空港は建設が推進されることとなっている。3人は事件の5ヶ月前に釈放され、上記の事件に関わる何らかの理由で武装集団『獣』に加担し、かながわ新空港を占拠した。
- 虎(寅) - 百戦錬磨
がたいの良さと声から、男性と思われる。公式サイトでは指なしグローブをはめていると紹介されている。所持武器は拳銃1丁(サブマシンガン)。清掃員を装って空港内に潜入し、警備員を麻酔銃で襲撃した。その後、猿とともに空港内システム警備室を襲撃し、乗っ取った。
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丹波一樹 - 演:平山浩行
元神奈川県警警備部警備第二課SAT担当管理官。前作である1年前の界星堂病院占拠事件では、SATの管理官を担当していた。事件解決後、何らかの原因で妻を自殺で亡くし、これが原因で息子である「猿」丹波直樹とともにに警察を辞職。ただ、母親の自殺には壬生正雄こと北見繁元議員がついた嘘が関わっていると話しており、これが原因で息子とともに武装集団『獣』に加担し、空港を占拠した。
- 兎(卯) - 天真爛漫
女性と思われる。公式サイトでは、もこもこ手袋をはめ、ピンクの自撮り棒とお守りを所持していると紹介されている。所持武器は拳銃1丁(サブマシンガン)。武装集団とは似つかない軽い言動が多く見られ、まさに象徴する四字熟語の通りである。 - 龍(辰) - 剛毅果断
武装集団のリーダーと思われる人物。男性と思われる。腕にさくらんぼのヘアゴムを付けている。所持武器は拳銃1丁(サブマシンガン)。占拠時に謎のダンスを踊っていた。
「アテンションプリーズ、アテンションプリーズ。我々は、この空港を占拠した『獣』だ。」 - 蛇(巳) - 神算鬼謀
女性と思われる。タブレット端末を所持しており、それを操作して空港内の警備システムのハッキングを担当した。所持武器は拳銃1丁(サブマシンガン)。
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駿河紗季 - 演:宮本茉由
元神奈川県警捜査支援分析センター(KSBC)情報分析官。前作では、志摩とともに情報分析官として活躍した。事件後は寿退社していた。第1話の最後に武蔵三郎を空港内のある場所に連行し、銃を突きつけながら「手荒なマネをして申し訳ありません・・・武蔵主任。」と彼に話す。武蔵から「誰だ?」と尋ねられると、「お久しぶりです・・・。」と蛇の仮面を外して話し、正体を明かした。
なぜ、彼女が武装集団に加担したのかは明かされていない。また、公式サイトでは前作が32歳だったのが今作ではなぜか30歳と紹介されており、年齢に関する謎も浮上していたが、第2話で明かされた。
第2話では前作から時系列が経つ間に誕生日を迎えたためか、33歳になっていたが、KSBCに入る前の経歴書全てが偽造されていた。また、結婚についても偽装結婚だったことが志摩らの調査で発覚。結婚相手も存在しないAIで造られた相手だったことが分かった。
顔を見せた理由として、警察内に残っている自らのデータを調べさせることにより、「獣ちゃんねる」で要求されているパスワードを発見させるためであり、意図的なものであった。顔を明かした後は、獣ちゃんねるの情報工作、情報扇動を担当した。
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- 馬(午) - 豪放磊落
男性と思われる。公式サイトでは、軍手と右手に数珠をはめていると紹介されている。所持武器は拳銃1丁(サブマシンガン)。他のメンバーとともに開催中だった「かながわ新空港開港式」を襲撃し、空港を占拠した。
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掛川瑠美 - 演:竹内まなぶ(カミナリ)
「猪」松長仁、「牛」掛川瑠美の幼馴染で、百首事件の犯人の1人とされる。被害者である空港建設反対運動団体のリーダーの浜松功は、地元暴力団から金銭を受け取り、裏で反対運動を沈静化させて潰そうと画策。それを知った3人は、裏切られたと感じ、横浜市内にある百首神社で彼を暴行して殺害したとされる。その時に使ったとされる凶器は、松永が所持していた銛であった。その後、3人とも逮捕され、傷害致死罪で5年の実刑判決を受けた。また、この事件を境に急速に反対運動が衰退し、かながわ新空港は建設が推進されることとなっている。3人は事件の5ヶ月前に釈放され、上記の事件に関わる何らかの理由で武装集団『獣』に加担し、かながわ新空港を占拠した。
- 羊(未) - 疾風迅雷
女性と思われる。公式サイトでは、トレーニンググローブと腕時計を着用していると紹介されている。所持武器は拳銃1丁(サブマシンガン)と警棒。牛と猪が武蔵姉弟連行中に抵抗され、空港内に逃げられてしまったため、兎とともに捜索して連行した。 - 猿(申) - 少壮気鋭
男性と思われる。公式サイトでは、指なしグローブをはめていると紹介されている。所持武器は拳銃1丁(サブマシンガン)。清掃員を装って空港内に潜入し、警備員を麻酔銃で襲撃した。その後、猿とともに空港内システム警備室を襲撃し、乗っ取った。
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丹波直樹 - 演:岩瀬洋志
「虎」丹波一樹の息子。元神奈川県警横浜中警察署地域課巡査。母親の自殺が原因で、父親とともに警察を辞職。ただ、母親の自殺には壬生正雄こと北見繁元議員がついた嘘が関わっていると話しており、これが原因で父親とともに武装集団『獣』に加担し、空港を占拠した。
- 鶏(酉) - 悲歌慷慨
女性と思われる。公式サイトでは首にネックレスを着用していると紹介されている。所持武器は拳銃2丁(ピストル×2)。空港内にある警察派出所に忘れ物をした客を装い、催涙弾を投げて襲撃した。
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重原瀬奈 - 演:山谷花純
建設会社「白河組」元社長秘書。同じ社長秘書で親友であった新見百花からパワハラの相談を受け、一緒に労働組合に内部告発。しかし結果は「パワハラはなかった」とされた。白河巌は腹いせに横領事件をでっち上げて刑事告訴し、彼女らに濡れ衣を着せた。結果、2人とも敗訴となり会社を追われ、誹謗中傷の嵐に晒された。これが苦で新見は自殺。親友に復讐を誓った重原は武装集団『獣』に加担し、「鶏」となった。彼女を象徴する四字熟語「悲歌慷慨」もこの事件に由来すると思われる。また、肌身離さず付けているネックレスは、新見と一緒に旅行先で購入したペアルックのネックレスであった。
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第1話で登場した鶴田輝幸か鹿野芽衣と思われていたが、第2話で武装集団『獣』の仲間ではなく、単に雇われて動いていた組織だと「鶏」によって明かされた。これにより、現時点で「犬」の存在は現時点で不明となっている。
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第4話で、和泉さくらが所持していたカバンの中から犬の仮面が入っていたことが発覚。これによって和泉は『獣』のメンバーである疑いがかけられた。しかし、武蔵、志摩、本庄の執念の捜査によってメンバーではないことが突き止められた。その後、第5話の人質交換の際に「龍」から一時的に拘束された時に「犬は鼻がきく」という謎の伝言を受け取った。これを元に武蔵が犬の仮面を調べると、鼻の部分にスイッチがあることを発見。押してみると、プロジェクターの要領で13桁の数字が映し出された。志摩と岩槻が数字について調べると百首神社の緯度、経度を指していることが判明した。第6話の次回予告や第5話放映後の肉球マークのヒント映像からこの仮面の本当の持ち主が第6話で登場すると思われる。
- 猪(亥) - 猪突猛進
男性と思われる。公式サイトでは軍手と迷彩ベストを着用していると紹介されている。所持武器は拳銃1丁(サブマシンガン)。鼠と犬と推定される男女2人組から拉致した武蔵三郎と双葉を引き受け、牛と一緒にかながわ新空港に連行したが、抵抗されて空港内で取り逃してしまう。
「これはこれは・・・武蔵姉弟じゃないか。」
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松長仁 - 演:後藤剛範
「牛」掛川瑠美の恋人で、百首事件の犯人の1人とされる。また、「馬」堀江海斗とは、幼馴染の間柄である。被害者である空港建設反対運動団体のリーダーの浜松功は、地元暴力団から金銭を受け取り、裏で反対運動を沈静化させて潰そうと画策。それを知った3人は、裏切られたと感じ、横浜市内にある百首神社で彼を暴行して殺害したとされる。その時に使ったとされる凶器は、松永が所持していた銛であった。その後、3人とも逮捕され、傷害致死罪で5年の実刑判決を受けた。また、この事件を境に急速に反対運動が衰退し、かながわ新空港は建設が推進されることとなっている。3人は事件の5ヶ月前に釈放され、上記の事件に関わる何らかの理由で武装集団『獣』に加担し、かながわ新空港を占拠した。
各話リスト
話数 | タイトル | 放送年月日 |
---|---|---|
第1話 | 新・占拠 | 2024年1月13日 |
第2話 | 新・交渉 | 2024年1月20日 |
第3話 | 新・脱走 | 2024年1月27日 |
第4話 | 新・対決 | 2024年2月3日 |
第5話 | 新・突入 | 2024年2月10日 |
第6話 | 新・犯人 | 2024年2月17日 |
第7話 | 新・逃亡 | 2024年2月24日 |
第8話 | 新・爆弾 | 2024年3月2日 |
第9話 | 真・空港 | 2024年3月9日 |
ドラマ主題歌
「W」(Snow Man)
前作「大病院占拠」のドラマ主題歌が引き続き起用される。
再起用にあたって、「僭越ながら"嘘だろ!"です!もちろん、大喜びの。『大病院占拠』に引き続き、『W』が今作の主題歌に決定し、再びドラマを盛り上げられれば、とても嬉しく思います。僕らもドラマがどんな展開になるのか、獣たちが誰になのか、そしてどんなタイミングで『W』が流れるのか、毎週楽しみにしています!」と喜びのコメントを発表している。[1]
小ネタ
- 公式サイトトップの「新空港占拠」のドラマタイトルが掲載されている部分で、「拠」の文字の中に点滅する肉球マークが小さく表示されている。ここをクリックすると、突如動画ウィンドウが出現し、謎の動画が再生される。動画内容は各話放映後に切り替わる。今後のドラマ展開に大きく関わるヒント動画と思われる。
- 第1話放映後:どこかの実験室のような部屋が映し出され、その後に画面が黒くなって「that comes」と画面右上に白抜き文字で表示される。
- 第2話放映後:刑務所または留置所の接見室のような場所が映し出され、そのあとに画面が黒くなって「AT THE END」と画面左下に白抜き文字で表示される。
- 第3話放映後:人質たちが監禁されている空港ラウンジと思われる部屋とソファが映し出され、その上に置いてある第3話に登場した人質たちが逃げる順番を決めるあみだくじの紙とお盆に乗ったバナナと「シアン化合物」と書かれた薬瓶、青い皿が最後に映る。その後暗転し、「of this」と画面上部に白抜き文字で表示される。
- 第5話放映後:鼠と犬を含む十二支の仮面が映し出され、人物写真などが貼られたホワイトボードと武装集団『獣』のエンブレムが映り、最後に犬の仮面とともに「that」と白抜き文字で表示される。
- 第6話放映後:武装集団『獣』のブリーフィング拠点と思われる部屋が映し出され、カメラが移動しながらテーブルにある武器が映る。最後に「龍」と「蛇」が手首に付けているさくらんぼのヘアバンドが映され、直後に暗転し、画面右上に「wild cat」と紫色で書かれた文字が出現する。
- 第8話放映後:人質が囚われているVIPプレミアムラウンジの中が映し出され、何か争った形跡が見て取れる。その後、出入り口から出て、ラウンジの案内板が映し出された後に暗転、画面左上に赤茶色で「actually」と表示される。
関連リンク
関連項目
脚注
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