新米姉妹のふたりごはん単語

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『新米姉妹のふたりごはん』とは、柊ゆたかによる漫画作品。月刊コミック電撃大王 2015年 8月号から連載。料理漫画研究家の杉村啓がコラムを担当。

概要

ある日、両親の再婚で同じ年なのに姉妹になりとある事情から二人きりで生活することになった二人がひたすら美味しいごはんを作って食べるお話である。

サチとあやり。文字通り「新米姉妹」のふたりが料理を作ることを通して本当の「姉妹」になっていく様子を描いたハートフルストーリー。ただし、この上ない飯テロ漫画なので夜中に読むときは注意すべし。

あやりの趣味が調理道具集めなので、エッグカッター、ソーセージメーカー、ラクレットオーブン、サービングフォーク、クッキングバーナー、こね台といった様々な道具が登場するのも特徴。

どんな話？

女子高生「サチ」は悩んでいた。父親が再婚したから。それだけならまだよかったものの同じ年の妹ができた。彼女の名前は「あやり」　あやりは、目つきが悪く何を考えているのか
よくわからない。あやりは、サチのことを「姉さん」と呼ぶがどこか他人行儀。そんな二人をよそに両親は海外出張で世界一周の旅に出てしまう。マンションでの二人だけの生活がはじまったものお互いにどう接していいのかわからず気まずい時間が流れるばかり。そんなとき海外の父親から生ハムが届いた。しかも、しかも、丸ごと一本。塊で。困惑するサチ（彼女はそれが生ハムということすらわからなかった。
まあ、一般人なら普通は丸ごとの生ハムなんて知らなくて当たり前だが）対してあやりは「立派な生ハム！」と相好を崩す。実はあやりは、料理が大好きな（寧ろそれが趣味の）女の子だったのだ。

登場人物

主要人物

サチ: 本作の主人公。高校一年生。父の再婚であやりの姉になる。; 食べる事が好きで一日中食べている。その割には太らないが、夜食のカロリーは気にする。; 幼い頃はお飯事の泥団子や山に生えていたキノコを食べて、幼馴染の絵梨を困らせた。; 天真爛漫な感じだが、テストの点数が高く頭は良いのかも。; サンタさんを信じている。
あやり: 本作のもう一人の主人公。高校一年生。青山付属高校の学生。母の再婚でサチの妹になる。; 料理が得意。緊張すると人相が悪くなる。サチより長身。; 調理器具を集めるのが好きだが、これは父親の影響らしい。; サンタさんを信じている。