新美南吉(にいみなんきち、1913年 - 1943年)は、子供の頃に誰もが読んだであろう名作『ごん狐』の作者である。児童文学作家と呼ばれることが多いが、詩歌、戯曲なども発表していた。なお、すでに著作権が消滅しており作品の多くは、青空文庫などで読むことができる。
2013年は生誕100周年の年であり、故郷の愛知県半田市が記念行事などを開催している。
生い立ち
1913年7月30日、愛知県知多郡半田町(現・半田市)で生まれる。1928年(15歳)、文芸誌『赤い鳥』と出会い、童話や詩を投稿する。1931年(17歳)、初めて『赤い鳥』に作品が掲載される。1932年(18歳)、「ごん狐」が『赤い鳥』に掲載される。1941年(27歳)、初めて単行本を刊行する。1942年(28歳)には、初の童話集を刊行する。1943年3月22日、結核により逝去(享年29)。同年9月に2冊の童話集が刊行された。
代表作
その他
朗読
著作権が切れていること・長さが丁度いいこともあってよく朗読されている。特に2020年の「せいゆうろうどくかい」では大活躍している。
関連項目
関連リンク
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