新鳥栖駅とは、九州新幹線・長崎本線の駅である。2011年3月12日開業。
概要
長崎本線と交差する形で設けられる駅で、九州新幹線(鹿児島ルート)と九州新幹線(西九州ルート)(西九州新幹線)の分岐駅。ただし、西九州ルートの当駅〜武雄温泉駅間のルートは諸般の事情で未だ決まっておらず、当駅で分岐するのかも不透明な状況である(筑後船小屋駅分岐案も存在する)。西九州ルートがフリーゲージトレインとして計画されていた時期は当駅に長崎本線への連絡線や軌間切り替え設備を設ける予定だったが、計画見直しにより作られる可能性は限りなく0に近い。
長崎本線ホームの設置も噂されていたが、駅開業に合わせて開業し、特急「36ぷらす3」を除く全ての列車が停車する。
特急停車駅であり、新幹線と長崎・佐世保方面の乗り換え拠点である。「かもめ」などは博多駅発着であるため、料金面含めて博多駅乗り換えが利便性が高いが、当駅で乗り換える客も少なからずいる他、熊本・鹿児島中央方面から利用する場合は必然的に当駅で乗り換えることになる。
なお、新幹線と在来線は別改札になっているため、乗り換えは一旦改札を出る必要がある。
ホームは九州新幹線の他の駅同様に通過線を持たない構造で、島式ホーム2面4線。西九州ルートとの分岐も考慮された設計になっている。
また、長崎本線には相対式ホーム2面2線で設置された。
出入口は西口と東口があり、新幹線改札も在来線改札もアクセスできる。在来線の反対側(南側)には改札が無いが、西口に設置されている自由通路から行き来できる。
在来線改札横に鳥栖駅と同じくかしわうどんが名物の立ち食いうどん屋がある。改札外からも改札内からも利用可能。かしわめしなどの駅弁もここで販売されている。
九州新幹線の営業キロは鳥栖駅と同一扱いとなっており、博多駅〜久留米駅間を含む乗車券であれば鳥栖駅との選択乗車の対象である。ただし、長崎本線・鳥栖駅〜新鳥栖駅間に乗車する場合は別運賃になる。
また長崎本線・佐賀方面との乗車券については新幹線経由と在来線経由で別運賃となり選択乗車の対象とならない。ただし博多駅〜新鳥栖駅間を含む在来線経由の磁気定期券の場合は特急料金を払えば新幹線に乗車できる。他にも「スーパー早特きっぷ」の新大阪・新神戸〜長崎間の設定については新幹線経由でも在来線経由でも同一料金設定となっている。
なお、隣の久留米駅とは約5kmしか離れていない。それなのに新幹線の自由席に乗ると1,100円も取られる。
ホーム
九州新幹線
13・14 | 九州新幹線(下り) | 熊本・鹿児島中央方面 |
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11・12 | 九州新幹線(上り) | 博多・新大阪方面 |
長崎本線
2 | 長崎本線(下り) | 佐賀・肥前山口・長崎・佐世保方面 |
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1 | 長崎本線(上り) | 鳥栖・二日市・博多方面 |
隣接駅
九州新幹線
隣の駅(下り方面) | 当駅 | 隣の駅(上り方面) |
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久留米駅 | 新鳥栖駅 | 博多駅 |
長崎本線
隣の駅(下り方面) | 当駅 | 隣の駅(上り方面) | |
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長崎本線 ■特急 | 吉野ヶ里公園駅(一部) 佐賀駅 |
新鳥栖駅 | 鳥栖駅 |
長崎本線 ■普通 | 肥前麓駅 | 鳥栖駅 |
関連動画
関連項目
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