日向咲(ひゅうが さき)とは『ふたりはプリキュアSplashStar』の主人公の一人である。
担当声優は樹元オリエ。
概要
日向咲
夕凪中学の2年生で、ソフトボール部のエースピッチャーである。10連続三振を記録したこともあり、それまで一回戦負け常連の弱小校だった夕凪中をファイナルまで勝ち残らせるまでに成長させた功労者である。
その性格と実力と功績から3年生ではキャプテンを務め、チームを優勝に導くことになる。
大空の樹の下で、美翔舞および、フラッピ・チョッピと運命的な再会を果たしてから、ダークフォールと戦うプリキュアである、「輝く金の花」キュアブルームに変身することになる。
また、戦いが進む中で舞とともに、ダークフォールの一員であった霧生満・霧生薫の姉妹を暗闇から導き、その中で彼女らが救ったムープ・フープと出会う。特にムープから力をもらうことで、「天空に満ちる月」キュアブライトに変身することができるようになる。
ダークフォールとの戦いが終わった後も、他のプリキュアとの交流の中での戦いで、キュアブルームからキュアブライトへの直接フォームチェンジが可能になる。さらに、レインボージュエルから力をもらうことでそのどちらの特性も持ち合わせた「キュアレインボー・ブライティブルーム」になった。
キュアブルーム・キュアブライト・ブライティブルームの解説は各項目を参照。
性格は、「ひまわり」「太陽」と比喩されるほど明るくポジティブで、常に周りをひっぱっていくタイプ。ソフトボール以外の運動能力は未知数だが、学力と芸術センスは底辺レベルである。
料理能力は人並み以下くらい。ただし、家の関係上パンなどを作るところはそれなりにできるようである。
親友である舞の兄、美翔和也に惚れている。彼自身も咲を気にしている様子である。
太い眉と広い凸がチャームポイントで、その顔立ちがどことなく「タヌキ」を連想させるため、ファンの間からは「たぬたぬ」「タヌキ」などと呼ばれている。
ただし、広い凸は変身するとその率が減少し、凸キャラの立場をパートナーに譲ることになる。
口癖は「絶好調なりー!」であるが、不調のときには「絶不調なり・・・」と言った事もある。ちなみに「ほいさっさー!」ではない。「がくっ・・・」説もある。だれだ?「月光蝶なり!」とか言った奴は?
また、某アニメのコロ助のように語尾にやたらと”なり”を付けることはない。
生年月日は1992年8月7日。設定上はなぎさとほのかの二つ下で、ひかりと同い年になる。
そこ、カレンダーを見るんじゃない。
家族構成
- 父:日向大介(CV:楠見尚己)
「PAMPAKAパン」の店主。一流のレストランやホテルからスカウトを受け続ける実力あるパティシエであるが、お店と家族のために断り続けている。また「すべてのものに生命は宿る」という持論から物を大切に扱っている。 - 母:日向沙織(CV:土井美加)
中学生時代にソフトボールをやっており、咲はその影響を受けてソフトを始めた経緯を持つ。なお、先述した口癖も母の影響によるものである。 - 妹:日向みのり(CV:齋藤彩夏)
夕凪小学校二年生。背伸びしたい年頃のお姉ちゃん子。自分のことを同じ目線で話してくれた薫を凄く慕っている。 - 飼い猫:コロネ(CV:渡辺英雄)
PANPAKAPANの看板猫。終盤ではフィーリア王女に乗り移られてダンディな声で会話をする。
キュアブルーム
咲が、フラッピの大地の力で変身するプリキュア。
花鳥風月における花。キュアブロッサムとかキュアフラワーとかはあんま関係ない。
前作の三人とは打って変わってカラフルなカラーリングのコスチュームに身を包んでいる。髪の毛もまるでひまわりのようになる。劇場版のブライト変身を見るとよくわかるが、変身中は髪の毛がかなり増量される。
格闘戦を主体に戦う。特に精霊の力をこめたパンチは強烈。後述のブライトのチートさに見劣りするため劣化フォームと言われがちだが、単独でのドーム型バリア(ブライトはピンだと前方のみの光弾バリアが基本)や先の精霊パンチはブルームの特権と言える。
さらに後半では精霊の力が強くなり、ブライトとのパワーバランスが改善されたため、状況に応じて使い分けるようになった。
キュアブライト
咲が、ムープの力を受けたフラッピの力で変身するプリキュア。
花鳥風月における月。舞の変身するキュアウィンディと合わせて、風月フォームとも呼ばれる。
デザインコンセプトは月をイメージしているためカラーリングは薄い黄色で、ブルームに比べ肩やスカートが曲線を強調したデザインになっている。
この姿になることで単独での飛行能力を会得し、さらに遠距離戦主体の戦い方に変化する。スパイラル・リングをベルトのように装着することで他のプリキュア同様2段階のパワーアップをするのだが、その伸び幅が半端ないことでも有名。例えるなら仮面ライダーBLACKがRXになった後のチートっぷりを想像して欲しい。
ブライトの特徴として、光の弾を生み出しそれを攻防に使い分ける力を持っているが、この光球の万能性が異常なのである。
基本として明かりとしての使用は勿論、それを強くすることで敵に目くらましを食らわすことが出来る。
さらにリング装着時のみ拡散・単発の撃ち分けが可能なエネルギー弾としても発射することが可能で、最大までチャージすれば元気玉サイズの攻撃が出来るため、他のプリキュアとの連携では最後のとどめ役を任されることも。(チャージに非常に時間がかかるため、その間は無防備になるのが欠点)
精霊バリアは前方のみと範囲が狭まったが、新たにカウンター能力を得たため、飛び道具を跳ね返すことが可能になった。
また、これは没になってしまったが、プリキュアオールスターズDX2の特報では海の上をサーフィンしているシーンが存在する。
放映当時~放送後にかけて、そのチートさや活躍に対して商品化に恵まれず、ファンアートも少なめと不遇さが見られた。
が、近年シーエムズコーポレーションより限定版(宮沢模型流通限定、実質通常発売のようなものだが)のアクションフィギュアが発売された。ブルーム自体それほど商品化に恵まれているわけではなく、ファンとしては待望であったこともあり結構売れてるらしい・・・とか。ちなみにお膝下東映アニメーションのオンラインショップでは、割引設定されていなかったのにも関わらず即予約完売した。
キュアレインボー・ブライティブルーム
プリキュアオールスターズDX2とDX3のみ登場した、咲の側のスーパーモード。
名前はブライトブルームではなく、ブライティブルームなところがちょっとブレンディ。
放送後にスーパーモード公開という点から仮面ライダークウガでいうライジングアルティメット的な立場にある。
DX3ではウィンディイーグレットと組んで、従来の必殺技である「プリキュア・スパイラルハート・スプラッシュ」を放って活躍している。
関連動画
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
- プリキュアの一覧
- 樹元オリエ
- ふたりはプリキュアSplashStar
- 美翔舞 / キュアイーグレット・キュアウィンディ
- 霧生満
- 霧生薫
- 美墨なぎさ / キュアブラック(前作の主人公でコンセプト元のプリキュア)
- 花咲つぼみ / 春野はるか(同じく花属性のプリキュアでなおかつ妹持ち)
- 美々野くるみ / 花海ことは / 花寺のどか(同じく花属性のプリキュア)
- 月影ゆり / 香久矢まどか(キュアブライトと同じく月属性のプリキュア)
- 咲舞
- ブラック家族
- タヌキ
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