概要
この犬種の起原はあまりよく分かっていないが、1920年代(大正末期から昭和初期頃)にジャーマン・スピッツやアメリカン・エスキモー・ドッグなどのスピッツ系の白毛犬を交配して生み出されたと考えられている。
1948年に全日本警備犬協会(後のジャパンケネルクラブ)によって犬種標準が確立。1964年に国際畜件連盟に登録された。
真っ白な毛や大きな黒い目が人気を呼び、高度成長期の頃に爆発的な流行しており、1950年代後半には登録された犬の4割がこの犬種であったほどであった。しかし、外で鎖につなぐ飼い方が主流だったことで無駄吠えが多く、それ故に神経質な犬という印象が定着していまい、マルチーズやポメラニアンといった小型の愛玩犬に取って代わられた。
1973年になるとスウェーデンに輸入されたことで北欧で人気を呼んだ。その子孫がイギリスにも渡るとそこでも人気となり、1977年にザ・ケネルクラブに公認された。
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