日本ダービー 有記念 URA決勝とは、ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』の楽曲である。
「ウマ娘」の世界においては、四本脚の「馬」が存在せず、人の姿を取った二本脚の「ウマ娘」が存在するが、本記事においては合理性を図るため「」を「馬」として表記する。
概要
楽曲情報 | |
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曲名 | 日本ダービー 有記念 URA決勝 |
作曲 | 戸田信子 陣内一真 |
編曲 | 東大路憲太 |
オーケストラ | The City of Prague Philharmonic Orchestra |
コンサートマスター | Lucie Svehlova |
ストリングス | 室屋光一郎ストリングス |
バイオリンソロ | 室屋光一郎 |
トランペット | 吉澤達彦、田沼慶紀、具志堅創 |
トロンボーン | 半田信英、辻姫子、藤田麻里奈 |
バストロンボーン | 村本悠里亜、野々下興一 |
ホルン | 藤田乙比古、和田博史 田島花林、大東周、福川伸陽 勝俣泰、野見山和子、高橋臣宣 |
ギター | 東大路憲太 |
レコーディング ミキシングエンジニア |
内藤岳彦 |
G1レースの中で「日本ダービー」「有馬記念」「URAファイナルズ決勝」でしか流れないBGM。東京とプラハでそれぞれレコーディングされた疾走するストリングスとクライマックスに向けて盛り上がる高揚感が決戦の道中を盛り上げる。
作曲を担当している戸田信子は、2004年〜2010年までKONAMIに在籍し「メタルギアソリッド」シリーズを4作品に渡って手掛けた。また、「クイズマジックアカデミー」シリーズの作曲や、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにも編曲としての参加経験もある。
KONAMI退社以降はロサンゼルスに作家事務所を設立し、共作の陣内一真と共同で「Halo 5: Guardians」「ULTRAMAN(漫画)」「攻殻機動隊 SAC_2045」などの映画音楽やゲーム音楽を手掛けている。また、戸田色音としての「一週間フレンズ。」の劇伴制作もある。
実は、本曲は元々2017年頃に配信・収録されたボイスドラマに向け制作された楽曲の一つであり、ゲーム版「ウマ娘」に収録するにあたり再編曲されたものである。
楽曲中盤のホルンのパッセージは元々ボイスドラマには収録されていない部分のため、編曲担当の東大路憲太が新たに書き加えている。
作曲担当の戸田・陣内曰くプラハでのオーケストラ収録で一番盛り上がったケルティックな曲とのこと。
最後の決戦
楽曲情報 | |
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曲名 | 日本ダービー 有記念 URA決勝 最後の決戦 |
作曲 編曲 |
東大路憲太 |
ストリングス | 室屋光一郎ストリングス |
トランペット | 吉澤達彦、田沼慶紀 具志堅創 |
トロンボーン | 半田信英、藤田麻里奈 |
バストロンボーン | 野々下興一 |
ホルン | 福川伸陽、勝俣泰 野見山和子、高橋臣宣 |
ギター | 東大路憲太 |
レコーディング ミキシングエンジニア |
内藤岳彦 |
上記G1特別レースでの最終直線で流れるBGM。
通称「中山の直線のテーマ」。2期アニメOPテーマ「ユメヲカケル!」の作曲者、東大路憲太による書き下ろし楽曲である。
幾多のウマ娘の中から選ばれし18人しか出走できないクラシック級頂上決戦「日本ダービー」、多くのウマ娘の育成シナリオの最終目標である夢のグランプリ「有馬記念」、そして優駿たちの頂点を決める大舞台や『最強』ビターグラッセ・リトルココンとの対決の舞台である「URAファイナルズ決勝」。室屋光一郎オーケストラが奏でる決戦の調べを背景に、ウマ娘たちの追い比べに刮目せよ!
作曲した東大路は、G1というイメージからあえてドラムやギターは使わずオーケストラの響きだけで勝負したとライナーノーツで語っている。それでも氏によるギターの音も入っているがそこはご愛嬌。
CD
なお、レースBGMの最終直線の楽曲タイトルにはそれぞれ「(レースクラス) 最後の勝負」とあるが本曲のみ「最後の決戦」と付加されている。
ゲーム版
また、メインストーリー第1部 最終章前編「夢の原石」 第6話「夢いっぱい!日本ダービー」では、本曲をアレンジしたメインストーリー専用BGMがレースBGMとして使用されている。
シンデレラグレイ
公式PV、第1弾CMや、第1話ボイスコミックの「日本ダービー」の場面のBGMとして使用されている。
この事から、「シンデレラグレイのBGM」と認識しているトレーナーも多い。
関連動画
関連項目
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