概要
日本各地を巡り、スタートした地点と同じ地点に戻ってゴール、というのが基本的な内容だが、日本各地を訪れただけで日本一周とすることもあれば、執拗に海岸線沿いを走って文字通り列島の外周を一周することもあり、その定義は結構曖昧。
旅の中では、難易度は高くともオーソドックスな部類に入る。
基本的には資金と暇のある学生や、休職中・無職の人間にのみ許された旅だが、新幹線や飛行機を使って各都市を巡るだけならば数日でも可能であるし、仕事の裏ですこしずつ進めたという人もいる。
それこそ鎌倉時代や室町時代の時点で日本全国を回った(というよりは回ろうとした)旅行記が存在するなど、古くから日本一周の旅は人気で、人々の間に膾炙したものであったが、現代においては特に日テレの体当たり番組『進め!電波少年』においてヒッチハイクの旅などの無茶な旅企画が人気を得たことで、その注目度は上がったと思われる。
また、ブログをはじめとして個人の活動を発信する手段が増えた現代では、日本一周してその様子をまとめて発表する人も多く、ネットの普及によってより身近なものに感じられるようになったと言える。
手段
が主な手段。
特にどれがすごいということはないが、大体上に行くほど資金が多く必要となる。
また、日本の主要な都市のみを廻る、海岸沿いに都道府県を廻る、47都道府県を全て訪れる、など、旅の性質によって適した方法も違ってくる。
十分な資金を用意できるなら、オススメはやはり鉄道。
手軽かつ安全に旅が出来る。都市部を経由するので金さえあれば宿や食事には困らないし、青春18きっぷなどを使えば資金も結構安く済む。
『水曜どうでしょう』では4.の原付を駆使した無茶な旅が注目を浴びたが、特に単独では、原付での長距離移動は思いの外ハードである。
5.6.を敢行する人に至っては電波少年顔負けの剛の者と言えよう。
いずれにしても、入念な準備が必要不可欠。
特に3.~6.では野宿の準備からしておく必要もあるだろう。
その他、海路やヒッチハイクもあるにはあるが、前者は細かい移動には適さず、後者は現在の日本では思うように成功しない手法であるため人気は低い。
ネット・ニコニコでの人気
2chのバイク板では、ツーリングの一ジャンルとして確立している。
もちろん、時間や資金の制約上、実際に行う住人は限られてくるが、愛車と共に全国を旅することはやはり何にも代えがたく楽しいひと時となるのである。
Youtube、ニコニコなどの動画サイトの発達以降は、旅行記を映像にして発信する人も多い。
特に『水曜どうでしょう』の影響を受けてか、同番組のパロディ的演出を行う動画や、HTBなどを聖地巡礼するシリーズが多い。
多くはバイク板と同じくバイクや原付、あるいは自転車である。
これは、動画に使う写真を頻繁に撮れるという利点があるからである。
ニコニコにおいてはミク日本一周の人が有名だが、残念ながらうp主失踪シリーズ入りしてしまった。
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関連項目
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