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(株)日本旅行とは、東京都中央区日本橋1-19-1 日本橋ダイヤビルディング12階に本社を構える旅行代理店業である。
概要
業界では「日旅」の略称で知られる、鉄道系旅行業者の大手のひとつ。
日本国内で現存する第1種旅行業の登録番号は2番と最も古い(1953年登録)。
日本の旅行代理店業ではJTBグループ→H.I.Sグループ→KNT-CTグループに次いで第4位の取扱額(2018年時点)を誇る、日本の旅行業四天王の一員である。
歴史的経緯から、JR西日本とは蜜月の関係にある。JR西日本が株式の80％近くを保有する連結子会社となっている。一応主要株主リストの中にはJR東海・JR東日本も含まれることから、JR本州3社系の関連企業と言える。(※一応JR東海はJR東海ツアーズを、JR東日本はびゅうトラベルサービスを保有しているが。)
歴史
日本旅行の前身は1905年に滋賀県栗太郡草津町(現在の草津市)にあった弁当屋である。
当時草津駅に出入りし駅弁を販売していた弁当屋が団体旅行の企画・販売を始めた。1908年には日本国内で初めて貸切列車による団体旅行を企画・実施した。しかし1941年に一度廃業している。
1949年、「日本旅行社」として大阪府内にて再出発。
1967年、本社機能を現在の東京都内に移す。1968年、現在の「日本旅行」に社名変更。
2001年、旅行業界の再編の波により近畿日本ツーリストとの合併話が持ち上がるが交渉決裂。
その後、JR西日本の旅行代理店部門であった「TiS」「WENS」事業を譲り受けたことがJR西日本グループ入りのきっかけとなる。そして2002年、JR西日本の連結子会社となった。
JR西日本グループ入り後も拡大路線を続けており、2004年にはダイエーグループのクレジットカード会社「OMCカード」(現在のセディナ)の旅行代理店部門を譲り受けた。2006年にはパナソニックグループの旅行代理店業「MIDツーリスト」を買収。2018年には京急電鉄グループの旅行代理店業「京急観光」を譲り受けた。
主な旅行商品ブランド
- 赤い風船
同社の最主力国内旅行商品。店頭・ネットどちらでも取り扱う。 - JRコレクション
ネット限定発売。JR線の乗車券と宿泊プランをセット販売。 - Webコレクション・Webコレクションプラス
ネット限定発売。海外旅行もあり。プラスは価格変動型。 - My宿オンライン
宿泊代金は現地決済するタイプの商品。 - マッハ
高価格帯の海外旅行商品。 - ベストエクセレント
中価格帯の海外旅行商品。 - ベスト
低価格帯の海外旅行商品。
関連動画
関連項目
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