日産・パオとは、日産自動車が1989年から1990年に製造をしていた小型乗用車である。日産のパイクカーシリーズの第二弾となる。
概要
車名の由来は、車名の由来は中国語の包(パオ)で、モンゴルの遊牧民の組立式家屋の意味から。
コンセプトは、普段と違う気分を演出するデイ・リゾート・カー(造語、デイリー+リゾート+カー、都市の日常生活でリゾート気分が味わえる車という意味)をコンセプトにしていた。
パオのデザインについて、コンセプターの坂井直樹は、「バナナ・リパブリックという服飾ブランドのコンセプトである『旅行やサファリの冒険気分を味わえる服』を、そのままクルマのデザインやコンセプトに置き換えてみようというものだった」と語っている。
駆動方式はベースとなった初代K10型マーチと同じFF駆動で、ミッションも5速MTと3速ATが用意される。
また、第一弾のBe-1では装着が不可能だったパワーステアリングが標準装備化がされた。このおかげで、Be-1よりも大ヒットを記録をし、注文をしたユーザーにいきわたるまでに1年半も時間を要した。
モデルの流れ
1988年に生産を開始。日産の子会社・高田工業で生産される。
1990年に生産終了。
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関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%AA
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