日産・プレサージュとは、日産自動車が1998年から2009年まで生産していたミニバンである。
概要
ルネッサをベースに開発されたミニバンで、ライバルはオデッセイであった。
当初は日産店専売であったため、1999年には他の販売店用に顔違いの兄弟車であるバサラが販売された。
歴史
初代(U30系、1998年~2003年)
1998年発売。
オデッセイをライバルとして開発されたミニバンで、全車3ナンバーであった。
エンジンはKA24DE/VQ30DE/YD25DDTiの3種類を設定。
1999年には一部改良を実施。
エアロモデルの「パシフィーク」が追加された。
2000年には一部改良を実施。
低価格仕様車(199.8万円)の「Cスプレンド」が追加された。(同時期に、バサラにも同価格の「Jスプレンド」が追加されている。)
2001年にはマイナーチェンジを実施。
外装デザインが変更されたほか、KA24DE/YD25DDTiエンジンを廃止、その代わりに新世代エンジンのQR25DEが追加された。
また、エアロモデルのパシフィークが廃止され、他車種で人気グレードとなっていたハイウェイスターが追加された。
2代目(U31系、2003年~2009年)
2003年発売。2(運転席&助手席)+3(中列)+3(後部)の8人乗り。
従来どおりブルーステージのみでの販売であったが、2005年には両店での全車種取り扱いに伴いレッドステージでも取り扱われるようになった。
エンジンはQR25DE(2.5L 直4,163馬力)/VQ35DE(3.5L V6,231馬力)の2種類。トランスミッションは、2.5リッターには4速オートマチック、3.5リッターにはエクストロイドCVTが搭載されていた。
ちなみに3.5Lのほうにはシフトレバー右にスポーツモードに変更するボタンがあり、起動時には通常時には回らない4000回転以上まで回るようになる。当然ながらその分燃料食うのはご愛嬌
2004年には一部改良を実施。
ハイウェイスターの外装デザインが一部変更された。
2005年には一部改良を実施。
グレードが見直され、全車グレード名が変わった(V→250XG/X→250XV,350XV/ハイウェイスター→250ハイウェイスター)
2006年にはマイナーチェンジを実施。
外装デザインが大幅に変更されたほか、3.5リッターモデルをノーマルグレードからハイウェイスターに変更した。
もともと屋根が低いタイプの3ナンバーミニバンの需要が減少しており、ラージミニバンであるエルグランドに人気が移行していたことから2009年に生産を終了した。
関連動画
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関連商品
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関連項目
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