概要
公安のデビルハンター。北海道出身。デンジの三年先輩にあたる。バディは姫野だったが、後に天使の悪魔になる。
髪の毛を後ろでまとめているのは、狐の悪魔にその部分を渡すと喜ばれるため。
銃の悪魔に家族を殺され、復讐するためにデビルハンターになった。悪魔に対する恨みは誰よりもあるものの、実際は温厚で理知的な好青年であり、姫野もそのことを見抜いていた。マキマは彼にとって命の恩人であり、好意を抱いている。
マキマ目当てでデビルハンターになったデンジをぶん殴り、信念もない奴はデビルハンターなんてやめろと忠告する。しかしその後、股間しか狙わないデンジにタマキンを思い切り蹴られてしまった。
加えて、マキマの指示でデンジとパワーを監視する役目を与えられ、彼らを自身の家に住まわせる羽目になる。2人は人間的な生活がまともにできない上、いたずらがシャレにならないレベルなため、アキは苦労を強いられている。お前らに人権はない…!
最強のデビルハンター・岸辺に鍛えられた過去を持つため、実力はそれなりにある。狐の悪魔と契約しており、力を借りる代わりに体の一部を狐に食わせている。悪魔の体は京都にあるらしい。また、強力な刀を所持しているが、こちらは呪いの悪魔との契約により、使用すると自身の寿命がかなり減ってしまう。
バディの姫野とは未成年の頃に出会う。初めから仲が良かったわけではなく、関わっている内に徐々に心を開いていった。週一くらいで宅飲みする仲。また、タバコは彼女から勧められて始めた。
第1回人気投票では3位、第2回では1位に輝くなど、男性キャラの中でも一番の人気を誇る。
この項目はネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
襲撃にあった際、サムライソードを食べさせたことで狐の悪魔の怒りを買い、別の悪魔と契約する必要が生まれる。アキは未来の悪魔と契約することになるが、その際に条件として「お前の右目に住まわせる」ことを提示された。強い悪魔にも関わらず、あまりにも安い提案なのは「お前は未来で最悪な死に方をするから」だという。
未来の悪魔の力によって、少し先の未来が見えるようになったが、あくまで見えるだけなので、対処は自分で行わなければならない。
当初はデンジとパワーのことを疎ましく思っていたが、二人がいることで早川家の毎日は良い意味で騒がしくなり、気づけば二人の存在はかけがえのないものとなっていた。怖気づいたアキは、銃の悪魔討伐遠征で4課を不参加にできないか岸辺に相談するほどだった。また、悪魔への態度も変化しており、天使の悪魔が処分されないよう、公安と契約するための推薦状を書いている。
マキマから銃の悪魔の現状について知らされた直後、アキは未来の悪魔によって「アキとパワーがデンジにグチャグチャに殺される」未来を見せられる。
どうにか未来を変えられないか探るため、アキは天使の悪魔とともにマキマに相談へ向かう。デンジとパワーだけは幸せに生きてほしいと願うアキは、どんな悪魔とでも契約するから力を貸してほしいとマキマに相談した。
それを聞いたマキマは、「早川君の全てをくれるなら 私が力をあげる」と告げる。マキマ、もとい支配の悪魔の能力でアキは強制的に契約させられてしまい、銃の悪魔の襲撃でマキマが死んだ際の身代わりとして一度死亡してしまう。
マキマが仕留め損ねた銃の悪魔は、アキの死体に乗り移って逃走。銃の魔人となり、早川家に住むデンジたちに襲いかかった。
正気を失っている中で、アキは家族と住んでいた場所を夢に見ていた。デンジやパワーと雪合戦をしていると思い込みながら、アキは銃の悪魔が持つ圧倒的な力で周囲をめちゃくちゃに破壊していく。
銃の魔人、もといアキにとどめを刺したのは、チェンソーマンに変身したデンジだった。アキは夢の中でボールとグローブを持った弟と再会し、そのまま眠りについた。
そうだった…
オレ…キャッチボールがしたいんだった
未来の悪魔がアキの右目に住んでいたのは、「デンジにとって最悪な死に方をするアキ」を見届けるためであり、アキ自身が最悪な死に方をするわけではなかったのである。ただし、未来の悪魔がこの最悪の未来をアキに見せた可能性があるため、必ずしもそうとは言いきれないが。
作者によると、アキが銃の悪魔に乗っ取られる結末は初めから決まっていたとのこと。名前の「アキ」は、世界で一番人を殺した武器とも言われる自動小銃「AK-47」からとられている。マキマへの好意は彼女の能力によって植え付けられたものであり、「空っぽの好意」→「空き」の意味もあるという。
関連静画
関連項目
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