明智小衣(あけち こころ)とは、PSP用ゲームソフト及び同名のアニメ作品「探偵オペラ ミルキィホームズ」の登場人物である。
概要
13歳[1]ながら、ハーバード大学を飛び級で主席卒業後にヨコハマ警察に奉職、ミルキィホームズに対抗して作られた警察の対怪盗事件捜査チーム「Genius4」(通称:G4)のリーダーを任せられるなど、まさしく伝説の究極の最高の天才美少女と言っても過言ではない。
自称IQ1300[2]だが知能指数において1300という数値結果が現実的に存在しうるのかは甚だ疑問である [3]。
とはいえ13歳であることには変わりないので、子供っぽい部分が結構あり、特にミルキィホームズのシャーロック・シェリンフォード(以後シャロと表記)に対しては、一方的にライバル心を持っている。
ちなみに、3次元化するとバリツを使用できる。直撃すると相手はもれなく病院送り。
プロフィール
アニメにおけるこころちゃん
アニメ版では、シャロが小衣のことを「こころちゃん」と呼ぶと、すかさず「こころちゃん言うな!」とツッコミを入れるのが定番となっている。また、これをやればトイズが復活すると、ミルキィホームズの4人に嘘を吹き込んでツイスターゲームをやらせるなど、黒い部分も見せている。このためかG4メンバー内での人望はいまひとつな模様。
第7話では自身のIQの桁を一つ上げてIQ13,000(1万三千)と発言している。これも自称なので真実なのか欺瞞なのかは誰にも分からない。IQ13の間違いではないでしょうかこころちゃん?
第8話ではIQ130,000(13万)、第9話ではIQ13,000,000,000(130億)と発言しており、もはや自称IQのインフレは青天井である。第10話での次回予告ではIQ130,000,000,000(1300億)を自負したが、遂に同僚の咲に「IQ1300億とか言ってる時点でバカなのでは?」と突っ込まれてしまった。
さらにサマースペシャルではIQ1300,000,000,000(1兆3000億)と更に1桁水増し増えた。ちなみに、オフィシャルファンブック付属のドラマCDの第5話「ふしぎな時間旅行者」では、なんと13那由他(なゆた、1060)に達するのである。
第2幕・第1話ではIQ1400に下がり、第3話でIQ140,000(14万)、第4話でIQ1,400,000(140万)になったが、
第6話ではIQ14,000,000,000(140億)、第7話ではIQ14,000,000,000,000(14兆)、第8話ではIQ1400兆、第9話中では、IQ1400京(けい、1016)から1400垓(がい、1020)と天井知らずである。
第10話中に、IQ14恒河沙(ごうがしゃ、1052)からダメダメのトイズによってIQ14模糊(もこ、10-13、10兆分の1)と急落、
第11話では前回に引き続きダメダメのトイズのせいでIQ140虚空(こくう、10-20、1垓分の1)へさらに下降、その後IQ140阿僧祇(あそうぎ、1056)まで一気に上昇、
第12話では140,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000(1400無量大数、むりょうたいすう、1068)に大きくインフレし、サマースペシャル時のIQをあっさり超えてしまっている。記事書くの大変だよこころちゃん
なお「ミルキィホームズTD」の第2話によると、IQは1600までデノミされたようである。
IQ自慢とセットで「美少女」であることを主張してる点もお忘れなく。
何よりも視聴者を驚かせたのは、アニメ4話における小衣のギャグ、通称「空気嫁」である。詳細については空気嫁に関する考察を参照されたし。
同話で登場したアイリーン・ドアラー(6~7歳)に非常に気に入られており、2回(サマースペシャルで更に1回)に渡って拉致されている。帰還までの間ナニをされたのか分からないが、こころちゃんにとっては重度のトラウマと化している模様。
……って、こころちゃん言うなー!
空気嫁に関する考察
「空気嫁」は、アニメ版第4話にて小衣によって行われたギャグである。
ギャグが行われた経緯としては、ヨコハマ赤レンガ小学校2年生でヨコハマ大樹海において遭難していたアイリーン・ドアラーが同樹海に入り込んだ動機として語った、「父親の経営する会社が倒産寸前である」という内容に対し、シャロが言った「父さんだけに倒産」という典型的なギャグに対し「幼稚園生をイメージさせるスモックを着用し、楽しそうにすべり台をすべり、すべり終わった際に満面の笑みで「空気読め」と言う」という一連のシーンを示した。
これに関しては小衣のシャロに対する以下に挙げられる提示が考えられる。
- 幼稚園生のスモック - 幼稚なギャグ(そもそも、一連の動作の滑稽さ自体がこのことを意味していると考えることもできる)
- すべり台をすべる - ギャグがすべった
- 満面の笑みで空気読め - アイリーンの父親の会社が倒産一歩手前という緊急事態にも関わらず、そのようなギャグを平然と言えるシャロに対するツッコミであり、また満面の笑みを見せることで、つまらないギャグに対するアイロニーを示している
また、このような滑稽な一連の動作を行うことで、ツッコミを行っているにも関わらず、視聴者に対して自らにツッコミを入れたくなるように仕向けた高度なギャグであると考えることもでき、また、あえて回りくどい手法でしらけたツッコミを行ったという点では、既存の空気をぶち壊しにすることにより視聴者に対して印象付けるという深い思惑を垣間見ることもできる。
関連動画
こころちゃん音MAD
関連静画
関連項目
総合 |
ミルキィホームズ |
Genius4 |
脚注
- *年齢については、twitterの「ミルキィホームズ公式アカウント」を参照。
- *NHKでかつて放送されていた人形劇「プリンプリン物語」に登場する敵キャラ『ルチ将軍』の名セリフ「知能ォ~指数ゥ~1300ッ!!」のオマージュである。第9話にて、ルチ将軍の特徴である後ろに長く伸びる禿た後頭部を持つ「ポポロくん人形」が登場した。
- *ちなみに、ギネスブックにて最も高いIQとして登録されている数値は228である。
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