星彩(セイサイ)とは、コーエーの真・三國無双シリーズに登場する女性プレイヤーキャラクターである。
概要
張飛の娘。
劉備軍の名だたる武将に囲まれて育ち、自らも戦場に立つことを選んだ。劉備の嫡子・劉禅を守る使命のもと、蜀漢の未来のために戦う。
真・三國無双4で初登場。「月英(諸葛亮の嫁)」に続く蜀軍二人目の女性武将である。続く真・三國無双5には登場せず、雀・三國無双や無双OROCHIシリーズに登場していたが、真・三國無双6から復帰。
脳筋な愛すべき馬鹿である父とは対照的に、冷静で聡明な少女。趙雲を師匠として教えを受けた武術や兵法に才覚を表わし、父達の悲願達成の為に戦場を駆ける事を選んだ。元ネタの人物の事もあり、蜀の二代目皇帝・劉禅を守ることを己の使命として付き従う姿が描写された。関羽の養子「関平」とは幼馴染の間柄で、異性として意識している事を匂わせる事もある。
真・三國無双4では叉+盾を使った固有アクションとなっている。通常攻撃が槍を横薙ぎにする範囲の広い攻撃から始まるものの、途中で突きにかわって外れやすくなる他、攻撃中に敵をひるませることが出来ない等クセの強い部分があるものの、全方位に攻撃するC1やハイパーアーマー化して全方位に攻撃するC3等の優秀な技も持っている。なお、真・三國無双6では固有武器が剣+盾になった。
元ネタ
モデルになった人物は劉禅の妃となった張飛の娘達で、母親は張飛のロリコンネタの元となった夏侯淵の姪(夏侯覇の従妹)である。
張飛の娘は二人おり、姉が先に劉禅の妃となったが若くして死亡した為、妹が妃となった。
二人に関する史書の記述は少なく、本名も生年も不明。当たり前だが姉妹どちらも戦場に立った事は無い。
星彩は九割五分以上コーエーの創作でできたキャラクターと言えるだろう。
現在、一般的には、姉は「敬哀皇后」、妹は「張皇后」と呼ばれることが多い。
なお「敬哀皇后」とは死後におくられた諡号である。妹は存命中に蜀が滅亡し皇后でなくなったので諡が無い。
※姉も生前は「張皇后」と呼ばれていたと推測できる。
姉(敬哀皇后)
221年に劉備が蜀漢の皇帝に即位した際に、劉禅の妃として宮中に入り、劉禅の即位と共に皇后となった。
しかし237年に若くして亡くなったと記されている。(ただし生年不明なの詳しい享年は不明。)
ただし若死にとは言っても、五丈原の戦いの3年後の話である。
よって大抵の三国志作品では、殆どの場面で存命ということになる。
「三国志演義」では、劉禅即位時17歳となっている。よって207年出生という設定のようである。
しかし逆に死亡シーンがカットされているため、何時まで生きてたのか妹はどうなったのかその辺は不明。
仮に史実通りに亡くなったとすると30歳没。
妹(張皇后)
姉が亡くなった折、子供がいないうちに妻が死んでしまった場合は、妹を輿入れする当時の慣例に従って宮中に入った。
その後、蜀漢が滅亡して劉禅が洛陽に移されると、張皇后も洛陽に移り住んだが、その後について記載は無い。
基本的に諸葛亮没後時代の人、かつ史料の少なさゆえ相当なマイナーキャラ。
「三国志演義」でも出番はほぼ皆無。
星彩は姉妹どちらなのか?
公式が明言していない以上断定はできないが、
・作中では基本的に独身である
・蜀滅亡時も生きており、長生き
となると妹≒星彩とみなすのが妥当だろうか。逆に姉だとみなさなければならない設定は特にない。
ただし今のところ、星彩でGoogle検索すると敬哀皇后の記事が先に出てくるようだが…
余談
三國志シリーズでは(無双シリーズとは逆に?)今のところ姉の方しか登場しない。名前は「張氏」表記。
ただし11の張氏は星彩を元にしたかのような親愛武将の設定がなされていたりするが。
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