星誕期とは、DDTプロレスリングに所属する元十両のプロレスラーである。
アルゼンチン出身で、2000年に日本に帰化。旧名はイマチ・マルセロ・サロモン、現在の名前は星誕期偉真智。
ファンや関係者からは「誕期(タンゴ)さん」と呼ばれているが、一部の関係者は「偉真智(イマチ)さん」とも呼ぶ。
概要
1987年に、アルゼンチン人初の力士として初土俵を踏む。1992年には南米出身力士として初めて十両に昇進するも定着できず、幕下や三段目で長く苦しむ。その後、1998年の長野オリンピックでアルゼンチン選手団を先導したのがきっかけになったのか、この年の9月場所からは十両に定着するようになる。
一度は番付が、幕内を狙える位置まで出世したが、2000年の7月場所で15戦全敗という不名誉な記録を残してしまう。その後、幕下に転落しても相撲を続けていたが、三段目に転落した2004年1月場所で引退。通算成績は430勝388敗11休。最高位は西十両3枚目だった。
引退後は飲食店を出したり、タレント活動をしてきたが、2006年にプロレス入りを表明してDDTプロレスリングでデビュー。最初はフリーランスだったが、2009年からは正式な所属レスラーとなる。
タイトル戦線とはあまり縁のない試合が中心だが、旧ハードヒットなどでは元関取ならではのパワーと突進力を見せた。
2010年にはユニオンプレスで、自らの希望で木高イサミと有刺鉄線デスマッチも行った。
また、この年にはヤゴウ公国の手によって、ビグザムを思わせる「モビルアーマー・ホシタンゴ」にも変身。両国国技館大会でヤゴウ公国が敗れるまで、重モビルアーマーならではの破壊力をみせた。
2012年からは、プライベートでも仲のいいマサ高梨、佐々木大輔と「ファミリア」というチームを結成。日本武道館でアントーニオ本多、ヤス・ウラノ、火野裕士ら「Crying Wolf」とサッカーマッチで対決した。
2012年下半期のユニット再編成では、アントーニオ本多、佐々木大輔、火野裕士とともにユニット「モンスターアーミー」を結成。イマチ大佐を名乗るようになる。
所属ユニット
ここでは3人以上で構成される、DDTプロレスリング内ユニットについて記す
得意技
エピソード
- 力士時代で一番心に残った取り組みは、2000年7月場所で行われた寺尾との一戦。
- 映画「HERO」でスペイン語の指導をしていた。
- DDT以外でも、相撲絡みの試合でアドバイザー的な役割を果たしている。
- 十両に昇進できずに相撲を引退した、鷲関こと大鷲透にとっては尊敬すべき大先輩である。
- 闘うビアガーデンでは、サンドマン風のタンゴマンとして缶ビール片手に酒豪ぶりを発揮する。
- 入場曲は吉川晃司の「パンドーラ」。吉川とは昔からの友人関係らしい。
関連動画
関連項目
外部リンク
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